Z/X -Zillions of enemy X- 名簿 緑の世界Ⅰ
下記グループに縁のある個別重要人物
紅姫
大樹ユグドラシルの繁茂とプラセクトの侵攻に立ち向かうため、千年國を興したホウライ「チトセ(緑の世界へ進んだ青葉千歳)」の子孫。龍膽の幼馴染みでもある。
一般の村娘同様に育てられたが、四皇蟲率いるプラセクトの動きが活発になったのをきっかけに、最前線へ。特別な能力に秀でていたわけではないものの、心優しく、他者を惹き付ける行動力を備えていた。
長らく栄えた千年國も、最終的にヘルソーン率いるプラセクトの大群に襲われ、一夜にして消滅。紅姫も生命を落としてしまう。
千年國の崩壊は緑の世界の滅亡を確固たるものとした。(用語集から引用)
緑の竜の巫女、クシュルが彼女の魂を憑依している時がある。
ピュアティ
宇宙にまで枝葉を伸ばす大樹ユグドラシルの根の一部である「モウギ」の元で巫女を務め、悠久を生きるライカンスロープ。根の内側に眠る最愛の人物を見守り、生涯寄り添うことを誓った。
以前は彼女をサポートする者も側にいた。しかし、大地を、海を、空を覆い尽くす植物の侵食に歯止めが利かなくなったため、ブラックポイントを通じ、滅亡間近となった緑の世界から避難させた。彼女自身も緑の世界と現代と行き来していたが、大樹の異変を感じ取り、帰還。ふたたび暴走を始めた「モウギ」に捕らわれてしまい、信頼する相馬とフィーユに助けを求めた。
人間時代の名は、ユーリ・ヴィヴァ・カルゥシ。宝石業界最大手《ルクスリアグループ》の財閥令嬢として誕生している。臆病で心の弱い姉に代わって事業を継ぐべく、その過程で日本へ留学。〝ソーマ〟と親交を深めた。日本での活動名は素性を隠す意味も込め、ホームステイ先のファーストネーム「長知内」を用いている。
その後――
緑の世界へ進んだ未来では、〝ソーマ〟と恋仲となり、ライカンスロープのピュアティとして彼の活動を陰ながら支えた。
黒の世界へ進んだ未来では、〝ソーマ〟と絶縁、姉とも疎遠となり、ディアボロスのルクスリアとして仕事に打ち込んだ。(用語集から引用)
大樹ユグドラシル
緑の世界を覆う植物達のネットワーク。全であり個、個であり全の存在。
緑の世界を覆う植物全てが端末であり、本体であるためほぼ不老不死の存在である。植物化に抗う勢力を殲滅するために戦闘に適した形の端末を産みだしたり、バイオ植物の種子で大量のプラセクトを操ることもある。
生き残り総てがブラックポイントから現代へ逃れ、緑の世界にはユグドラシル以外の知的生命体が存在しなくなった。人類の滅亡をもって、全一は果たされたのである。がしかし、ユグドラシルの欲は収まらない。鳴動ののち枝葉を伸ばし、ブラックポイントの向こう側―― 五つの世界が交わる現代へ矛先を定めた。
厳密な話をすると、全一は果たされていない。
ユグドラシルの監視網から逃れる術を身に着け、ユグドラシルの根に相当する地「モウギ」に眠るホウライの神祖「ソーマ」を、緑の世界創始の時代から見守り続ける者がいる。名をピュアティ。鳴動により虚を突かれ、大樹の枝葉に捕らえられた。力あるホウライを取り戻すため緑の世界へ帰還し、ホウライの神祖「ソーマ」の血を啜らんと企む者がいる。名を和修吉。ピュアティとは因縁浅からぬ関係である。彼女は部下を率い「モウギ」へ到達した。そして、ピュアティの危機を察知し、幻夢郷から駆けつけた者がいる。名を剣淵相馬。
現代の地球上に緑の世界のブラックポイントはふたつ。うち、フランスに存在する巨大なブラックポイントの異変を、青の世界のサテライトがキャッチしている。大樹ユグドラシルの侵攻と「ソーマ」を巡る確執は、緑の世界だけの問題ではなくなりつつあった。(用語集から引用)
グループ
八大龍王/九戴龍王
八大龍王
モウギと呼ばれる神木を祀るホウライの名門一族の総称。八大龍王の家系にはそれぞれモウギの守護者の証として、モウギの枝から作られた武器が伝わっている。
緑の世界の日本ではすでにモウギが失われて久しく、モウギの若木があるとされている「聖地」高千穂をこの世界で奪還することが彼らの悲願となっている。(用語集から引用)
九戴龍王
緑の世界黎明期、大樹ユグドラシルと壮絶な戦いを繰り広げた剣聖ソーマ(大龍王)と、彼を支えた原初のホウライ9名は〝龍王〟と呼ばれました。それから途方もない月日の流れた緑の世界では、末裔も「龍王」の名乗りを許されています。彼らはモウギと呼ばれる神木を祀っており、その枝から創られた武器を末代まで伝えてきました。
紅姫さんの代で途絶えてしまった九戴龍王チトセの家系も、モウギの武器「九頭竜」を遺しています。いまやチトセさんを知らない者は多く、現存する8名の末裔のみを指して「八大龍王」とする場合も多いみたいです。
モウギの真相は大樹ユグドラシルの根。ソーマがその内側で眠りに就いています。ユグドラシルの最奥でもあるモウギとソーマの奪還は、九戴龍王(八大龍王)の悲願なのだとか。
現代日本地図と照らし合わせた場合、所在地は九州の高千穂地方となるようです。
モウギに対する考えは時を経るうちに変遷しました。現在の派閥はふたつ。純粋にソーマの墓標としてモウギを信奉する優鉢羅派と、ソーマを獲得して原初の力を取り戻そうとする和修吉派です。(用語集から前半部分を引用)
五頭領
植物が繁茂し土地が痩せ、満足に生活できる場所が限られている緑の世界にあっても多くのライカンスロープたちが暮らし、大きな勢力を保っている集落が5つだけ存在している。それらは「五大里」と呼ばれ、ライカンスロープたちにとっては聖地のような場所でもある。
「五大里」には代々伝わる不思議な塚があり、その塚を中心とした円の中にはユグドラシルの枝が延びて来ず、他と比べれば肥沃とも言える大地が守られている。その「五大里」を統べるリーダーたちを五頭領と呼ぶ。
五頭領は世襲制ではない。集落において純粋な強さや統率力の点で際立った者が自然とその地位に就くため、生まれながらにして特殊な力を持った者が、若くして頭領となる場合もある。彼らの最も重要な仕事は、他者から塚を守ることである。
五頭領は特に統一されたライカンスロープの意志決定機関として機能しているわけではなく、他世界の襲撃に対してホウライと共闘する里もあれば、他世界との交流を試みる里、他者とは隔絶した生活を送る里もある。また、八大龍王との関係もそれぞれの里と八大龍王によって異なる。自らの里を守るため、虎視眈々と八大龍王の持つモウギの力を狙っている者もいるらしい。(用語集の五頭領から前半を引用)
五頭領(交代・追加)
民衆を顧みない在り方から他の五頭領への直訴があり、腕力でも敗北した末に行方をくらませたガイルタスクが正式に除名処分を受けた。習わしに倣えば彼を打倒したフィーユが新たに五頭領の肩書きを襲名する場面だが、自由が失われるのを嫌って拒否し続けたため、交渉役のウェアジャガーもついに断念。
「なりたいヤツが集まってドロケイでもすればいいゾ」
エクストリーム・ケイドロを制したウェアキャットは、フィーユ以上に自由奔放な性格の持ち主。五頭領と対を成す「新五頭領」メンバーが軒並み〝ゆるい〟ことも合わせ、五頭領筆頭のウェアタイガーは頭を抱えている。(用語集の五頭領から後半を引用)
新五頭領
新たなライカンスロープの代表。現代を訪れて以降、民を守るという五頭領の原則を放棄しているガイルタスクの穴を埋めるため、千年國の住民の大半を占めるライカンスロープたちの投票で選ばれた。
新たな時代を象徴するかのように、どちらかというと武力よりも知力や魅力に秀でた者が名を連ねている。そのためか、千年國代表の青葉千歳、八大龍王(優鉢羅/娑伽羅/阿那婆達多)、五頭領(ウェアタイガー/ウェアジャガー/ウェアパンサー/ウェアクーガー)らが顔を突き合わせる閣議の場では、妙に発言力が強い。(用語集から引用)
邪恋五頭領
現在公式の用語集に現在無し
黒の世界のゼクスであり、戦斗怜亜の同位体であるアスモデウスよって洗脳されたライカンスロープ達
以下3名に加えウェアチップマンクも対象
邪恋五頭領化前
四皇蟲
プラセクトたちを統率するための高度な知能を持つ、特異な人型の4個体。大樹ユグドラシルによって生み出され、端末として機能している。
緑の世界において、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカの4地域をそれぞれ担当していたが、異世界との抗争の要となる現代の日本へ集結しつつある。人型ではあるが感情の起伏に乏しく、合理性に基づいて行動する。(用語集から引用)
各グループを中心に置いた相関図
記載していない内容
・関連人物の関連人物
基本的に相関図が大きくなるため割愛
和修吉派の解説
・和修吉
徳叉迦に神とあがめられるようなカリスマ性の持ち主。
失われた強き力を求めるということを主目的に掲げて行動している。
エレメンツ勢は彼女を尊敬しているらしい。
・徳叉迦
あづみのリソース症候群を一時的に抑え、利用したりした。
外部の力を借り、赤緑制圧地域入れ替えという大がかりな行動を起こしたりし、優鉢羅を赤制圧地域に閉じ込めたりした。
和修吉を神のようにあがめており、ディンギル勢を利用しつつ正気?を保っていた。
・難陀
途中で和修吉派を裏切り、モウギの力を独り占めしようとした。
そのために神門と裏で協力をしたりした。
弟分の跋難陀相手にはそれなりに兄として接している。
その果てに前周回ではナンダルタスクとなる。
・跋難陀
難陀の弟分。
和修吉派の中でそこまで過激思想も策謀も無い貴重な人物だが、前周回後半や次周回の始まり辺りで最近活躍の機会が無い。
・摩那斯
コミカライズ版(おそらく第4星界)で序盤に千歳・龍膽と敵対したり、終盤ガブリエルとの同盟関係にあり、部下であるType.IXと共に登場したアルクトゥルスに唆されて動いている戦斗怜亜・ローレンシウムと戦うといった大活躍した。
その分TCG本編側(第6星界)ではあまり話に上がらない。
優鉢羅派の解説
・優鉢羅
基本的に千歳や相馬と友好的に接している。
緑の世界の良識人代表。
・娑伽羅
相馬に父の死因捜査を頼んだり、基本的に相馬やフィーユと距離が近い。
・阿那婆達多
徳叉迦の動きを調査するためにディンギル勢と協力をしたりした。
四世界議会辺りでマンモンやルシファーと交戦する。
五頭領関連の解説
・ウェアジャガー
五頭領の代表的な存在ではあるが、忍者故かリーダーという感じではない。
抱き枕カバーや掛軸、アクリルブロックといったグッズ展開される人気がある。
・ウェアタイガー
五頭領のリーダー的存在。
ウェアキャットにおとうさんと呼ばれている。
・ウェアパンサー
かわいい拳士。
ディンギルに対抗するためのウェイカーの能力を持っていたり、要所要所で活躍していたりする。
・ウェアクーガー
ホウライにいそうな剣豪ではあるが、ライカンスロープで五頭領。
現時点で余り活躍の場が無い。
・ガイルタスク
五頭領の中のヴィラン。
フィーユへの感情はよく分からないが歪んでいる。
前周回では難陀同様融合したナンダルタスクとなる。
・フィーユ
ガイルタスクが五頭領でなくなった分の穴埋めで候補となった。
前五頭領の娘で実力も五頭領にふさわしいが、プレイヤー剣淵相馬のパートナーであるため辞退。
この辞退時にエクストリーム・ドロケイ、あるいはケイドロの勝者を五頭領にするという提案をする。
・ウェアキャット
登場自体はかなり初期からだが、五頭領となったのはガイルタスクがいなくなった穴埋めでエクストリーム・ドロケイ、あるいはケイドロで勝利したため。
ウェアタイガーをおとうさんと呼び、行動を共にすることが多かったが、四世界議会の前に黒の世界の勢力(おそらくマンモンとルシファー)と交戦して他の女性ライカンスロープ数名と一緒に攫われる。その後アスモデウスの能力で洗脳され、邪恋五頭領となる。
・新五頭領
ウェアキャット同様ガイルタスクの穴埋めで新設された。個別での活躍はまだ少ない。
ク・リトのニグたんと友好的であったり、先述の通り武力よりも知力や魅力に秀でた者であるため、内政向けのグループなのだと推測される。
前周回ではガイルタスクが五頭領を抜けたことで組織された経緯があるが、次周回ではガイルタスクが五頭領を抜けたという情報が無いため組織されているか不明。
・邪恋五頭領
いわゆる洗脳闇落ち。
前周回ではマンモンがライカンスロープを捕獲したり、アスモデウスが洗脳することが無く組織されることは無かった。(前周回と次周回でマンモンとアスモデウスは大きく異なる箇所があり、それが影響している?)
ウェアチップマンクを除き、判明している3名はZ/Xの物語の序盤から把握されていたメンバーとなっている。
四世界議会の奇襲ではグロリアがこの中に紛れて行動を起こした。
コミカライズ版(おそらく第4星界)ではウェアラビットはウェアアントラーの奥さんという立場で登場しているが、TCG本編側(第6星界)ではウェアドッグと共に行動していることが多い。
・四皇蟲
前周回序盤は緑の世界の終焉を進めるためのユグドラシルの手先として登場。その中でヘルソーンは主に紅姫関連で登場。その後、ヴェスパローゼがパートナーのきさらとの関係により反旗を翻す。それによりマンティスバーグはヴェスパローゼを倒そうとする。
次周回ではユグドラシルが記憶を継承したり、別星界を観測した影響からか、あるいは核となっているきさらの影響がつよいからか、四皇蟲というグループが無いのかもしれない。