2畳にも満たないサークルの中で
もう少しで3歳になろうという娘には、ベビーサークルを使わなくても心配な要素はない。
しばらくの間、まだ使っていない2階の子供部屋に置かれていたそれは、復活の日を迎えた。
それもそのはず、1歳を過ぎた息子は先月末頃から2歩歩いては尻もちをついていたヨチヨチ度合いから、目まぐるしい成長をとげ、しっかりとした足取りで歩き出し、さらにはダイニングチェアを経由してテーブルまで登りつめた。怖ぇ...。
少しも目を離してられなくなったため、
導入されたサークルの中にはトミカとアンパンマンブロックという誘惑が潜めた。
最初は遊びの空間となったその場所に、
まるで宝物を見つけたような顔で、2人とも楽しそうに遊んでいた。でもそれも飽きるのは早く、出たいと言ったり、入りたいと言ったりまぁ手がかかるかかる。
夏もだいぶ過ぎ、靴の土で汚くなったエアラブを浴室で洗うことを計画していた私は、そこまで構ってられないと夫に子どもたちを任せたが、
サークルから出ていた娘は、お手伝いする!と言わんばかりに着いてきて、続けざまに息子も着いてきた。
無事、サークルの中に連行された2人。
一緒にやる〜!!と駄々をこねてた娘の声も次第に聞こえなくなり、浴室での足もみ洗濯を終え、覗いたリビングには3人がサークルで遊んでいる姿。それもすごく楽しそう。
あぁ、そうか。子どもらだけで遊ぶのではなく、その輪の中に親が入ることが嬉しいのか。そうだよなぁ、もっと一緒に遊んでやらなきゃな。と沢山やることを抱えながらも思う瞬間だった。
それにしても良い風景で1人でこなしたパパには、あとで特大のはなまるをあげたい。
いや、ブランチのハンバーガーのお肉が少し大きめだったのが前払いになるか?
なんにせよ、夜ごはんは大盛りにしよう。