125ccのバイクで日本一周【29日目】 北海道富良野市〜帯広市
この日は晴天アリガタイ。
温泉三昧の後、ひたすら走行という1日になりました。まずは無料の露天風呂「吹上露天の湯」へ向かいましたよ。こちらも北の国からで有名になりましたね。五郎とシュウが一緒に入った例の風呂です。
駐車場から温泉まで結構な下り坂なのだが、まだまだ雪が残っていて結構危ない感じ。途中であきらめて引き返す人もいましたね。到着すると先客がチラホラいらっしゃいました。
結構熱い湯と聞いていたがそうでもなかったですね。素晴らしいシチュエーションで俺極楽です。これで無料とは、恐ろしいことですよ。
こんな景色の中で温泉に入る事ができるなんて、俺は本当に旅に出て良かった。帰ったらみんなに自慢してやりますよ。ええ。
身体もすっかり温まったところで、気合いを入れ直し。この日は結構走らねばなりませんからね。
バイクに戻り荷物を整理していると、母親から着信。
「富良野にいるなら、十勝岳温泉に行け」との指示。
「あそこの風呂に入らなきゃ、それはあなたバカだよ」とのこと。
いやぁ、知ってはいたが今温泉に入ったばかりなんですけど。7秒悩むが、そこまで言うなら行ってみましょう。近いしね。はい。
向かうは道内で一番高所にある温泉宿十勝岳温泉「湯元 凌雲閣」。標高1280mだそうです。高いぜ。
急な坂道を必死に登りますが、なかなか進まない。なんせ125ccですから。荷物満載ですから。エンジンが唸りまくっておりますよ。
何とかかんとか到着したが、いやいや疲れる疲れる。ありがとう相棒。
折角の吹上温泉ホクホクがキンキンになっております。もう、さっそく温泉でお願いします。
そして、これが凄かった。本当に凄かった。何と言う絶景。言葉が出ませんよ。この絵は、なかなか見れるものではないですね。自分しかいなかったので、完全に貸切状態。最高でしょう。凄いぜ北海道。
午前中のダブル温泉で、すっかり満足。少し眠いです。ビールが飲みたい。とても飲みたい。が我慢。これが辛い。
身体はどこへも行きたくないと言っておりますが、そうも行きません。再び服を着込み、再出発です。行きますよ。
途中、キツネも挨拶に来てくれましたよ。ルールルですよ。
登った道をひたすら下り富良野に戻ると、国道38号を進む。天気は良く絶好の走行日和。気持ち良かった。途中、狩勝峠で休憩し再度南下。
この日は、素晴らしい景色を堪能しながらただただ走り続けました。自分が北海道を走っているという事を噛み締めましたね。
少し早いが、帯広のビジネスホテルに到着。ビール飲んでウイスキー入れたら、寝落ちしてました。結構疲れてたんですね。 はい。