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マスク氏、トランプ大統領のウクライナ和平案に頷き「戦争屋はもう終わりだ」と発言
2024年11月10日(日)
今週の『ウォールストリート・ジャーナル』紙は、
ドナルド・トランプ次期大統領が、
ホワイトハウス入りと同時に
ウクライナ戦争を即座に終結させるという選挙公約に関連し、
アドバイザーから競合するさまざまな提案を提示されていると報じた。
トランプ次期大統領はまだ具体的な案を承認しておらず、
政権の安全保障と外交政策のポストを誰が務めるかにも
大きく左右されると報じられているが、
はっきりしているのは、ゼレンスキー政権が
モスクワとの交渉のテーブルに即座に着かなければならない
というプレッシャーを感じているということだ。
WSJが明らかにしたところによると、
現在検討されている選択肢はすべて、
戦争を「凍結」させるというもので、
キエフが落胆しているのは、
「ロシアによるウクライナの約20%の掌握を強固にする」一方で、
ウクライナがNATO加盟を目指すのを20年間停止させるというものだ。
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トランプ氏のチーム内で最も注目されているとされるこの計画によれば、
東部の前線は「基本的に固定」さ れ、
この凍結は800マイルの非武装地帯に沿って
ヨーロッパの平和維持軍によって実施されることになる。
トランプ次期大統領は、
この緩衝地帯を取り締まるためにアメリカ軍が派遣されることはなく、
ヨーロッパがその負担を負うことになると、
トランプ関係者はWSJに語っている:
誰がその領域を取り締まるのかはまだ不明だが、
あるアドバイザーによれば、平和維持軍にはアメリカ軍は関与しないし、
国連のようなアメリカが資金を提供する国際機関からも
派遣されないという。
「われわれは訓練やその他の支援を行うことはできるが、
銃口はヨーロッパになる」とトランプ大統領のチームメンバーは語った。「ウクライナの平和を守るためにアメリカの男女を派遣するわけではない。そのために金を払うわけでもない。
ポーランド人、ドイツ人、イギリス人、フランス人にやってもらおう」。
この計画が実際にトランプによって検討され、
支持されている度合いは不明だ。
ウクライナは、自国の合法的な主権領土の大部分を
放棄させられることに反対するだろう。
「ウクライナに関するトランプ大統領の計画について、
異なる見解やより詳細な情報を持っていると主張する者は、
たとえトランプ大統領の側近であろうと、
単に自分が何を話しているのか分かっていないか、
あるいは、彼が国家安全保障問題、
特に今回のような中心的な問題に関して、
その場その場で何度も独自の判断を下していることを
理解していないだけだ」と、
トランプ大統領の元国家安全保障会議補佐官は重要な注意事項として
WSJに語った。
しかし、イーロン・マスクは、
今週トランプに招待されてウクライナのゼレンスキー大統領との
電話会談に参加し、上記の和平案が検討されている
リストのトップである可能性が高いことを示唆している。
「無意味な殺戮はもうすぐ終わる。
「トランプ大統領のウクライナ案 "について書いた
Xのコメンテーター、マリオ・ナウファルに直接答える形で、
マスクはXに投稿した。
ナウファルは、
マスクの注意を引いた最初の投稿で、
トランプが
「ロシアとウクライナの間に800マイルの非武装地帯を計画し、
イギリスとヨーロッパの軍隊が
その地域をパトロールすると伝えられている」と書いた。
「この提案では、ロシアは領土を維持し、
ウクライナは20年間NATOに加盟しないことに同意する」
とナウファルの投稿は付け加えた。
🚨TRUMP’S PLAN: EUROPEAN TROOPS TO ENFORCE BUFFER ZONE BETWEEN RUSSIA AND UKRAINE
— Mario Nawfal (@MarioNawfal) November 8, 2024
Trump reportedly plans an 800-mile demilitarized zone between Russia and Ukraine, with British and European troops patrolling the area. Under the proposal, Russia would retain its territorial… pic.twitter.com/irWY0tPakw
この計画でもうひとつ物議を醸すのは、
ワシントンがウクライナに武器を大量に供給し続ける一方で、
NATOに関しては『中立』を宣言することだ。
J.D.バンスは以前、将来の和平プロセスの一環として、
ウクライナを
「ロシアが再び侵攻してこないように厳重に要塞化する」ことを
求めていた。
しかし、プーチンの戦争遂行の目的がまさに
ウクライナの「非武装化」であり、
旧ソ連の衛星国へのNATOインフラの進出を食い止めることである
と公言していることから、
これはおそらくクレムリンから特に反対されるだろう。
プーチンは、
西側諸国が今後何年もウクライナを武装させ続けることは、
将来、東ヨーロッパで再び大規模な衝突や戦争が起こることを
お膳立てするだけだと認識するかもしれない。