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サウジアラビアがシリア外相を迎え入れると、D.C.シンクタンクは怒りに震える

THURSDAY, APR 13, 2023 - 11:40 AM 

https://www.zerohedge.com/geopolitical/dc-think-tanks-seething-anger-saudis-welcome-syrian-foreign-minister

サウジアラビアのワリード・エル・ケレイジ外務副大臣は、
水曜日にジッダでシリアのファイサル・メクダッド外務大臣を迎えた

将来のアサド訪問と関係正常化の前触れとの見方が強い中、
シリアのファイサル・メクダッド外相がサウジアラビアに到着し、
2011年以来初めてシリアの外相が同国を訪問しました。

バッシャール・アル・アサドを追放するための体制転換の一環として、
米国、NATO、湾岸諸国が多額の資金を提供した10年以上にわたる
シリア戦争では、サウジのみならず湾岸諸国の大半が正式に関係を断ち、
大使館をシャットアウトした。

シリアのトップ外交官は、
ワシントンの徹底的な制裁下にある国を代表して、
サウジの外相であるファイサル・ビン・ファルハン王子に招待された。
これは、王国の側からのもう一つの反抗行為であり、別の言い方をすれば、ワシントン、特にタカ派の国家安全保障国家とその識者の顔への
ちょっとした平手打ちである。

サウジアラビア外務省の声明によれば、2人の高官は
「シリアの統一、安全、安定を維持するシリア危機の政治的解決に向けた
取り組みについて会談した」という。

さらに、「シリア難民の祖国への帰還を促進し、シリアの被災地への人道的アクセスを確保すること」についても協議したと、
声明はさらに述べています。

シリアは10年以上前に、米国が資金提供した蜂起と
代理戦争に対する弾圧による広範な人権侵害の疑いで追放された後、
まもなくアラブ連盟に復帰する見込みであるとの報道がある中、
今回の発表となりました。
また、この追放は、米国と西側同盟国の圧力によるものでした。

さらに、今回の関係正常化は、中国が仲介した
サウジアラビアとイランの和平交渉の延長線上にあることは間違いない。
シリアはレバントにおけるイランの最も近い同盟国であり、
レバノンのヒズボラへの支援の拠点でもある。

サウジアラビアやカタールなどの湾岸君主国から多額の資金提供を
受けている中東研究所(MEI)などのワシントンDCを拠点とする
シンクタンクは、こうした動きを快く思っていません。

シンクタンクは、
ダマスカスでの政権交代という米国のレトリックを長年煽り、
シリアのアルカイダやその他の聖戦士のようなグループを、
住民に対して恐ろしい戦争犯罪を犯しながらも、
単なる「穏健な反政府勢力」として紹介し、
白日の下に晒す重要な役割を担っている。

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