起業26年目!財務・資金調達コンサルタント吉田学の自己紹介
こんにちは。財務・資金調達コンサルタントの吉田学です。現在、税理士・士業・コンサルの先生向けに財務・資金調達の勉強会(資金調達サポート会)を主宰しています。
起業して2024年時点で25年。創業者や中小企業の財務・資金調達・資金繰りの支援のみをしてきました。キャリアだけは業界随一だと思います。
このnoteでは、税理士、士業、コンサルタントの先生向けに、
・最新の財務・資金調達ノウハウ、情報
・なぜ、資金調達ノウハウが重要なのか?
・なぜ、先生に資金調達ノウハウを身につけてほしいのか?
・顧問先を守れるのは先生、あなたです!
ということを発信していきます。
私が25年のコンサル歴で身につけた知識やノウハウなどを発信していきたいと思います。もちろん、中小企業の社長さんたちにとっても有用な情報です。
どうぞよろしくお願いいたします。
吉田学ってどんな人?
私は元銀行員ではありません。税理士でもありません。中小企業診断士でもありません。国家資格を持っていません。また、大手コンサル会社に在籍したこともありません。
大学卒業後には神奈川県のスリーエフというコンビニ本部に就職をしてスーパーバイザーやバイヤー、マーチャンダイザーという仕事をしておりました。全くの金融素人でした。よって、私のもともとの専門分野は「流通マーケティング」「店舗改善、集客支援」「フランチャイジング支援」です。
中小企業診断士試験に落ちる!
20代後半に人生を変えようと思って、中小企業診断士の試験に挑戦しましたが、地頭がよろしくない私にはとても高い壁でした。子供の時から何しろ勉強が嫌いだった私には教科書の勉強は苦痛でした。
ただ、唯一得意だったのが、「財務」という科目でした。通っていた専門学校では一番の成績だったと思います。なぜならば、模擬支援で100点を取ったことがあるからです。他校の試験でも99点を取りました。よって、当時、受験していた銀行員さんたちより財務は得意だったと思います。
30代で無謀な起業
1998年に大学時代の友人と一緒に“事実上の”起業をしましたが、2年で崩壊しました。友人同士で事業するのは難しいと実感しました。その後、2001年に個人事業主として開業し、2016年に法人化(株式会社MBSコンサルティング)して、現在に至っています。
今思うと、カネなし、コネなし、資格なし・・・の“なしなし尽くし”の無謀な起業でしたが、反省する暇もなく今に至っているわけです。
なぜ、資金調達の支援をしているのか?
そんな私がなぜ資金調達支援をしているのか?というと、簡単なことです。25年前は資金調達コンサルタントなんていなかったからです。社長さんが相談する相手がいなかったからです。この25年、特に集客らしい集客などはしていません。人が困っていることを解決して差し上げれば、自然にお客様から声をかけてくださいます。本当に有難いことだと思います。
当時の銀行員さんは銀行を辞めません。銀行員=エリートですから、辞める選択肢が少なかったと想像します。今のように融資や資金調達を支援する士業やコンサルタントなんていませんでした。(ちなみに、当時、書店に行っても融資や資金調達の本などは全くありませんでした。全く勉強する環境が皆無でした。)
当時から社長さんが困っていることは、やはり「資金調達、資金繰り」だったと思います。自然的にこの仕事をやることになりました。
金融機関や公的機関から「おまえは誰だ?」と叱られる
私は資金調達のことがよく分からなかったので、よく社長さんと金融機関や公的機関に行きました。また、民間金融機関や信用保証協会、国民金融公庫・環境衛生金融公庫(現、日本政策金融公庫)、商工中金、自治体窓口などに何度も電話で質問をしたり・・・相当変やつだと思われていたようです。
その当時はとても冷たく対応されて「お前はいったい誰なんだ!何度も電話してくるな!」とよく怒られました。そんな中、当時の三菱銀行の恵比寿支店さん(だったと記憶しています)が、丁寧に色々と教えてくれたのをよく覚えています。それ以外の機関は基本的には冷たかった記憶がありますが、今と違って当時の銀行や公的機関はそんなものでしょう。
そんな感じで、現場実践主義でノウハウを身につけてきました。今思うと、社長さんたちは、よくこんな素人コンサルの私に相談をしたと思います。
経営者支援から税理士・士業・コンサルへの支援に!
私は現在、企業さんとの顧問契約はしておりません。私のお客様は企業さんではなく、企業を支援している税理士・士業・コンサルの先生方です。
なぜかというと簡単なロジックです。
私のような不器用な人間が企業と顧問契約を組むと5~6社で手一杯になってしまいます。多くの企業さんの相談にも応じることができなくなります。これを打開するには雇用を増やして組織化するしかありませんが、私にはそんな商才はありません。
それに、私のようなコンサルタントが資金調達支援をするのは非常に不効率です。最も効率的なのは、税理士さんが顧問先に資金調達のアドバイスや支援をすることです。
私が直接アドバイスできる企業数なんてたかが知れていますが、顧問先100社と契約している税理士さん10人に私のノウハウを伝えることができれば、その先には1000社の企業さんがいます。その1000社の社長さんは顧問税理士さんに相談をすれば済みます。私は全力で税理士さんをバックアップすればよいだけのことです。
これは税理士さんでなくてもできます。行政書士さんだって、法人設立の時に創業融資の支援をしてあげて欲しいですし、その後の財務顧問などで支援して欲しいです。建設業支援をされている行政書士さんは決算書を入手できます。銀行取引などのアドバイスをしてあげてください。
中小企業診断士や経営コンサルタントさんには説明は不要でしょう。実務的な財務や資金調達ノウハウを持っていれば、よりよいコンサルティングができますよね。
財務・資金調達ノウハウを持っていれば、税理士さんでなくても、安定した顧問契約を結ぶことも可能です。税理士さんだったら、顧問料の上乗せも可能かもしれませんよね。
だから、私は25年で身につけた財務・資金調達ノウハウを税理士・士業・コンサルの先生方に公開しているわけです。
こんな私のnoteですが、よかったら読んでみてくださいね。
2024年11月 吉田学