よくアメリカは政治が2極化して、極右が台頭などとよく言われますが 実はアメリカを2極化させているのは、民主党支持のリベラルの極左化です
2024年11月29日(金)
よくアメリカは政治が2極化して、極右が台頭などとよく言われますが
実はアメリカを2極化させているのは、
民主党支持のリベラルの極左化です。
民主党の政治エリートや影響力のある人達の持つ考えは
アメリカの有権者全体と比べ、かなり左向きの傾向があります。
多くの社会的問題に対して、
民主党支持の人達が持つ考えは 2012年以降、
かなり左の方に極端化していきました。
リベラル(プログレッシブ)がどれだけ左に極端化しているかというと
黒人やヒスパニック系よりも
人種差別を深刻な問題(左下)
頑張って働いても成功しない(右上)
国境の警備も取り締まりもいらない(右下) と考えている。
なぜ、民主党リベラルはこんなに極左化したのか?
それは2012年以降、メディアが人種差別、性差別、
LGBTなど国民の分断を煽るプロパガンダを流し始めたから。
以下はそうした問題に関する言葉が
ニューヨークタイムズとワシントンポストの記事に出てくる割合。
2012年以降、他のメディアでも同じような傾向が見られます。
そしてこうしたメディア、
特にリベラル系メディアを読む人、
見る人は 毎日のように感情を揺さぶられ、
気づくと自分たちの考えが
一般的アメリカ人から見て、
極左化していることにさえ気づきません。
これが私を含め、
元々真ん中の少し左あたりにいた人達の多くが
民主党支持から共和党支持に乗り換えた理由です。
そしてメディアはこういう人達、
コントロールできない人達を極右というレッテルを貼ります。
なぜメディアは2012年以降、
人種差別、性差別、LGBTなどを問題として煽り始めたのか?
それは、アメリカ国民の怒りと注意が
ウォールストリートやエリートに向かわないようにするため。
2011年、アメリカではOccupy Wall Streetという、
国民の税金で救済される金融機関に対するプロテストとして、
ウォールストリートでの座り込み運動がありました。
しかし、その年の終わりには
この運動は強制的にシャットダウンされることになります。
翌年2012年に大統領選挙がありますが、
その前の4年間で何の成果も残せなかったオバマ大統領は
人種差別などの社会問題を掲げて再選しました。
これで、
民主党 -> リベラル系メディア -> 民主党支持の極左化
というモデル(仕組み)が出来上がり、
それはその後の2016年トランプ再選以降も機能し続けました。
しかし、このモデルが崩れたのが今年の選挙でした。
リベラル系メディアの信用は崩壊し、
国民の大半は耳を貸さなくなってしまったのです。
一刻も早く民主党支持の人達が
この10年にわたる洗脳から解放され、
アメリカが正常化するのを願います。
今回の話は、こちらのビデオで詳しく解説しています。
ぜひ、ご視聴ください! 以上。