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料理本『フライパンひとつで魚のごちそう』ができるまで【その6】悩ましいカバーデザイン
本文の制作を進めつつ、カバーも制作していきます。
中身がどんなによくても、まず手にとっていただかなければ意味はないので、
カバーはとても大切です。
なので、カバーづくりはとても慎重になります。
カバーも本文もデザインしてくれているデザイナーTさんと打ち合わせを重ね、
何パターンもデザイン案を出していただきました。
このデザイナーTさんとは、もう20年近くのつきあいで、何冊も料理本を一緒に作っています。センス抜群で全幅の信頼を寄せています。
自分が担当した料理本の中で、もっとも好きな本をデザインしてくださったのもこのTさん。
そして、その本でスタイリストとして関わってくださったのが、今回の著者のダンノさんなのです。
それがこの本。再版未定なのが、すごく残念です、、、
さて、何パターンもあるデザイン案の中から、候補をしぼっていきますが、それがなかなか悩ましい作業です。
今回は営業部に協力してもらい、これらのデザイン案をプリントしたものを書店の料理本コーナーに他社の本と並べてもらい、比較することになりました。
その様子を見ると、ひとつだけ浮き上がってくるデザインがあるではないですか!
あきらかに目立っていて、かつ魅力的。
絶対にこれだ! と確信したのです。
どんなデザインになったのか、、、、
それはもう少しお待ちください。