見出し画像

房総半島横断レース

開催日 2023年12月17日(日)雨天決行・荒天中止
コース(予定) 約73km
鴨川市・内浦海岸〜清澄寺〜元清澄山〜もみじロード~元名採石場跡地〜日本寺〜鋸山〜富津市・金谷港フェリー埠頭前
※レース時以外は立入禁止区間あり

ある方から教えていただきました。詳しくは上のサイトでどうぞ。

中にQ&Aのページがあって、そこには房総丘陵のトレイルや林道は『場所にもよりますが全体として8割程度は元の状態に戻ったと言えるでしょう。』
とあります。
もちろん勝手に自然に元の状態に自然に戻ったわけではなく、有志の皆様、山岳関係者とボランティアの献身的な作業があっての回復です。ただただ頭が下がります。


房総各地で稲刈りが始まっています。梨沢でも。っていうかウチでも。

そもそもこのnoteは、昨年、地元であまりにも多くの遭難事故、それも死亡事故が多発していたため書き始めました。
ですが山道の整備のおかげで、今年はそういった痛ましい事故の話は激減しています。
最初のnoteがこちらです。

さて、このnoteを書き始めてから、youtubeなどで遭難関係の動画などをいくつか見ました。
2022年は房総丘陵に限らず山岳遭難の事故が多かった年のようですね。
それで、登山素人の私がそういった動画をみて思ったことを少し書きます。

遭難してしまうシチュエーションには、この房総の山々も有名な高山共通する部分があるように思います。
この夏、富士山の登山のようすがたびたびテレビ&ネットニュースで取り上げられました。そこにも散見していた
・軽装
・時間配分の悪さ(弾丸登山とか言うアレなど)
これは共通項だと思いました。
そりゃ、スケールは違います。このへんの山を楽しむに当たってアイゼンは全く必要ないし、早朝に出発して途中で1泊する必要もありません。

けれども。私も梨沢の十字路で会ったことあります。Tシャツ短パンで鎌倉古道に行こうとする方。あと、噂に聞いたことがある、ハイヒールで七ツ釜に行こうとした女性。
ただひたすらにありのままに無茶ですので。

時間配分というのは、どうか暗くなる前に降りてきて下さいねという願いです。
秋分がすぎれば日暮れはどんどん早くなります。山の中は3時過ぎれば夕方です。すぐまっくらです。(集落のまわりは街灯はポツポツありますよ。ポツン…ポツン…と。)
あと素人の蛇足ですが
もしものために…
ヘドランとか、雨具とかはあったらよいかなーと思います。
それから、携帯の電波、入らないところ多数です。GPSの登山アプリとかも。こちらは必須でしょうか。

稲刈り終わった!

有名な高山との比較で知ったことをもう少し。
有名な山岳を持つ自治体には、遭難後→救出までの手順というかHOU TOというか、システムがあるんだな!専門職もいるんだな!(当たり前?)

もちろん、わが地元の消防の方々レスキューの方々はきちんと対応してくれます。
(実は数年前浅間様のみちがりで地元の方が滑落し、レスキューのお世話になったことがありました)
けれども、房総丘陵へ『登山』目的によその方が多数訪れるというのは最近のこと、多分平成に入ってからのことです。
歴史があまりないのです。
わが自治体の山岳救難のシステムは、残念ながら今はまだ追いつかない?、という印象を持っています。違っていたらごめんなさいです。

房総半島横断レース。こうした行事が開かれて、房総丘陵登山の歴史が少しずつ積み重なって、より安全に皆様に楽しんでいただけるようになればよいなあと思っています。

いいなと思ったら応援しよう!