就職困難?? バイオ系院生が内定獲得までに活用した就活ツール3選
早速ですが、バイオ系の大学生は就職活動に苦労しているケースが多く、
Google検索でもネガティブな予測変換ばかり出てきます。
要因としては様々ありますが、なかでもバイオ系の実験には長い時間がかかることが多い、ということが有名です。例えば実験用に研究室でマウスを飼育している友人は、その餌やりで帰省すらできないと言っていました。すなわち就活においてもまとまった時間がとれず、就活に集中できないことが原因の一つであると言えます。
私も就活ではなかなかまとまった時間が取れずに苦労しましたが、何とか「ここで働きたい」と思える企業に巡り合い内定を頂くことが出来ました。なので今回は私の就活で利用した便利ツール3選をご紹介したいと思います。
1.逆求人サイト
まずは逆求人サイトです。現代の就活において逆求人サイトを使わない手はありません。
逆求人サイトでは、まず学生がサイト上で自身について、出身大学や志望業界、保有資格などを入力しプロフィールを作成します。それを見た企業が自分に興味を持ってくれた場合、「興味があるので一度お話しませんか」や「説明会に参加しませんか」などとメッセージをもらえます。注意すべき点は、メッセージをもらったからと言って必ずしも採用になるわけではない点です。あくまで企業側は採用の候補として、その後の面接を通して社風や理念、スキルが十分かなどを見極めていき採用か不採用かを決定します。
一旦、プロフィールを記入しておくと後は基本的に放置です(ただしサイトによってはログイン頻度が企業側に公開されているものもあります。)。実際に使っていくと、日本国内には約280万社も企業がありますから (※)、メッセージをもらうことで初めて知る企業がほとんどです。その280万社のうち、自分だけで自分に合っている企業を見つけるのは無理です。メッセージをもらうということは、ある程度社風や理念に合っている可能性があると企業側が判断したということなので、効率的に自分に合った企業の情報を得ることが出来ます。
(※第145回 国税庁統計年)
そんな逆求人サイトはここ数年で一気にその数を増やしています。以下は実際に私が使っていたサイト一覧です。
・OfferBox
・LabBase
・iroots
・JOBRASS新卒
・キミスカ
・TECH OFFER
・dodaキャンパス
・Future Finder
・アカリク
・外資就活
この他にも利用しているサイトはありましたが、質の良い(ちゃんとプロフィールを読んでくれた上での)メッセージが届くのは上記のサイトが主でした。
サイトの登録はできるだけ早い方がいいと思います。学部生は2年生の冬、修士生は大学4年生の冬が目安です。
2.「東大生が書いた」シリーズ
これは就活界隈では非常に有名な教科書です。
現在(2021/9/5)はケース問題、フェルミ推定、ディスカッションの3つが販売されています。特にケース問題やフェルミ推定について知っているのと知らないとでは、グループディスカッションを行う際のモチベーションが大きく違います。普段学校で習わない分野なので、身に着けていることで自信もついてきます。
単純に頭の体操にもなるので、就活生でなくても是非読んでみることをおススメします!
3.就活用Twitterアカウント
就活は情報戦です。同年代の就活生の動向はどうか、第一志望のESの締め切りが早まったとか、インターンシップが思ったより良くなかったとか、、。コロナの影響で志望業界の動きに変化はあったのか、第一志望の企業の新商品はなんだとか、今年のノーベル賞はだれだとか、、、。就活生には知るべきことが沢山あります。そんな莫大な情報を集めるためには、就活用Twitterアカウントを作成して、同世代の就活生をフォローする方法が便利でした。就活用にアカウントを作っている同世代はたくさんいて、だいたい名前の末尾に@23卒とか24卒とか書いています。なんだか傍から見ていると胡散臭いなぁとか思っていましたが、物は試しにフォローしておくと、それなりに有益な情報をつぶやいてくれてました。
就活用のTwitterアカウントといえば、就活を題材にした小説「何者」にも出てきていました。
今後、SNSを活用した就活が当たり前な時代になるのでしょうね。
以上が、私が就活時に活用したツール3選でした。
1.逆求人サイト
2.「東大生が書いた」シリーズ
3.就活用Twitterアカウント
本記事が皆さんの就活に少しでもお役に立てれば幸いです。
今回は以上になります~
読んでいただき、ありがとうございます。