日本で子どもを対象に接種が始まった「鼻にスプレーするインフルエンザワクチン」の添付文書を読んでみる
2024年10月15日(火)
https://earthreview.net/flumist-is-coming/
この製品は、フルミスト点鼻液というもののようで、
こちらに添付文書がありますが、
これもまた、どうも「リスキー」でして、
「そこまでリスクを背負って接種する(させる)意味があるのか?」
と思わざるを得ない面もないではないです。
添付文書の冒頭は、以下のようになっていまして、
「劇薬」の文字が見えます。
最も感銘を受けたのは、冒頭に示しました以下の部分ですね。
この文言は「妊婦と授乳中の人」に言及している部分にも出てきます。
「その他の注意」には以下のような記述もあります。
副作用(副反応)は、どの程度で発現するかというと、
以下のように記されています。国内の臨床試験の結果です。
つまり、7割近くに副反応が出るということになります。
すごいのは、NHK の報道に、副反応として、
> まれにインフルエンザで発熱する人もいたということです。
とあり、「予防とは何か」ということについての形而上的な現象も
たまにあるようです。
そして、先ほどの記述にありますように、大変に低い割合ながら、
まれに、ベル麻痺や脳炎やギラン・バレー症候群の報告があったと。
さて、これだけのリスクを乗り越えて接種するわけですから、
相当予防効果の高いものだと思われますが、
それについては以下の通りです。
インフルエンザを発症するリスクが「 28.8%減少した」と。
インフルエンザワクチンには
常に抗原原罪の問題がつきまとっているために、
基本的に無効性が強いということを別にしても、
なんかもう、素直にインフルエンザにかかったほうが、
はるかに安全な気もするわけですが、
ニュースでは、すでに子どもたちに打たせている親御さんなどがいるわけで、その親たちは、こういうホラーのような添付文書とかを
読んでいるのでしょうかね。
くどいようですが、
季節性インフルエンザなんてのは、普通にかかって、
タミフル等を使わずに自然に治るのが最も強力な免疫を獲得する方法で、
それ以外はないはずです。
いずれにしても、水平感染が公に記されている、
このようなワクチンの接種が今後も進めば、
今年のインフルエンザの流行はかなりのものになるのかもしれません。
しかも、今の日本は免疫の状態が弱い人たちが多いと見られますので、
なかなか厳しい秋冬となりそうです。