125ccのバイクで日本一周【77日目】 佐賀県唐津市〜長崎県佐世保市
最近やたらスマホのバッテリーの減りが早いと思っていたら、バイクのUSB電源の調子が悪く、走行中に充電出来なくなってた。これはマズいぞ、結構な非常事態だ。なんせ、旅に出てからのスマホ依存度は半端ないからね。
朝イチから旅館の駐車場で修理を始めるが、どうにも治らん。充電中のランプは点灯するのだが、実際には充電出来ていない。何故に?
キリが無いので諦めることにしたが、さてどうしたものか。とりあえずモバイルバッテリーを繋ぎっぱなしにして出発だ。折角なので「呼子大橋」を渡り加部島に入り、景色を堪能する。
昨日から何となく思っていたが、唐津はどこも美しいな。本当に想像以上だ。海・空・山・街、良い感じで調和されていますよ。まさかの「俺住みたい街」の上位に食い込んで来ましたよ。
そして、再び呼子大橋を渡り幻の名城「名護屋城跡」へ向かう。本日は天気も良いし、気温も良いし、景色も良いし、道も良いぞ。
いやいやデカいな、そして石垣が凄い。この規模をほぼ半年で築くとは凄いね秀吉の権力。島原の乱の後、一揆軍に利用されないように徹底的に石垣を破壊したとのことだが、その壊れた状態で今でも残っているのが面白い。
なるほどここから海の向こうを目指していたわけですか。確かに海の向こうには海外の国があるわけで、これまでの国内の戦のための城とは意義が違いますね。
北海道もそうだったが、こうして日本の西の端に来ると、どうしても海外の国を意識しないわけにはいかないよな。そういう意味では江戸や京や、太平洋側は、まあ平和だったんだな。
そりゃあ、たった四杯で夜も眠れなくなる訳だよ。薩長の世はなるべくしてなったんだなとあらためて実感。やはり実際に見てみると伝わることが多い。
さて、この後は長崎県に入り佐世保へ向かう予定。色々とルートを探していたら、ここから西へ進み鷹島肥前大橋を渡った先にある長崎県松浦市の船唐津という港から、同じく松浦市の御厨港までフェリーで移動出来るらしい。もちろんバイク乗船も出来る。
鷹島汽船の「フェリーたかしま2」だそうだ。ほうマジですか、良いじゃないですか、ちょっとしたショートカット。久しぶりのフェリーとはナイスなイベントだ。道も良さそうだし行ってみる。
小慣れたものですバイク乗船。あんなにビビっていたのが遠い昔のことのようです。フェリーに揺られることおよそ30分くらいか。あっという間に御厨港に到着だ。
そうそう気づいたらいつの間にか長崎入りしてました。挨拶が遅れたな、ゴメン佐賀。サヨウナラまた来たいです。はい。
さあて、それでは向かいますよ。佐世保にある日本本土最西端の地「神崎鼻(こうざきばな)」へ。
本日は素晴らしいバイク日和、あまりにも気持ちが良いのでご機嫌で走ってたら、ナビの設定ミスで佐世保に行くつもりが生月島まで行ってしまった。どうりで絶景が続くわけだよ。そういや大きな橋を何本も渡ったよな。途中で気づけ俺ダイナミック。
予定より1時間以上遅れてなんとか到着した「神崎鼻」。これで日本本土四極の3つめを踏破しました。神崎鼻は公園になっていて綺麗に整備されていましたね。展望デッキや海中遊歩道なんかあったりしてカップルが結構いました。
いやあ、なんとかここまで来れましたね、九州3県目です。佐世保にいるならバーガーを食えと女房から指示が来ましたが、今日は結構疲れたのでこのまま宿に向かいます。
最後に恒例の駅見学をして本日は終了。
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