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菊花賞予想 -キムテツの借りはキムテツで- 2024

現行の『前走勝ち馬から気になる馬を選択する』note馬券はこれがラスト。
最後に選んだのは牡馬クラシック最後の1冠、菊花賞です。

本命馬はタイトルで察していただければ…(後半でもちろん触れますが)
それでは予想の前提から触れていきましょう。


1 予想の前提2点

☆2024皐月賞 1-3着馬
1着 ジャスティンミラノ→中距離路線へ(後ケガ離脱)
2着 コスモキュランダ→ダービー6着
3着 ジャンタルマンタル→NHKマイルc勝ち馬

まず今年の皐月賞は1:57.1とかなりの高速決着。その中で3着と見せ場を作ったジャンタルマンタルが後にマイル戦線で活躍したように、あのレースはレース質がマイル寄りだった気がするのですよね…。

実際1着のジャスティンミラノは早々に天皇賞秋(2000m)への参戦を表明していましたし、2着コスモキュランダも次走ダービーでは着順を落としています。という訳でこのレースで上位だった馬は軽視したいところです。

☆秋トライアル2戦、古馬混合2勝c以上を勝っていた馬の出走
セントライト記念…0頭
神戸新聞杯…2頭
(参考:2023年は3頭/4頭)

続いて気になったのが秋トライアル2戦のレベル。おそらくこの2戦で春の実績馬が好走したことから、『春の実績馬>夏の上がり馬』の構図で見られがちですが…

今年の秋トライアルは実はこの『上がり馬』がやや不作。特にセントライト記念では古馬混合2勝c以上を勝った馬の出走が無かったのですよね。
対して今回の菊花賞は古馬混合2勝c以上を勝った馬が6頭も出走。勝負付けが済んでいない馬がこの中にいるのではないでしょうか。


2 キムテツの借りはキムテツで

さて、ここからは本命予定のヘデントールについて。まずこの馬は古馬混合3勝cの勝ち馬です。しかもこのときの2,3着馬はその後同級で好走しているのですが、その相手に0.6差をつける好内容でした。

父ルーラーシップは昨年重点を置いていた2000mG1の勝ち馬。去年も勝ち馬はこの傾向が継続(父ドゥラメンテ)していましたし、これはそのまま取り入れます。それから鞍上の戸崎Jですが、今年は関西遠征でも大阪杯2着や秋華賞3着,言われているほど悪くないと思うんですよね。
(むしろ東の有力厩舎が東のリーディングに依頼するのは自然な流れである気もします。)

そして何の因果か、厩舎は昨年本命だったノッキングポイントと同じキムテツ厩舎。2つの予想の前提から買いたいのは『夏の上がり馬』ですし、最後に借りは返してもらおうじゃないか…!
という訳で今回の菊花賞、本命はヘデントールです。

3 予想 菊花賞

◎16 ヘデントール
〇17 アドマイヤテラ
▲10 メイショウタバル
△4,7,12

〇アドマイヤテラもまた夏の上がり馬で、本来勝負付けは済んでいない一頭。鞍上が”菊花賞男”のレジェンドならルメールJからの代打でも全く不安はないでしょうし、父レイデオロも2000mG1の勝ち馬で条件クリアです。
▲春の実績馬からはメイショウタバルを選択します。脚質が脚質だけにピンパーですが、この馬に乗り慣れている浜中Jならペースコントロール出来る目があって良い気がします。父ゴールドシップも好感。
抑えは内枠を利するダービー馬4、京都で重賞勝ちのある7、本命馬と同様の3勝クラス勝ちを持つ12の3頭で。

馬券は◎の単勝と◎-〇▲の馬連/◎→△の馬単
◎-〇▲-印の三連複と◎→〇→▲△の三連単も抑えます。

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