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未来の寓話づくりプロジェクトステップ2を実行しました!


TFC×TEL協働プログラム

2024年10月30日(水)10:00-12:00に、未来社会デザイン塾の未来の寓話づくりプロジェクトのワークショップが行われました。ステップ2というのは、前回演習の一回として、大人数ワークショップに参加した学生さんから得られた大量の未来の言葉から、いくつか選びだし、今回の参加者にもっと具体的な未来図形を描いてもらいました。山内保典(東北大学高度教養教育・学生支援機構 准教授)先生がファシリテータを務め、未来社会デザイン塾が開発したオンラインホワイトボード(Miro)を使って、ワークショップで8名の塾生たちは未来社会への想像を膨らませました。

全体の流れ
選び出した未来の言葉
塾生は経験移植や光合成人間などの未来の言葉を選択

最初のディスカッションの後、学生たちは未来の言葉を一つ選びました。それからグループに分け、話し合いながら未来の言葉から想像できる未来社会の形を具体化させていきました。

SF小説を構想するように未来社会をデザインする塾生たち

大体のプロットができたら、生成AI(Chatgpt)に投入し、生成したSF小説のような寓話を出力しました。

AIが生成した寓話

寓話で描かれた未来になったら、どんないいところがあるか、どんな良くないところがあるか、その中で人間の生き方はどうなっているのか、グループ内で更にディスカッションして、寓話の推敲を遂行しました。推敲しながら生成した寓話を加工し、あるいはキーワードを変えて、もう一度生成しました。最終的に完成した寓話を発表して、みんなでコメントしました。

完成した寓話と塾生のコメント


最後は寓話で描かれた未来社会にありそうな課題を纏め、感想を発表しました。睡眠不要薬がある未来など、面白い物語の創作の中から、睡眠が要らないのは本当に人間にとって自由なのかといった、深刻な思考も生まれました。塾生たちは、自分が欲しい未来はどんなものかについて、よりはっきり見えてきたのではないでしょうか。

今後の展開が楽しみです!

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