ロシアがポクロフスクを占領すれば、ウクライナ東部の残りは陥落する

2024年09月12日(木)
https://www.zerohedge.com/geopolitical/if-russia-takes-pokrovsk-rest-eastern-ukraine-will-fall

ウクライナ戦線の残忍な「肉挽き器」によって、
ロシアの軍事力が粉砕されたと主張する欧米マスコミの何ヶ月にもわたる
プロパガンダの後、クレムリンは実際には、
かつてないほど多くの兵士と砲兵で攻勢を加速させているように見える。
そして、彼らは、重要な都市ポクロフスクで成功すれば、
ドンバスの全てと東ウクライナの大部分を奪取する態勢を整えている。

戦争の大部分で、
ポクロフスクはウクライナ東部防衛線の兵站ハブおよび後方作戦基地として機能してきた。
鉄道の主要なジャンクションと、
ウクライナで4番目に大きい都市であるドニプロへの高速道路の両方に
またがっています。
同市の防御陣地は、
ロシアがこの地域の大部分にアクセスする際の最後の障害となっている。
ポクロフスクが陥落すれば、
ロシア軍は国の北部と南部に塹壕を掘った部隊を簡単に
側面攻撃できるようになる。

ポクロフスクを出入りする主要鉄道と高速道路の路線がなくなると、
ドンバス川を渡るウクライナ軍部隊の資源が削減され、
物資が尽きる前に撤退を余儀なくされる可能性がある。
これは、ロシア軍が東部の戦線全体に対して即時かつ
全面的に前進することを意味する。
プーチンがそこからどこへ向かうのかは言い難いが、
今回は消耗戦術を使った西ウクライナへの再作戦は
考えられないわけではない。

興味深いことに、ポクロフスクは、
すぐには明らかではない別の理由で価値があります:
それは低地の国の高地として機能し、
高地は信号が遠くまで移動し、
電子干渉で妨害されにくいため、
ドローンのより効果的な使用を可能にします。

キエフ・インディペンデント』紙でさえ、
ポクロフスクの陥落が
ウクライナの全体的な戦況に影響を与えることはないとしながらも、
状況を憂慮する分析を掲載している。
ある軍事アナリストの言葉を引用して、こう認めている：

「ロシア軍が前進すればするほど、前線全体の動きが制限され、
ウクライナ軍が封じ込めるにはより多くの資源が必要になる。
「ウクライナが人員と弾薬の不足に対処できるかどうかが
ポクロフスクの運命を左右する。
ポクロフスクを失うことは、
ウクライナにとって兵站上の打撃となり、
ドンバスの他の都市の防衛を脅かすことになる。

彼らはまた、
ロシアにドンバスでの活動を減速させるために
クルスク攻勢を利用するというゼレンスキーの計画が失敗したことも
認めている。
クルスクが封じ込められた後、
ロシアは東部でより多くの地盤を獲得している：

「大統領の主張とは裏腹に、
ウクライナ軍総司令官オレクサンドル・シルスキーは、
3万人以上のロシア兵が他の戦線から
クルスク州に移送されたにもかかわらず、
ロシアはポクロフスク方面で「戦力を増強しているだけだ」と認めた。

DeepL.com（無料版）で翻訳しました。

極左報道機関のCNNは、意外にも事態の悲惨さを認め、
ポクロフスク近郊で兵士の脱走問題が高まっていることを報じている：

「ロシアの2年半にわたる攻勢は、ウクライナの多くの部隊を壊滅させた。援軍はほとんどなく、一部の兵士は疲弊し、士気を失っている。
ポクロフスク近郊の歩兵部隊や東部前線の他の部隊は
特に悲惨な状況にある。

CNNは、この地域で戦っている、
あるいは最近まで戦っていた、
あるいは部隊を監督していた6人の指揮官や将校に話を聞いた。
6人全員が、
脱走や不服従が特に新兵の間で広く問題になっていると語った。

この論調は、
数カ月前のCNNの親ウクライナ的な囃し立てとは大違いである。
ウクライナは人手不足を補うために、
有罪判決を受けた犯罪者を徴兵し、
ポクロフスクの塹壕に入れている。