見出し画像

世界スマホ市場シェア(2021年7~9期)TOP3発表:アップル、サムスン、Xiaomi

コロナパンデミックの中、在宅勤務や遠隔会議の広がりに伴い、市場におけるスマホや電子製品に対する需要も著しく高まった。しかし、供給制約に足元が見られ、2021年7~9期の世界スマホ出荷台数は6.7%減に止まった。

世界TOP5スマホメーカーの市場シェア推移

アップル、販売好調が続く

米調査会社IDCによると、iPhone 13 新シリーズの好調な販売が続き、2021年7〜9月期におけるiPhoneの出荷台数は前年同期比20.8%増の5040万台だった。ファーウェは米国規制・禁輸制裁の影響を受けて、世界スマホ市場シェアTOP5から脱落し、そのシェア額も一気に他のスマホメーカーに乗っ取られた。

世界スマホ市場シェア

2021年7〜9月期間中、スマホ全メーカーの出荷台数は総計3億3120万台に達し、前年同期比6.7%減少したのだが。サムスンとアップルの市場シェアは、それぞれ2.0%、1.1%増加したことが明らかになった。

2021年7〜9期スマホ市場シェア

好調に伴う深刻な「半導体不足」

世界的な半導体不足が続く現在、企業メーカーの調達力・交渉力・生産力が問われている。生産と物流のバランスが崩れ、供給制約による商品の長期的な在庫切れ、人手・資源の配分などの問題は世界で渦巻き、人々を厳しい状況に陥れた。
一方で首位の韓国サムスン電子は前年同期比14.2%減の6900万台。3位の小米は同4.6%減の4430万台。スマホ上位5社には、中国vivo(ビボ)と中国OPPO(オッポ)もあるが、それぞれの伸び率は5.8%と8.6%で、アップルを大きく下回っている。

ウェアラブルデバイス市場TOP3

コロナ禍の中、健康意識や時間管理に対するニーズが高まっている。IDCによると、2021年7~9期に、ウェアラブルデバイスの出荷台数は前年同期比9.9%増加し、1億384万台に至った。そんな中、ワイヤレスイヤホンの出荷台数は総計の64.7%を占め、前年同期比26.5%増加と報道された。

サムスン Galaxy Buds

アップルウォッチの出荷台数は前年同期比35.3%減少したものの、依然としてランキング1位を占めた。続いては2位のサムスン(1270万台)、同期比13.8%増加。Xiaomiは同じ1270万台を達成し、9.2%の市場シェアで3位となった。

ウェアラブル市場シェア(2021年7~9月)

FS.COM|ネットワーク機器専門通販サイト:在庫充実・即日発送

 ネットワーク構築に必要な機器・アクセサリーが多数在庫・無料相談可能。スイッチングハブ、光トランシーバー、光ファイバー、LANケーブル、防犯カメラなど、ネットワークならFS.COM


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?