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自分の経験には照らし合わせるだけでは不十分

第5の習慣「共感による傾聴」  
書籍引用
「まず理解に徹する」ためには、大きなパラダイムシフトが必要である。
私たちはたいていまず自分を理解してもらおうとする。
ほとんどの人は、相手の話を聞く時も、理解しようとして聞いているわけではない。次に自分が何を話そうか考えながら聞いている。
話しているか、話す準備をしているかのどちらかなのである。
すべての物事を自分のパラダイムのフィルターに通し、自分のそれまでの経験、いわば自叙伝(自分の経験に照らし合わせ)を相手の経験に重ね合わせて理解したつもりになっている。

「そうそう、その気持ち、よくわかるわ!」
とか
「ぼくも同じ経験をしたんだ、それはね・・・」
これでは、自分のホームビデオを相手の行動に投影しているだけである。

自分がかけている眼鏡を誰にでもかけさせようとするのと同じだ。

こういう人たちは、息子や娘、配偶者、同僚など身近な人との関係に問題が起きると必ず、「向こうが理解していない」と思うものである。
(7つの習慣 人格主義の回復 343P)


生活していると「わたしも経験したからわかる!」といいがちで、それで共感しているつもりになっていた自分を反省…
本当に共感は相手の身になって考えること、想像力をはたらかせて相手のことを心から分かろうとすること
大切にしていこう!


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