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チュックボールの未来をどう描いているのか?

どうも。スポーツライフデザイナーの古田優です。

自分は2019年3月、チュックボールの即席チームを発足し全日本選手権大会に挑みました。
そこで自分のプレーを評価してもらい、6月に行われた東アジア選手権大会へ出場する日本代表として選出されました。

そこから日本代表に選ばれた使命感とチュックボールの面白さにハマり、アスリートとして世界を目指すこと・チュックボールを日本全国に広め価値を残すことを決めました。

今までの活動内容と想いをお伝えすると同時に自分が描く「チュックボールの未来」を記していきたいと思います。

どんな構想を練っているのか。
どんなアイデアがあるのか。

そんな自分の頭の中身をお見せします。
少しでもあなたの活動のヒントになればと思いますのでぜひ読んでみてください。


【チュックボールってどんなスポーツ?】

そもそもチュックボールって聞いてどんなスポーツかわかる人はどのくらいいるのでしょうか。

チュックボールとはハンドボール×ドッチボールのようなスポーツ。
1チーム7人のチーム競技で、1m×1mの反発性のあるネットに向かって攻撃チームがシュートし、跳ね返ったボールを守備チームがダイレクトにキャッチできるかどうかで点数を競い合う。
キャッチできず地面についてしまったら攻撃側に1点が入る。もしダイレクトにキャッチができたら攻守交代となる。(バレーボールと同じ)

特徴は、パスカットや妨害する行為が禁止なので「平和な球技」とも言われています。そのため小さい子どもから高齢の方まで楽しめるスポーツです。
また、他のスポーツと違ってシュートで得点を取ることよりも、ボールをキャッチし失点を防ぐことの方が盛り上がるため、チーム7人全員が注目を浴びることのできるスポーツでもあります。

上記の2つの特徴から『誰でもでき、誰もがヒーローになれる』スポーツがチュックボールなのです。

(細かいルールなどは別の機会にまとめますので少々お待ちを。)

【チュックボールクラブ東京を創設した理由】

チュックボールは世界では約50ヶ国で行われており、4年に1度のW杯も開催されます。国内チーム数は福島3チーム、愛知1チーム、群馬1チーム、東京1チームです。(2020.3時点)

自分が東京チームを創設したのは2019年8月。(昔に1チームあったが解散したらしい)
創設した理由は2つあります。

①日本一のチームを作る
今現在、日本国内のチュックボールは年に2回大きな大会があります。
そこでは愛知と福島が必ず決勝に進み、優勝争いをしています。

毎回毎回、同じチームの戦いと同じチームの優勝。経験値が違うためこの結果になるのはわからなくもないですが、観てる側としてもプレイしてる側からしても正直つまらないです。

そこで自分たち東京チームがその状況を打破したいと考えました。そしてゼロからのスタートでもトップを取れるんだという挑戦の過程と結果を見てもらうことで、挑戦する勇気を1人でも多く与えたいのです。


②チュックボールの新たな価値を示す
チュックボールは40年前に高齢者向けのレクリエーションスポーツとして入ってきました。歴史は意外と長いんです。
競技スポーツとしてW杯へ出場するために協会ができ、様々なことに動いてきました。
一部の地域には小学校でも行われ、体験者は1000人以上はいるでしょう。

しかし、時代が変わっていく中でもチュックボールの状況は大きな広がりを見せてないというのが現状です。
このまま現状維持では何も変わらないと思い、アクションを起こす仲間をチームとして集うことで普及につなげていきたいと考えたのです。

【体験者・認知度を集めるために...】

マイナーと言われているスポーツでよく「多くの人に体験してほしい」「もっと認知度を高めたい」という声が多いです。

チュックボールもそういう強い想いを抱いています。
そのために東京チームを創設してから今現在の半年の間にどんなことをやってきたのか、、、。

①体験会
魅力を伝えたくても実際にやってもらわないと楽しさがわからない。ということで体験会を最低でも月1は行っていました。
最初は「日本代表になりたい人必見!」とスポーツ熱が高い若者向けに発信しましたが、面白そうと興味は持ってくれていても自分ごとにはならず参加者は増えませんでした。その後は「誰でもでき誰もがヒーローになれるスポーツ」のコミュニティへという発信に変えて見たところ、自分の友達含め体験会に参加してくれる人が増えてきたのです。

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②動画配信
チュックボールと聞いたところでどんなスポーツかをイメージできないので、練習風景やチャレンジ企画、準備の動画などほぼ全てのシーンを動画配信しました。
自分たちにとっては何気ないものでも、他の人からすると面白いコンテンツだったり、新しい学びに繋がったりします。
人の興味は十人十色。様々な興味の入り口からチュックボールを知ってもらうことができたのです。


③大会のLIVE配信
今現在SNSやYouTubeが充実していてLIVEでも動画配信がしやすい時代です。ましてこれからは5Gの時代に突入するのでさらに動画コンテンツは欠かせないものになります。
マイナーと言われるスポーツはテレビ放送等はやっておりません。そのため、大会があっても基本、試合をして終了というパターンが多いです。観客は家族ぐらいのため、多くの人に実際の試合を観戦してもらうという機会がほぼないのです。

そこで、SNSを使って少しでも多くの人に試合を観てもらおうとTwitterとFacebookのLIVE配信を試しました。
視聴者は最大で83人(生で観た人と後から観た人の合計)ものすごく少ないですね。この時は初めての生配信でしたのでカメラが縦と横が間違って撮ってしまいビジュアルは正直よろしくありませんでした。
LIVE配信はやることでいつもより多くの人に観てもらえる可能性が高まりますが、しっかり観戦者側を考えて撮影をしないと印象が良くないので注意すべき点だとわかりました。

④大会チャレンジ企画
チュックボールはまだ競技人口が少なく、全日本選手権大会も参加費さえ支払えば出場することが可能です。
東京チームも出場することは決めていたのですが、規定の1チーム7人に達してない人数でした。
それをどうにかしようと「チュックボール挑戦プロジェクト」を企画し発表しました。大会までの2ヶ月間、全日本選手権大会での勝利を目標にゼロから挑んで見ませんか?というものです。
ただ助っ人お願いしますや人数たりませんと伝えるよりも、集めること自体をコンテンツ化してしまえば面白くなります。
実際に3人の仲間ができ、大会後(コロナの影響で無期限延期)も継続してコミットしてくれています。


【チュックボールのこれからをお見せします】

チュックボールクラブ東京を創設してからの半年間で様々なことを試してきました。その中には今まで日本チュックボール界ではやったことないこともあります。

スポーツ業界や経営者から見ると当たり前だと思ってやっていることも、マイナーと言われるスポーツは現状できていない、またはできないということがたくさんあります。これからチュックボールクラブ東京、そしてチュックボール日本代表選手として新しい挑戦をしていきます。

同じスポーツ業界(特にマイナースポーツ関係)は何かしらのヒントになればと思います。


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