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刺激と反応のあいだにはスペースがある

自分に余裕があるときは、誰かと比べたりすることはないし、心身ともに疲れていないときは、些細なことに怒りを感じることもありません

小さなことでも幸せな気分を味わえるし
「ある」ということに感謝も生まれます

でも、ひとたび時間に追われていたり、連日の睡眠不足から心身ともに疲れを感じると小さなことにもいつもと違う反応をしてしまいます

だからやっぱり「刺激と反応の間」には「スペース」を持つことが大事

そしてそのスペースも、広ければ広いほどいい

外からの刺激も自分の中の刺激も、とにかくその刺激による反応は自分で選べるのです

7つの習慣のなかでも第1の習慣では「刺激と反応の間にはスペースがあり、それらには選択の自由がある」と言っています

書籍のなかでは、ヴィクトール・フランクル(オーストラリアの精神科医、心理学者)という人物の体験を例に、以下のように書いてあります
「何が起ころうとも、それが自分に与える影響を自分自身の中で選択することができたのだ。自分の身に起こること、すなわち受ける刺激と、それに対する反応との間には、反応を選択する自由もしくは能力があった」
(7つの習慣 人格主義の回復 P79)

人には無限の可能性があります

だけど、刺激による反応を動物のようにしていたらその可能性は眠ったままです

人間にしかできないこと、自覚・想像・良心・意思の力を働かせながら、刺激と反応の間のスペースを広げていきたいです



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