車内アナウンス
久しぶりの投稿。
最近工場のトラブルが多くてあっという間に月日が過ぎていってしまい、疲れを感じる間もないくらいでした。
今日やっとしっかり休めたのでふとyoutubeを見てみると、近鉄の乗車動画がおすすめに上がっていたのでつい視聴してしまいました。普段こういう動画は見ないんですけど。
近鉄は伊勢へ行くのによく利用していたのでとても馴染みがあります。近鉄の車種もある程度わかるくらいには好きです。
近鉄は名古屋から伊勢方面と大阪方面両方利用したことがありますが、どちらも景色や駅名など特色があって趣深いです。
伊勢方面でいうと宇治山田駅は駅舎の外観や内装がかなり独特です。欧風な感じで異国に降りたような感覚があります。
昔から志摩スペイン村はよく行っていたので伊勢志摩全体が欧風な雰囲気を大事にしてるのかなぁと思っていましたが、特に関係はないと思います笑
大阪方面は途中名張を過ぎるあたりが趣深いですね。言葉にしづらいですが、東海と関西の境目という感じがいいのかも知れません。大阪まで行くと近鉄が都会を走る列車という感じがして近鉄の別の雰囲気を味わえます。
近鉄の良さは車体や塗装駅の電光掲示板(特に文字のフォント)などあげきれないですが、1つ挙げるならタイトルにあるように車内アナウンスが好きです。
終着駅名古屋駅のビル群が見え、いよいよ到着しようとするとき、アナウンスの中で
「この列車はこの駅までです。」
と流れます。
他の電車でもこのセリフはあるかも知れませんが、この一言があるとないとで私にとってはかなりちがいます。
伊勢からなら1時間40分ほど、大阪からなら2時間ほどで名古屋に着きますが、電車旅の終わりにこの一言が入ると、もう電車を降りなければいけないという寂しい感じと、電車はここまでだけど降りてからも頑張ってというメッセージを受け取ったような感じになり、なんとも不思議な感覚です。
やはり電車旅はそこから見える景色や地名や駅名、駅のホーム、切符、アナウンスなど印象深いものが多いように思います。
ただ大人になるにつれて時間に追われ、移動がただの手段となるうちにこういった感覚が忘れられていっているような気がします。
またスマホで音楽やスマホなどを見ることが多くなったことも、その感覚を忘れる原因かも知れません。
純粋に電車旅を楽しむ心を忘れないために、時には手ぶらで何も考えず電車に乗っていたいものです。
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