「Re:Q OPEN 2021秋」参戦記
1年ぶりにクイズ大会に参加したので参戦記を書こうと思います。
今回参加したのは「Re:Q OPEN 2021秋」という「ここ数年クイズから離れた社会人向け」のクイズ大会です。
大会の詳細は下記をご覧ください。
http://reqquizopen.livedoor.blog/
さて、大会のコンセプトについても触れたいのですが、それはまた別記事で書こうと思います。今回は純粋なクイズのプレイングについての振り返りとなります。
1次予選:「1○1×」5セット
全員を2グループに分けて「1○1×」を繰り返す形式。各セットで早く抜けた方が多くポイントがもらえ、敗退、もしくは下位2名になるとポイントがもらえない。
全体で5回しか回答権がないので、誤答はかなり痛い。というわけで全体も押しが慎重になるはず・・・という甘い考えは通じず、次々と抜けていく参加者たち。この辺が最近の高速化についていけていないと感じました。結局1セット目は最後の一人で抜けてかろうじてポイントを獲得。
2セット目は運よく早い段階で分かる問題が来て、5抜け。良いポイントで押せたのでここで緊張が解れたかもしれません。
3セット目の正解は昔から何度も聞いた前振りで4抜け。ただし、1×の恐怖は付き纏うのでかなりゆっくり目に押したと思います。この辺りはELITE(実力制限なし)だともっと早く押されたのだろうと思います。
4セット目はここまでの問題傾向から、確定ポイント前にあたりをつけて良い反応ができ4抜け。抜け順としては前セットと同じですが手応えありでした。
最後の5セット目。ここまでの成績で上位組グループになっていたので抜け順には拘らずポイントを取ることを考えていました。そして1問目は前振りで(私は)聞いたことない功績が語られており、この時点で人物であることとどの分野の人かぐらいしか分かりませんでした。しかし後フリで突然キーワードが落ちてきました。そのキーワード単体では2択ですが、前振りで分野が分かっていたので確定。ここの反応はかなり良かったと思います。最終セットで望外の1抜けでした。
2次予選:「2連答勝ち抜け2×5休」2セット
連答しないと抜けられないが誤答罰も厳しい形式。ましてや上位グループでは誤答覚悟で押す必要があるだろうと考えていました。
そして1問目。何と一時期「狭いジャンルで問題を作る」をやっていた時に作ったジャンルの問題が出て正解。幸先が良いスタート。
ただ、ここですぐ頭を切り替えられなかったのが良くなかったです。実力的には他の参加者の方が上であり、このキツい形式で運よく○を積めたのならば、次は攻めた押しをすべきなのですが考える余裕がありませんでした。
問題の流れとしては1次予選5セット目と同じような、前振りはあまり分からないが人の分野は掴めるというもので、問題傾向からも「次にキーワードが来る」が分かったはずでした。なのでキーワードが聞こえ始める前に押すべきでしたがキーワードを待ってしまい押し負けました。チャンスはここしかなかったと思います。この後も得意ジャンルの問題で悪い誤答(※)をしてしまい流れを掴めませんでした。
(※少し話は逸れるが、伊沢拓司『クイズ思考の解体』p349からのシチュエーション的には戦略上押さざるを得ない状況であったが、答えた内容が悪い(外すにしても落ち着けばもっと当たる確率の高い回答が出来た)は「悪い誤答」に入るのだろうか。本人に反省の余地がある時点で良くない誤答であることは間違いない。)
B決勝:6○3×
ここまでの結果で中間グループの決勝進出となりました。普段5○3×でフリバをしているのでかなり近い感覚ではありましたが、周りの実力も高く自分が3○の時点でリーチ者が出ておりました。
ここからは自分の中では良いプレイングができたと思っています。確定ポイントが来るであろうところ、キーワードが落ちてきたところでボタンをつけることができました。結果的にどちらも誤答になってしまいましたが、シチュエーションと押しポイントとしては良い誤答だったと思います。
総括ですが、1年前にクイズを再開した直後に出た大会と比べて下記の成長していると思います。
・ポイントの見極めの勘がついた。
・「誤答を使いきる」ができた。
逆に現役の頃からのずっと課題ですが圧倒的に知識量が足りていないです。昔は結果に拘っていたこともありペーパーよりも早押しの方が得意なプレーヤーでしたが、今は拘りないのでちゃんと知識量を増やしていきたいですね。
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