台風19号被害復旧のための「長野りんご食べた気持ち募金」〜プロローグ〜
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長野市の千曲川沿いに広がるりんごの名産地・アップルラインに位置するフルプロ農園のりんご畑。水没した北陸新幹線の車両基地はこの畑のすぐ近くに有る。
12日深夜、台風19号の影響で長野県の千曲川が氾濫。
決壊したポイントは、長野市のりんごの名産地・そしてフルプロ農園が位置する赤沼のすぐそばでした。
千曲川から流れ出た濁流により、赤沼地域は4m30cmもの高さまで浸水。フルプロ農園のりんご畑も、ほとんどが飲み込まれてしまいました。
水が引いても、下水などが混じった濁流に浸かったりんごは市場に出荷することはできません。濁った水には大腸菌などさまざまな菌が含まれており、りんごの表面だけでなく実の中にまで染み込んでしまうため、市場に出したりそのまま売ったりすることはできません。
今回の台風被害を想定して、事前に注文・予約してくださっているお客様のりんごは事前に収穫しておりましたが、保管していた倉庫も屋根まで浸水してしまいました。
大きな被害が出たのはフルプロ農園だけではありません。赤沼地域のりんご農家はいずれも浸水被害を受け、地域全体で損失されたりんごは約1億4000個と試算されます。
今年のりんごを出荷するのは絶望的ですが、このままでは終われない。
時間はかかるかもしれないけれど、赤沼のりんごを絶対に復活させたい。
そこで、皆さんにお願いがあります。
この note に、今年届けられなかったりんごがどんな風に育ち、どんな味に成長する予定だったのか、また私たちがどんな想いで春先からりんごの世話をしてきたのか、明日から連載として綴っていきたいと思います。
そして、この秋から冬にかけて収穫されるはずだったフルプロ農園のりんごを食べてみたかった、と思っていただけたなら、この記事の最後にある「サポートする」から支援していただけないでしょうか。
フルプロ農園のりんごは、どの品種も1玉120円。何個分でも構いません。この「食べた気持ち」募金へのご協力をお願いいたします。
集まったお金につきましては、フルプロ農園を含む赤沼地域の農家の災害復旧資金として活用させていただきます。
次回・連載第1回:赤沼のりんご産地の現在(いま)
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「長野りんご食べた気持ち募金」支援方法について
本記事を更新しているサービス「note」のサポート機能を活用して、「長野りんご食べた気持ち募金」への寄付を募っています。
本記事最下部にあるボタン「サポートする」をクリックしていただくと金額支援画面が表示されますので、ご支援くださる金額をご入力のうえ、表示に沿ってご支援ください。りんご1個の金額は120円。私たちの投稿を通じて食べた気持ちになった個数分ご支援いただけますと幸いです。
ご支援いただいた金額からシステム手数料を差し引いた金額全額を、赤沼地域の農家の災害復旧資金に充てさせていただきます。
なお、サポート機能を通じた支援に抵抗のある方、直接の支援をご希望の方は、下記の振込先までご入金ください。依頼者氏名の前に「シエン」と追加入力いただけますと幸いです。
八十二銀行
豊野支店(231)
普通 309764
カ.フルプロ
みなさまのご支援、ご協力をよろしくお願い申しあげます。