Ⅲ-2.番外編.『ブリザードアクセル』の紹介
こんばんは。YCです。
先日『メダリスト』の紹介記事を書きました。
番外編.『メダリスト』無料配信開始!
メダリストはいいフィクション具合のフィギュアスケート漫画ですが、今回タイトルに掲げた『ブリザードアクセル』は完全にフィクション漫画(ファンタジーというかw)主人公達がTUEEEEE!!する漫画です。
ただ、自分はこのブリザードアクセルでフィギュアスケート熱が再燃したので、とても想い出深い作品です。
作者は鈴木央先生。ゴルフ、格闘技ときて、ファンタジー作品と平行でフィギュアスケートを題材にしたマンガを描くというウルトラCを決めたオモシロ速筆先生です(※大好きです)。
監修は無良隆志先生。そのご縁で日本フィギュアスケーティングインストラクター協会ウェブサイト内にもおすすめページがあります。
更に、当時PIWチームメンバーだった八木沼純子さんと作者の鈴木央先生が対談したこともありました。(該当ページは現在消失)
この漫画は、週刊少年サンデー掲載の少年マンガ。
福島の片田舎で中学校一の暴れものをしている主人公・吹雪。彼が不良をしている理由はただ一つ。両親、ひいては周囲の注目を集めたいということ。
彼には兄三人があり、それぞれ音楽/野球/素行面で出来が良い。そのため母は兄たちにつきっきり、また、町内の有力者である父も末子である吹雪を視界に入れることすらしません。
そんな吹雪にも数は少なくてもちゃんと友人が居ます。強面でも細かいことに気付く優しい雷造、こだわりの強い信念あるバレエダンサー花音。
二人に連れられてスケートリンクに遊びに行った吹雪はフィギュアスケートクラブの一団に出会います。
FSCの面々はただ立ってコーチの説明を聞いているだけ。それでも一般滑走客からは注目の的。そんな彼らを見た吹雪は悪癖を発動させ、“より目立つため”に回転数の多いジャンプを飛ぼうとします。
吹雪が飛んだ驚きのジャンプとは――!?
と、ここで無料版を貼りたいところなのですが、残念ながら小学館(サンデー版)の試し読み配信は終了してしまいました。
小学館ではなく講談社から新装版が発行されたため、そちらの試し読みページをリンクしておきます^^
技、設定などは「イヤイヤ現実にはありえないから」という内容…だったのですが、いまや4回転をプログラムに入れないと勝てない時代。時代がブリザードアクセルに追いつく日が来てしまうかもしれない?(いや来ないな…)
主人公は吹雪なので、ジュニア男子シングルの話がメイン…かと思いきや、吹雪は途中からヒロイン・六花とペアを組み、シングルとペアを兼任することになります。
ペアについての話は、全108話中なんと41話分!
ペアへの理解も深められる、そんなマンガです。
(さすが無良先生監修^^)
プログラムの曲が聞こえてくるようなコマ遣いと画力はさすがの一言!
元気を出したいとき、フィギュアスケートへの気持ちが揺らいだとき、拠り所にしているマンガ。
この作品は自分にとっての『バイブル』です。
漫画おすすめの番外編でした! YC