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会社員業務の高密度化
会社員の労働時間は1週間に40時間と決められているものの、時間に拘束されるライン従業員ではなく、一定の自由が与えられたフレックス従業員の場合、大多数はこの時間に収まる人はいないように感じる。もちろん超ホワイト企業などの例外はあるが。
SNSやネット、WEB会議などが浸透していないコロナ禍以前は、会議と会議の合間の移動時間などに整理する時間が都合よく与えられていたが、今は合間の時間がなく、隙間があればWEB会議を入れられてしまう始末。状況を整理する間もなく次の打ち合わせに入ってしまうことだろう。
結果、一定の打ち合わせや業務が完了してから残務となるため、同じ時間で帰るのが難しくなる。
ネットワークの普及、コロナ禍でのオンライン業務へのシフトともに始業から終業までの労働密度が高く、二次加速度的に脳疲労の蓄積が生産性を落としているのではないかなと。メンタルヘルスケア対象者が増加しているのもその点が理由ではないか。
どうも自分の会社だけかと思うとどうもそうではないようだ。社会全体の生産性が落ちていることは日本以外でも危惧されており、米国の大手企業が出社に切り替えているのも頷ける。
今のまま進んでいけば、ますます疲れ切った企業戦士が増殖される予感がするのは私だけではないはず。