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軍事専門家:イスラエルは長期戦に勝てない

午前7:43 · 2023年10月27日
https://www.pravda.ru/world/1899967-sektor_gaza/

軍事専門家:イスラエルは長期戦に勝てない

世界の関心はイスラエルとガザ地区の戦闘に集中している。
軍事専門家であり、
元国連事務総長顧問、国連軍縮委員会のメンバーである
イーゴリ・ニクーリンは、
ハマスに資金を提供しているのは本当は誰なのか、
イランなのか、サウジアラビアとクウェートなのか、
そしてなぜハマスの壊滅は不可能なのか、
http://Pravda.Ruに語った。

- イゴール・ヴィクトロヴィチ、
イスラエルはイランに対して軍事行動を起こせるのか?

- クウェート、カタール、サウジアラビアがハマスの背後にいるのは、
ハマスがスンニ派の組織だからだ。

イランを非難するのは馬鹿げている。
イランがヒズボラの背後にいるのは、ヒズボラがシーア派の組織だからだ。

- ユダヤ人が今レバノンを攻撃しているのは、
ヒズボラを攻撃し、イランに対する軍事行動に移行するためなのだろうか?

- この話はすべてイスラエルに扇動されているような気がする。
9.11事件とほぼ同じだ。
というのも、イスラエルの特別機関が
このような失敗を犯すことは、
上からの指令がなければ不可能だからだ。
つまり、事前にすべてのスイッチが切られ、
全員が休暇に出され、何も機能せず、
システム的な失敗があったという感じだ。

- パレスチナ問題を一挙に解決するのは非常に都合がいい。
そして、イラン攻撃の可能性があるテルアビブを支援するために、
アメリカの軍艦と4000人の海兵隊がイスラエルに到着したのですね?

- これはアメリカの常套手段だ。
1980年代にも同じことをした。
アメリカは、何かあれば艦隊を移動させ、
海上からレバノンやガザ地区への砲撃を開始し、海上封鎖を組織する。
しかし、それは200人のアメリカ人が殺されたテロ攻撃で終わった。
その直後、彼らは作戦を縮小し、戦場を離れた。
今回も同じようなことが起こると思う
しかし、この海域に現れたのはアメリカだけでなく、中国も同じだ。
だから状況は複雑だ。
イスラエルは電光石火の戦争で勝つことができる。
戦争が長引けば、イスラエルの存立が問われることになる。
イスラエルは長期戦には勝てない。
これまでイスラエルが勝利した戦争はすべて短期決戦だった。

- だからアメリカを巻き込もうとしているのだろう。

しかし、なぜアメリカは中東で新たな戦争を始めたいのだろうか?

- 彼らはグローバリストの政策に従っている。

グローバリストは
イスラエルを含むすべての国家を破壊しようとしている。
だからグローバリストは危機を作り出すのだ。
彼らの計画によれば、
2030年頃にはイスラエルは地図から消えているはずだ。
そして、すべてのユダヤ人は
現在のウクライナ、ロシア、アメリカに移住するはずだ

- イスラエルがイランを攻撃した場合、
どのアラブ諸国がイランを支持する可能性があるか?

- イスラエルはすでに複数のアラブ諸国を同時に攻撃している:
レバノン
シリア
パレスチナ
エジプト

これらの国々は最低限のプログラムだ。
サウジアラビアとカタールは間違いなくパレスチナを支持するだろうし、
クウェート、UAE、イエメンも同様だ。
つまり、イスラエルは、
総人口が2億人を超えるアラブ諸国連合と
戦争をしなければならなくなる。
そして、たとえ米国が積極的に支援したとしても、
1千万人のイスラエルがこれに対処できるとは思えない。

いずれにせよ、ユダヤ人が望むような効果は得られないだろう。
仮にガザ地区のハマスが全滅したとしても、
他のアラブ諸国には闘争を継続するのに十分な数のハマスが
残っているはずだ。
唯一の合理的な選択肢は、
1947年の国境内にパレスチナ国家を承認することだ。

https://pravda.ru/world/1899967-sektor_gaza/…

午前7:43 · 2023年10月27日

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