自分の感情をコントロールするのではなく、横に置く
七つの習慣を読んでわたしが気づいたこと
自分は人から「こう見られたい」というイメージや、プライドにすごくしがみついていた
そして自分が傷つくのを怖がっていた
だから避けて生活していた
人とはコミュニケーションではなく「おしゃべり」だけをして、なんとなく時間をやり過ごし、最もだいじな時間を「早くこの時間が過ぎればいい」と思っていました
作り笑いをしながら、そういう自分に気づかれないように、自分が傷つくのが怖くてずっと逃げていたような気がします
それはなんとも言えない空虚感で、なにかあると「頭でわかっていても気持ちがついていかない」というチグハグさを生み出していました
7つの習慣 人格主義の回復の書籍 33Pに社会心理学者エーリッヒ・フロムが以下のように言っています
『今の時代の人々を見ると、まるでロボットかと思える。自分自身を知らず、理解しようともせず、唯一わかっているのは自分が社会から求められているイメージだけである。意思の疎通をはかるコミュニケーションは避けて無駄なおしゃべりに興じ、心から笑おうとせず、作り笑いだけがうまくなり、本当の痛みを追いやり、鈍い絶望感でやり過ごそうとしている。こうした人間について言えることが二つある。一つは、治療の施しようがないほど自発性および自分らしさ欠乏症を患っていること。そしてもう一つは、地球上に今生きているほとんどの人間が、基本的にこれと変わらないということである。』
この文章を改めて読んでみると、わたしは本当にこういう人間だということだ
そして、だから「自覚・想像・意思・良心」が大切になってくるんだな、とも思います
自覚とは自分自身を客観的に見ることだが、同時に自分自身の思考プロセスを考えることができる能力でもある
書籍では
『人間を人間たらしめているのは、感情でも、気分でもない。思考ですらない。自分の感情や気分を思考を切り離して考えられることが、人間と動物の決定的な違いである。この自覚によって、人間は自分自身を見つめることができる。自分をどう見ているか、自分に対する見方、いわば「セルフ・パラダイム」は、人が効果的に生きるための基盤となるパラダイムだが、私たちは自覚によって、このセルフ・パラダイムさえも客観的に考察できる。セルフ・パラダイムはあなたの態度や行動を左右し、他者に対する見方にも影響を与えている。セルフ・パラダイムは、人の基本的な性質を表す地図となるのだ。』
(7つの習慣 人格主義の回復 74P〜75P)
この文章を読んで、感情で動くじぶんにも気づくことができました
感情で動くのではなく、感情を切りはなして、一旦は横に置いておておき、まずは思考を働かせたいと強く思う
だけど、それがなかなか難しいんだけどね・・・
それでも、やってみるよ!