大事なのは可視化すること
今我が家では「財形貯蓄」を解約するか。
と議題に上がっている。
金利は良い訳でもなく、
メリットは簡単に引き出せないことと元本保証。
そのお金があったら、投資や他の金利の良い銀行に預けるのはどうかという話を夫から受けた。
最近積立NISA、iDeCo、変額保険、学資保険
色んな形で将来のお金を作るというのが主流になってきているのは知ってる。
私は長年、投資ではなく「貯金」しか知らなかったからこそ、正直頭が痛い。
ただし、上手く使えば私たち家族の未来を明るく照らすものだということは理解している。
だからこそ、苦手だからと遠ざけるではなく
しっかりと勉強して上手に利用できたらと思っている。
ただ、本来失敗することがあってもそれをバネに次の成功を目指すタイプの私も、お金のことに関しては特にシビアで失敗はなるべく減らしたい。
ネットに転がっている情報は便利だ。
だけどまぁ、似たようなことしか書かれていないのは本当にそれだけの情報なのか。誰かの二番煎じな言葉が増殖していってるのではないか。
便利だけど精査しにくい。
ネットの情報だけに踊らされず、
多角的に読み取ることもしなくては。
基本的に、夫の問題提起には賛成である。
でも色んなネットの情報に流され、自分が見たもの調べたものが全部正解、最適解と思いがちな夫には、こちらからも疑問を幾つか投げかけたい。
その選択が"我が家にとって"の最適解なのか
それを問う時間は、無駄ではなく
私は必要だと思っている。
結果を求めるために、
選択を急ぐのは過程が疎かだ。
育児と家事、仕事に追われてのこの手の話は
なかなか頭を整理するのに時間を有する。
もし、結果的に同じ選択になったとしても
どのくらいの将来を見据えて、
何のためのお金として用意するのか...
そこまで話し合えたのなら
忙しい時間に作ったその時間は
とても有意義なものになる。
ただぼんやり貯めていたお金だからこそ、
ここが転機だ。
・財形貯蓄を使うメリット、デメリット
・お金を移動させるとして、どんな用途で配分するか
まずはこの第1歩を整理したい。
その先はまた後日。
「そういえば財形貯蓄解約していい?」
『大事なことだから、週末時間を作って子どもたちが寝た頃、ちゃんと双方の調べを持ち寄って決めようって言ったじゃない。』
「まぁそうだけど、先週話せなかったからと思って。」
『先週話せなかったなら、別日に調整しようとなればいいじゃない。まだ子供も寝てないのよ、急ぐ理由はあるの?』
「いや、別に。」
『じゃあ私にドライヤーかけながら、殆ど会話ができない状況で言うことじゃないよね。そもそも自分なりに話を進めるべく少しか調べたのかしら?』
(スマホを手に取る夫)
「辞めるデメリットはほぼないのさ、、」
『今パッと見の情報だけで進めようとしてる?私は準備が足りないから話す気はまだないよ。入念に調べようって意見は無視されたのかしら。』
「別に無視はしてないでしょ。」
『ろくに調べもしてない状態で、勢いで進めようとしてるように見える。自分のやりたいが先行で、会話の糸口は一緒に決めようって相談する形をとってるのに、自分の進みたい方への結果を急いでる。』
『私の意見が蔑ろで、何も分からないままの状態なのに...それでも俺について来いって横暴な指導者には誰だってついて行きたくない。意見に賛同したくない。』
「そんな、蔑ろになんてしたつもりはない。」
この後、この内容を文字に起こしたら
どれだけ自分が一方的だったかようやく気づいた。
可視化って大切...