趣味の話
絵は理想を具現化したものって有名な言葉というか概念なんでしょうか、テレビで誰かが言っていたのを覚えていてたしかにそうだなと思います。
fgoというゲームは史実上のキャラをわかりやすくデフォルメしてそのキャラの願望を具現化しています。
おそらく他のユーザーもキャラのデザインや声だけでなく、そういったキャラの概念と自分の価値観の接点を見出して好きになる人が多いのではと思います。
きっかけは友達に誘われてでしたが、やっている中でエルキドゥというキャラに共感を得ました。
見た目は薄緑の長髪でカブタンローブの様な布着を着た男でも女でもない様な容姿の人(史実では野獣・兵器となっています‥)なのですが、
野獣から知性を得て人になり、ある人物と友情を得たあと、友情と神の武器という板挟みにあって神に殺されてしまいます。
そんな彼が望んでいたのは自然と神と人間の調和だというのですから、その博愛精神に深い共感と同情を得ました。
博愛って本当に理想中の理想だと思っていて、どの世に生まれても全てを愛することは難しいと思います。
結局世の中全員が幸せになるという考えは現実的に破綻しているので、この概念は綺麗事の頂点に君臨し続けます。
ただこの精神さえあれば普段から人や物に優しくできますよね。それが自分にできる最大の博愛なのだと思って生きています。
今度、fateヘヴンズフィールの最終章が公開されますが、CMで切嗣がこう言っています。
誰かを守ることは誰かを守らないことなんだと。
切嗣らしいし、これが物事の本質ですね。
脱線しますが、工場で1番大事なのは安全。
安全を守るということは安全以外を捨てることだと言われています。
なんだか似た様な表現なのでふと思い出しました笑。
こういった二者択一的な現実をわかっていながらも博愛という概念を具現化したエルキドゥにはより惹かれるものがあります。
今後もなにか共感できる概念に触れていきたい。
最後にFGO5周年おめでとうございます㊗️