とあるスロッターの昔話[1人デビューと連敗編]
こんにちは、スロッター投資家のひのまるです!
今回はパチスロ始めたての頃に一度は体験する転落に関して書いています💦
最初は多少、調子が良かったのですがそれからズブズブと負けていきましたね。
そこで足を洗っておけば良かったのか、多少の時間をマネタイズ出来たのが良かったのか。
ではでは、転落時代に関して書いていきたいと思います。
◆パチンコ屋は大人のお店
父親との連れスロからしばらく、頭の片隅にパチスロはちらつくものの1人で行く勇気は無かった。
幼少期からパチンコ店に入り浸っていた私としては、パチスロ屋はあくまで親が同伴して出入りする「大人の店」であり、お金もろくに無い「大学生の子供」が1人で行く場所ではないと思っていた。
金も無いのに店に入ったことを知られた日には、事務所にでも連れていかれるのではと、冗談半分ぐらいには思っていた。
今は健全さをアピールするために、店員さんは笑顔でハキハキしているが当時はそうでも無かった。田舎の方にはパンチパーマをかけたチャラい店員さんもいたし、スマイルなんてマクドナルドだけでしょ、という時代である。
◆デビュー戦で間違って勝ってしまう
とある大学の講義中、溜まっていた大きなフラストレーションに悶々としていた。
無難に単位は取っていたが思い描いていた大学生活とのギャップ、未だに何者にも成れていない自分、結果なにも実らなかった挑戦の失敗…etc
フラストレーションと日々の節約で溜まったお金が原因で魔が差したのであろう。講義を飛び出し自転車でパチスロ屋に向かったのである。
軍資金は2万円、「出ても出なくても、良し非日常を経験する」という間違ったフラストレーションの吐き出し方に行き着いてしまったのである。
打った台は前回と同じくキンパル。目押しも何もせず打ち始めた。ちょうど、7,000円使った時に当たりを引けた。しかし、今回は1つ高いハードルがあった。
それはボーナス絵柄を揃えることである。案の定、十何ゲームと揃えられない状態が続いた。どうしようもないので恥を捨て、コールボタンを押下し店員さんを呼んだ。呼び出したヤンチャな店員さんにボーナス絵柄を揃えてもらう。
幸か不幸か、その店員さんには何回もボーナスを揃えて貰った。その日は40,000円という快勝で終わった。ほんの数時間で1ヶ月の食費(=30,000円)の金額の獲得に胸が踊ってしまった。
今思えばこの日がターニングポイントの1つだったのかも知れない。
◆負け続け
「打てば打つほど勝てるのかもしれない」、パチスロやギャンブルをやっている人は一度は考えたことがあるのではないかと思う。例に漏れず、私自身も2度目の快勝で考えてしまっていた。
しかし、現実は甘く無く、負けて勝ってを繰り返しながら快勝した4万円と当初決めていた2万円を失ってしまった。6万円の落下体験は当時のメンタルでは大ダメージであった。
当時、銀行口座にはせいぜい20万円程度の額しか無かったため、25%以上の下落に相当した。今の感覚では数百万もの大金である。ここで私は一旦頭が冷えた。やはりギャンブルは最終的に負けるのだと。
目押しも知らない、天井も知らない、ゾーンも知らない。技術介入から知識介入の時代の狭間の小さな出来事であった。
今回は以上となります。