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夫の存在

午前0時を回っても帰宅しない、連絡もつかない夫に心配と苛立ちで電話をかけた私。

その電話をとった夫は
「今日出張の日だよ、それに今飲みに来てるから連絡できなかったのはごめん。」

忘れてた、何ヶ月も前から東京出張だと話してたのに。そして、大学時代の友達と飲みに行くのを楽しみにしてたことを。

我に返って
『そうだった、ごめん。でもそれならさすがに夜も深いし、終電とか大丈夫?』
と問いかけるとそれ以上応答がない。電話は繋がってるのに夫の声がない。

そんな不安にさせる状況で目が覚めた。

悪夢すぎる。
時間は深夜3時、気味の悪い夢を見た。

内容は実にリアルで、
1週間後に夫は出張を控えている。
大学時代の友達にアポを取ってるところまでも合っていて、なぜこうも夢と現実がリンクするのか。

普段からまめに連絡を取ってくれる夫と連絡がつかなくなるとどれだけ不安かと思い知らさせた。
結婚してから初めての出張というイベントは、こんなにも私を不安にさせている。

その日の育児のワンオペはどんなものになるか計り知れないし、子供たちは寝るかなど心配はあれど、どうにかなるとは思う。

ただ、私が寂しい。

日々喧嘩することはあれど、
基本的に夫は私が安心できる場所をくれる。
離れる選択ではなく、ずっと一緒にいる選択を目指してくれる生涯のパートナーという感じ。

腹立つ、憎めない、頼もしい
楽しい、やっぱり好きを繰り返す存在。

いないともう無理になっている。

夜も深いというのに、
子供たちと交互になって寝ていた夫に
『隣で寝たい』
と言うとまだ眠たい目で子供たちを移動させた。
隣に来て私を抱きしめると、頭を撫でて寝かせてくれた。

悪い夢を見た時は、いつもこうしてくれる。
私の不安や心配な気持ちに敏感で、何も言わずにそっと包んでくれる夫は偉大だ。だいすきだ。

懐かしい友達と楽しんで欲しい一方、
来週は寂しいと言う気持ちは消えなさそうだ。

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