FOAMSTARS|【初級~中級者向け】要点まとめ
前提として
本記事について、いきなり「全て頭に入れないと勝てない」と気負いすぎることはありません。上手くなる速度は人それぞれ、まずは「こんな考え方もあるのか」くらいでOKです。(そもそも、前衛・中衛・後衛で重要となるテクニックが異なります)
また、ボード移動について、チュートリアルで説明されていない「クイックターン」「グライド(リロード)」「スマッシュジャンプ(前ロール)」というものがあります。瞬間的に移動速度を上げるテクニックで使えた方がいいのは否めませんが、先ずは効率よく塗って勝利を掴むことを優先しましょう。(自分も「クイックターン」ができる程度)
・・・ただし、ランクマを除く。ボード移動はともかく、基本的な知識・技術を身に着けて挑んだ方が無難です。
【脇道】オプション「操作設定」について(スティック勢寄り)
前記事では、オートリロードを「セミオート」か「オフ」にするよう勧めました。
ここでは、他のオプション設定についても一部言及します。(なお、ボタン配置については言及しません。自分はデフォルト設定です)
カメラ感度
ショットしていない時のカメラ移動速度。「最終的」に10推奨。戦況を把握する上で、カメラ移動は早いに越したことはないです。
ショット時のカメラ感度
推奨値は人それぞれだと思いますが、こちらも早めに越したことはないです。感度が低いと狙いやすい場合もありますが、接近戦時に相手の動きに追いつけない恐れがあります。(ちなみに、スキル使用時はカメラ感度が反映される模様。グウィンのL1スキルで確認)
ワイヤレスコントローラー振動
敵にショットが当たった時、逆に打たれた時に振動で判断できるためON推奨。
その他、カメラの方向関係(ノーマル・リバース)
自分の感覚に馴染みやすい方、或いは他のアクションゲームにそろえるなどご自由に。
最初の対面から勝負は始まっている
最初のキャラ選択終了時点で味方メンバーが、直後に敵味方の出場シーンで相手メンバーが分かります。馴染みのプレイヤー(PSIDで判断)を覚えるまでは、プレイ回数によるメタルスキン・ランクマバッジ🔸くらいしか強さは判別できませんが(※)、敵味方を見比べて対戦予想を立てましょう。
例)
・味方の前衛キャラが多いので、攻めていくべき
・相手の方が塗りが強いキャラが多いので、時間をかけると不利になる
相手のキャラで判別する場合は・・・
・ソアやボンバヘッドがいるので、バブルストーム前に勝負を決めたい
・マスターがいるので、じわじわ戦うと体力が削られそう
・エンダーが相手にしかいないので、地雷エフェクトは危険
(逆に、味方しかエンダーがいない場合は地雷は安全・できれば追い込む)
・アギトがいるので、不意打ち注意!!
※一応、プレイ回数や実績で解放される称号で判別できなくはないですが、無理に覚えなくていいです。
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ダウン技を把握する
前記事で紹介したリロードの隙の次に攻撃しやすいのが、グウィンのペンギンやエンダーのワックス地雷等、食らうとキャラクターがコケてショットを打てなくなった時(以降ダウンと呼ぶ)です。相手がダウンした時は攻撃チャンスである一方、自分がダウンした時は非常に危険な為、先ずはダウンさせられる技に注意するとともに、万が一ダウンした場合はジャンプボタンで早く体制を立て直すようにしましょう。
吹き飛ぶダウン技・吹き飛ばないダウン技
ダウン技を把握する際、その技が吹き飛ぶ技なのか、吹き飛ばない技なのかも併せて把握するようにしましょう。
【吹き飛ぶ技の場合】
前記事でも触れたソアのウルトやボンバヘッドのダイブ等が該当。ステージ外に飛ばせるステージの場合、リングアウトを狙われる可能性があるため注意するようにしましょう。万が一飛ばされた場合、余裕がなければ逃げるようにしましょう。(ボンバヘッドの場合、締めのダイブに対してショットを打ち返すという手段もなくはないですが・・・)
【吹き飛ばない技の場合】
エンダーのワックス地雷・グウィンのペンギン、アギトの潜り技のサメが該当。技のはまり方次第ではそのまま追撃を受ける危険性が高いため、味方がこの状態の場合、フォローしましょう(足元を塗って移動再開をフォロー・周りを撃って敵が寄らないようにするなど)
ダウンさせてはいけない例外ケース
基本は積極的にダウンさせるべきですが、例外が2つほどあります。
①ボンバヘッドのウルトで踊っている場合
②メルティのウルト中
①については、踊りの解除条件が「味方のスライドセーブ」「FOAMED UP」「長時間経過」の他に「ダウン技を受ける」となっており、無害な敵を助ける行為になるので禁止です。②についても、大きな隙を晒しているのでショットを浴びせてチルを狙うのがセオリーです。(ただし、一刻も早く解除したい場合はダウンも選択肢には入ります)
塗りの次に重要なのはジャンプ!?
スライド移動中のジャンプについて、大半のゲームと同様直前の速度が反映されます。また、ジャンプ中についてもスティック入力である程度方向転換ができます。
効率よく移動する際に使用する
試合開始直後~試合序盤、泡がない場所を進む際にジャンプを絡めて塗ると大きく進めます。自陣の泡が途切れる場所でジャンプし、やや下方向に泡を塗りながら着地することで、歩いて塗り進むより早く進むことができます。(ボンバヘッド・一部の通常貯めショットを除く)
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逃げる際、飛び地に向かって飛ぶ
敵のスキル・ショット等で体力が減った際、逃げる先が自陣の泡で塗り固められているとは限りません。逃げ場が他にない場合は、塗って道をこじ開ける必要がありますが、相手の泡が少し邪魔する程度であれば、ジャンプで飛び越えて逃げましょう。
直線より平面、平面より立体の動きが当てづらい
相手がスキルでダウンしている時・一部キャラのウルト発動中等特殊な場合を除き、相手と泡を撃ち合いつつ体力の削りあいを行うことになります。動きが複雑な程照準を合わせ続けるのが難しいので、ジャンプも混ぜながら攻撃するようにしましょう。
加えて、地面に立っている時に足元の周りを相手の泡で染められると、すぐに他の場所に逃げられなくなる為大変危険です。ジャンプ中であれば、多少は移動速度を保てるため、逃げに移行する場合でも有効です。
ウルトは周りを確認して使おう
強力なウルト技ですが、利用した瞬間は足を止める・モーションが終わるまでは動かない等、多かれ少なかれ隙が生じます。技を有効活用する為にも、隙を踏まえて利用しましょう。(追い詰められた際、発動時の無敵時間による悪あがきを除く)
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泡散らかし方について
塗り方を2つに分ける場合、「塗る」か「盛る」かが考えられます。
塗る:浅く広く泡散らかす。
盛る:高く狭く泡散らかす。
基本的に以下の考え方から、自分は「塗り」に重きを置くのがよいと考えます。(例外はトニックぐらい?)
・高く泡を盛っても、ボードでのスライド移動速度は変わらない
・道一面をふさぐほど、泡で盛る余裕はない
(敵は泡が低い場所からこじ開けようとするはず)
・泡を盛った場所で長時間戦闘が続くとは限らない
・一部スキルで盛った泡が台無しになる
・ステージ端を泡を盛って閉鎖しても、活きる場面があるとは限らない
(STSの場合、バブルストームの都合上侵入しないようになる)
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基本は前線に向かう道を塗って作る
前記事で説明した通り、前線が本陣に近い程逃げ場が少なく不利になる為、前線を相手側に押し上げる事が戦う上で重要となります。そのため、前線に向かう道を作りながら進む事(塗り固めについては後述)。前線が近づいてきてから、横に広げたり脇道に逸れる事を考える事。
奇襲する際も塗って進む
戦況が膠着した際、脇道を利用して奇襲を狙う際は最低限塗りながら進む事。戦線を離脱している間に味方が瓦解すると意味が無い&時間をかけるとばれる確率も高くなります。
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泡を盛るのは前線付近or攻撃として
泡を盛るにはショットをチャージしたり、スキルを消費する必要があります。基本的には直接戦闘に絡むよう使うと効果的です(スキルの着地地点表示で圧をかける効果等)。
体力が減った時の泡散らかし方について
【自陣に戻りながら、後方を塗り固める】
体力回復を優先する場合、またはリスポーンする味方の合流を待つ場合の選択肢。前線への道を繋ぎ直したり、本陣付近の敵の泡を消したりする。
泡がない場所を塗るよりは敵の泡を消すことを優先すること。
【別方面に進みながら回復を待つ】
前線近くに残りつつ回復したい場合は、離脱したように見せて別ルートを泡で塗ることも考えられます。
【けん制しながら時間を(少し)稼ぐ】
戦いに慣れてきたら、やや前方で相手方向にショットを打ち、敵の進行を阻害するよう心掛けるようにしましょう。
人数不利な場合は、待ちつつ塗り固める
人数不利な状態で敵陣に突っ込んでも、成果を上げられず返り討ちになる危険が高いです。短時間で仕留められない限り、敵の泡を上書きしつつ仲間の復帰を待つべきです。ただ、体力が満タンであるのなら、少しでも前線が味方本陣に寄らないようけん制しましょう。
体力管理について
全快時は前へ、味方がいれば味方のフォロー優先
体力が満タンの場合、前線もしくは前線付近にてリスクを負いながら攻めるのが基本。特に最前線で戦っている味方がいる場合、味方のフォローに行きましょう。
・体力が減った人と後退して前線を維持する
・逃げられるよう、後ろを塗って退路を確保する
・FOAMED UPされた際に救助する
・味方がチルされた際のリベンジ(体力の減り具合・近くの状況次第)
・人数による威圧
回復すると決めたら、確実に回復する
回復するには、ノーダメージの状態で数秒間キープする必要があります。回復を開始したら基本的には満タンにするようにしましょう(ただし、味方のスライドセーブは優先すべき、共倒れしない限り救って人数減少を防ごう)。戦いに慣れないうちは大きく後ろに下がってよいですが、慣れてきたら下がる距離を抑え、すぐ前線に戻れるようにしましょう。最終的に回復時間を逆算して前進を開始出来れば完璧です。
スライドセーブ、少しのダメージ蓄積で迷うのならトライすべき
後述するように、スライドセーブする際にも敵に狙われるリスクがありますが、慣れて無い時こそFOAMED UPされた味方を返り討ち覚悟で助けに行きましょう。はじめから諦めるより、失敗してでも救出を試みた方が上達に繋がります。(体力1割で突っ込め・・・とまでは言いません)
ギブアンドテイク的な考えになりますが、上級者側としてもスライドセーブしてくれるのであれば、弱い味方でもリスク覚悟でスライドセーブし返してくれると思います。
FOAMED UP・スライドキック関連
壁や段差が凶器に変わる
泡の打ち合いをしている際は、壁は相手の泡を避ける上で有利なオブジェクトとなります。しかし、FOAMED UPされた場合スライドキックで壁にたたきつけられると即チルとなるため、壁際は危険地帯になります。
FOAMED UPされても低速度で動くことは可能なので、逃げる際は以下を心掛けてください。
・味方に近づく(時間切れ防止・速やかに救助してもらう)
・壁から離れる(敵にスライドキックされた際の猶予を稼ぐ)
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味方より敵が近い場合も、逃げて時間稼ぎ
もし、味方より敵が近くスライドセーブが間に合わない場合も、可能な限り逃げて時間稼ぎしましょう。
・敵が合流するまでの時間を稼ぐ(別戦線で味方が逆転するのを期待)
・スライドキックに意識を取られた敵を、味方が後ろから攻撃し返すのに賭ける
・時間切れ消滅で、相手スライドキックによるウルトゲージ稼ぎを防ぐ
また、場外に落ちた場合、チルされるよりは早く復帰できます。(STSだとカウントが1減るので避けたい所。また味方が救えるのに自チルした場合や状況を把握できていない味方から印象が悪くなる可能性がある点に注意)
FOAMED UPされた敵の周りを塗り散らかすという選択
自敵の距離関係上、明らかに敵の方が先に到着する、あるいはスライドセーブされる可能性が高いと判断した場合、スライドキックを諦めFOAMED UPされた敵の周り(正確には敵の間)を泡で塗り続けるという選択肢も考えられます。スライドセーブの際には必ず味方同士が接触する必要があり、スキルで泡を防がない限り、ダメージ覚悟で近づくことになります。(自分より強い相手に対しても攻撃するチャンス)
救助する側の体力も確認し、FOAMED UPされた敵だけではなく、救助者を狙う事も考えましょう。ただし、戦況が長引くと自チームの体力も奪われる為、スライドキックできるに越したことはないです。
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参考:メルティの通常ショットの避け方
スライド移動に慣れていない場合、ホーミング性能のあるメルティのショットを避けるのに苦労すると思われる為、突貫で項目を作成しました。
ミッションモードで練習可能
ミッションで出てくるバブルモンスターのユニコーンが、メルティと同じショットを撃ってきます。PvPと違い、予備動作もあるため1人で練習を行いたい場合は、こちらを利用しましょう。
以降、このショットで回避について説明を行います。
※ミラクルダストによる移動強化無し。バブルジェムはスライド移動S且つジャンプ系強化無し。
弾自体は遅い
弾自体はゆっくりのため、自チームの泡上でスライド移動できれば、弾の進行方向と同じ方向に進むことで時間を稼ぐことが出来ます(後述する回避ポイントに向かう場合に利用。)
地形を利用せずに回避する場合は、ショットに対して少し弧を描くように進めば、弾が曲がりきれずに逸れていきます。
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周りの地形・泡を利用する
キャラに向かって追尾するだけなので、近くに壁があれば隠れる事でも回避可能です。高台にいる場合も、(飛び)降りれば下方向に急速に移動する事により回避できます。
自チームの泡山があればスライド移動で速度を落とさず上下方向にも移動できる為、やはり対処しやすくなります。
万が一の場合、ジャンプで足掻く
どうしても避けきれない場合は、弾が当たる直前でジャンプする事で、全部とまでは行かなくとも数発避けられる場合があります。
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【ADVANCE:スライドテクニック】
最後に、冒頭で触れたターン関連のテクニックについて取り上げておきます。
ただし、テキストで説明するのは大変困難なので、メンタ様の動画を引用させて頂きます。※メンタ様の許可を得て掲載させて頂きました。
まとめ
今回も前回の記事同様、試合ルールに絡まない方向で記事をまとめました。無料公開には間に合わないですが、近日中にSTS関連でもう一つ記事を作成予定です。