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7/31 需給相場

「相場は需給がすべて」と言う。
買いが多ければ、株価は上がり、
売りが多ければ、株価は下がる。
これは理解出来る。

信用売り残が多いと、それを燃料に踏み上げの期待から上昇するという
解説をする人間も多くいる。
信用買い残が減らないので、株が上がらない。
また、株価が下がったのは信用買い残が減らないからだと言う人間も多い。

トンピンフォロワーに圧倒的に多い。
もうカルト集団のようで気味が悪いぐらいである。

何か他力本願極まる感じがする。
こういう他力本願的人間は、
決して、予測上値・予測下値は言わない。
分からないのである。

ダウ理論もグランビルの法則も、
売買ポイントは分からないとハッキリと解説している。
目標株価の計算式を言っているのは、一目均衡表だけである。

1514住石と5246エレメンツの相場論議で、
信用需給の状況を非常に納得のいく解説をする人がいた。
その解説に多くの同調者がおり、
その解説を聞いて買っている人も多かったようだった。
わしも成る程と思ったぐらいの相場感であった。

決して買い煽るような人ではではなく、
慣れたトレーダーという感じだった。
結果的に含み損益を抱える人が増えたことは間違いなかった。
本人も予測上値で利食った感じはしなかった。

不思議に感じたのは、出口戦略は決して言わなかった。
目標株価が分からないので言えなかったのかもしれない。
よく使っていた言葉は、「火柱」である。
つまり「長陽線」のことだろう。

最終的にどうなったかと言うと、1514住石と5246エレメンツとも、
日足・週足予測上値を到達して利食いと新規空売りで暴落した。
上昇も下落も5日線に沿って上昇・下落している。
「株価は5日線割れるまで上昇し、5日線超えるまで下落する。」
株価の原理原則である。

現在、その解説者は、ドル高円安に向かうという見解を展開している。
国際政治学と経済理論から言えば、ドル安円高に必ず向かうはずである。

1514住石 日足
5246エレメンツ 日足

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