見出し画像

アメリカ食品医薬品局(FDA)の文書に明言されている「シェディング」の概念

2024年2月19日 
https://earthreview.net/shedding-is-real-fda-document/

FDAの文書「ウイルスまたは細菌ベースの遺伝子治療および…
シェディング研究の設計と分析」表紙

fda.gov
https://www.fda.gov/media/89036/download

FDAの文書

シェディングというのは、
たとえばワクチンなら、
そのワクチンに含まれているウイルスなどさまざまな成分が
「接種していない人に伝播する」ことを示します。

コロナワクチンの場合でしたら、
その mRNA や、あるいは、
そこから生産されるスパイクタンパク質も含まれるかもしれません。

このシェディングについては、
否定する意見なども多いのが現状ですが、
基本的には「存在する現象」です。

昨年 5月には、米コロラド大学医学部による研究で、
シェディングによる感染が確認されています。

以下の論文です。

(論文) SARS-CoV-2 特異的体液性免疫のエアロゾル感染の証拠
Evidence for Aerosol Transfer of SARS-CoV-2–Specific Humoral Immunity

というより、今回ご紹介する記事にもありますが、
ワクチンなどの製品の臨床試験書や動態試験書などに、
それは示されています。

冒頭に載せましたのは、
アメリカ食品医薬品局(FDA)が、
2015年にリリースした文書の表紙です。
19ページすべてがシェディングについて書かれてある文書です。

シェディングの定義は以下のように書かれてあります。

2015年のFDA文書より

「シェディング」という用語は、
次のうちの 1つ、またはすべてを通じて
患者から、分泌物(尿、唾液、鼻咽頭液など)、
または皮膚(膿疱、ただれ、傷)を介して
VBGT (※ ウイルスまたは細菌ベースの遺伝子治療製品)
または腫瘍溶解性産物が放出されることを意味する。

シェディングにより、
治療を受けた人から未治療の人への
VBGT または腫瘍溶解性産物の伝播の可能性が高まる。

FDA

ともかく、こういうメカニズムを FDA は完全に知っていたようです
(エポックタイムズのコメント要請に対して FDA は、
「コロナワクチンは、遺伝子治療ではないので、
シェディングにはは該当しない」と述べていますが)。

そして、今後展開される自己増殖ワクチンなどの場合、
「シェディング + 自己増殖 RNA」という
パワフルな社会的伝播を見せそうで、
ゾクゾクするものがあります。

FDA の文書を取り上げていた記事をご紹介します。
記事では、二次シェディングの可能性についてもふれられています。

COVIDワクチンのシェディングは「リアル」。FDAとファイザーの文書が証拠を示す

COVID Vaccine Shedding Is ‘Real,’ FDA and Pfizer Documents Are Proof: Clinicians
Epoch Times 2024/02/16

FDAによると、すべての遺伝子治療製品にはシェディングのリスクがある。

COVID ワクチンのシェディングに関する話題は
長らく物議を醸してきたが、
今、一部の医師たちはそれが現実であると主張している。

ピエール・コリー  Pierre Kory
ウィスコンシン大学・医科/公衆衛生科大学院
(University of Wisconsin School of Medicine and Public Health)・準教授
「新型コロナ救命治療最前線同盟」
(FLCCC: Front Line COVID-19 Critical Care Alliance)代表
イベルメクチン推進派医師

ピエール・コリー博士は、
2月上旬にアリゾナ州フェニックスで開かれた
最前線の COVID 救命救急同盟(FLCCC)会議で、
「残念ながら、シェディングは現実のものです」とし、
そして、「 FDA はそれを知っています」と述べた。

コリー博士は、
COVID-19 、長期のコロナ後遺症、
ワクチン接種後症候群の治療のために医師たちによって設立された
非営利擁護団体である FLCCC の共同創設者だ。
彼はリーディング・エッジ・クリニックの共同創設者でもあり、
これまでに 1000人を超える COVID 患者や
ワクチン接種後の患者を治療してきた。

ファクトチェッカーは
定義に基づいてシェディングをほぼ否定している。
一般的に引用される定義は、
アメリカ疾病予防管理センター (CDC) のウェブサイトによるもので、
シェディングとは、
生ワクチンからのウイルス、細菌、およびその成分の放出
と定義されている。

mRNA ワクチンとアデノウイルスワクチン
(※ アストラゼネカのコロナワクチンなど)は
生ワクチンではないが、遺伝子治療製品と同様に機能する。

FDAによると、
すべての遺伝子治療製品にはシェディングのリスクがある。

FDA文書

ウイルスまたは細菌ベースの遺伝子治療および腫瘍溶解性製品のための放出研究の設計と分析」と題された 2015年の文書で、
FDAはシェデングを「ウイルスまたは細菌ベースの遺伝子治療製品で
治療を受けている患者から、分泌物(尿、唾液、鼻咽頭液など)、
または皮膚(膿疱、ただれ、傷)を介して放出されることを意味する」
としている。

同じ文書の中で、
FDA は遺伝子治療製品とは何かについても以下のように説明している。
「移入された遺伝物質の転写および/または翻訳によってその効果を媒介するすべての製品」

COVID-19 mRNA ワクチンとアデノウイルスワクチンは、
このカテゴリーに分類される。
これらのワクチンは、体が mRNA 遺伝情報を
スパイクタンパク質に翻訳するように誘導することによって、
その効果を仲介する。

シェディングが知られている遺伝子治療製品には、
ルクスターナ (Luxturna) という
ブランドの眼科治療薬などがある。
ルクスターナは、
アデノウイルスキャリアを使用して、
目のタンパク質 DNA を患者の網膜細胞に送達する。

(※ コメント / このルクスターナというのは、
日本でも承認されている目薬ですが、
何と薬価が 1回4960万円。
「両目で1億円」と朝日新聞が報じていました)

製品の添付文書によると、
ルクスターナ・アデノウイルスと
その DNA が患者の涙から検出されたという。

同様に、mRNAワクチンとアデノウイルス COVID ワクチンは、
ワクチン接種を受けた患者にスパイクタンパク質や
他のワクチン成分を放出させる可能性がある
とコリー博士は説明した。

たとえば、ワクチン接種を受けた母親の母乳からは
COVID-19 のmRNAが検出されており、
乳児がワクチンに曝露された可能性がある
ことが示されている。

別の研究では、
COVID-19 ワクチン接種の産物であるスパイクタンパク質が
ワクチン接種を受けた人の血液中に
少なくとも半年は持続することが示されており、
スパイクタンパク質の持続期間が長いことを示している。

しかし、FDA は、
この 2015年の文書が
COVID mRNAワクチンに適用されることを否定した。

「 COVID ワクチンは
FDA によって遺伝子治療製品として規制されていない。
したがって、引用されたガイダンス文書は
COVID ワクチンには適用されない」
と FDA の広報担当者は私たちに語った。

ファイザーの調査官、「環境」ワクチン暴露を報告するよう指示

コリー博士は、
ファイザーの文書には別の証拠が存在すると付け加えた。

ファイザーの COVID mRNAワクチンプロトコルでは、
治験参加者が吸入や皮膚接触を通じて
周囲の人々をワクチンに曝露した場合、
同社は「環境曝露」を報告するよう研究者に指示している。

このプロトコルは、
コリー博士とそのクリニックの共同創設者である
スコット・マーズランド氏が
二次シェディング」と呼ぶものにも踏み込んでいる。
これは、ワクチンに環境曝露した人が
別の人に曝露した場合に起こる。

ファイザーは、
妊娠中または授乳中の間接的な曝露または
乳児への曝露の結果として発生した数百件の有害事象を文書化している。

この文書には、
COVID mRNAブースターによる
「間接曝露」を受けた乳児の有害事象
22例が列挙されており、直接ワクチン接種以外の曝露が示唆されている。

患者からの証言

コリー博士とマーズランド氏によると、
ワクチン曝露の影響を受ける可能性のある患者は、
過敏症や慢性疾患の病歴を持つ患者である傾向がある
という。

また、医薬品に関して悪い経験をする傾向があり、
新型コロナウイルス感染症やワクチンによって
慢性的に衰弱する可能性が高くなる。

コリー博士は、800件を超える事例報告をまとめた結果、
症状の明確なパターンが観察されと述べた。

通常、スーパーマーケットや混雑した場所に行くときに
症状が繰り返し現れるなど、
症状の発現は反復可能かつ予測可能だ。

コリー博士は、
食料品店に行くことに耐えられない患者の例を挙げた。

患者はコリー医師に、
「私はもう食料品店に行くことはできない」と語った。
ある食料品店に入って 5分以内に、
彼は「とてもひどい気分」になり、
店を出なければならなくなった。
彼は混雑したファーマーズマーケットに行ったときにも
同じ嫌悪感を感じた。

FLCCCのイベントで、
マーズランド氏はシェディングが関与していると思われる
いくつかの事例も共有した。

あるケースでは、
以前に COVID ワクチン接種後に症状に苦しんでいた 54歳の男性が、
ブースター接種を受けた友人と会っていた。

彼らは互いに近くに座って、話したり笑ったりしていた。
「一緒に過ごしてから数時間以内に、
男性は、頭痛、筋肉痛、関節痛を感じ、疲労感が増しました」
とマーズランド氏は述べた。

彼は、混雑した空港に行くと気分が悪くなった。

彼は家に戻り、配偶者と性的接触をした。
数分以内に、配偶者は激しい腹痛を発症した。
(※ コメント / これが二次シェディングだと思われます)

2人は痛みがシェディングによるものだと確信し、
スパイクタンパク質に結合してブロックすることで知られる
イベルメクチンを服用した。
約 30分以内に配偶者の腹痛は治まった

「それは一時的な関連と症状の蓄積です」と
マースランド氏は推論した。

長期間にわたる新型コロナウイルス感染症や
ワクチン接種後症候群を治療している他の複数の医師たちも、
シェディングの疑いのある症例を報告している。

いいなと思ったら応援しよう!