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2月のベランダ果樹園:冬芽の様子

1年で最も寒い2月。最低気温が氷点下になる日も増え、ベランダ果樹園の植物たちにも厳しい時期です。そのような中でも、植物たちは春に芽吹く準備を着々としてくれています!ということで、今月はいつもよりクローズアップして報告したいと思います🔍️


イチゴ(あまごこち)

イチゴは蕾が見えていて、一番花はすでに開きつつある状態にあります🌸 ただ、このままだとまだ気温が十分上がる前に完全に開花してしまい、例年うまく実になるか怪しいです。そこで、透明なビニール袋で覆って簡易温室にしてあげれば、少し早くイチゴが収穫できるかもしれません。

いつも一番最初に春が近づいてきたことを感じさせてくれます♪

ブルーベリー(エイボンブルー、サザンオニール)

イチゴの次に冬芽・花芽が大きくなってきているのがブルーベリーです。まだまだ株自体が小さいので花芽が付く数は少ないです。ただ、1つの花芽からだいたい5-10個の花が咲くので、収量はそこそこになります♪
ちなみに大きな花芽の下の芽は葉芽になります。剪定の際に枝の先端を切りすぎてしまうと花芽が無くなってしまい、実ができなくなるという悲しい結果になるので注意が必要です😱

大きな花芽と小さな葉芽

ブドウ(マスカットベリーA、ゴールドフィンガー)

ブドウの冬芽はまだまだ小さい状態です。3月になると、ここからモリモリと大きくなります。ちなみにブドウの冬芽はブルーベリーと違って1つの芽の中に花芽と葉芽の両方が入っている混合花芽と呼ばれる芽になります。
通常だと、中央に主芽があり、その両側に副芽があるのですが、まだ小さすぎて見えませんね。

小さい芽がいっぱい付いています!

ラズベリー(スキーナ)、ブラックベリー(トリプルクラウン)

ラズベリーもブラックベリーの芽も、ブドウと同じく混合花芽になります。混合花芽は枝の先端側にあり、根元側は葉芽になります。ブルーベリーと違い、ラズベリーやブラックベリーでは両者はとても似ているので見分けにくいです。そのため、剪定の時にどこまで切っていいか迷ってしまうんですよね💦 結構根元側まで花芽があるので、実際にはそこまで気にしなくても大丈夫なのですが😆

こっちがラズベリーで、
こっちがブラックベリー。

キウイフルーツ(スーパーエメラルド)

キウイブルーツの冬芽もまだまだ小さいです。昨年葉が付いていたところである葉痕の上部にちょこんと付いています。キウイフルーツの冬芽は剛毛に覆われていて一番暖かそうです。ブドウと同様に気温が高くなるにつれてこれからどんどん大きくなるので、成長が楽しみです!

まだまだ小さいキウイフルーツの芽

クランベリー(品種不明)

こちらは新参者のクランベリーの冬芽です。クランベリーは常緑果樹なので、冬でも葉が付いています。常緑果樹と言っても、冬は紅葉しているので正確には「常緑」ではないですね😏 暖かくなるとまた緑色に戻ります。ちょっぴり変わった果樹です。
クランベリーは剪定していないので、枝の先端に芽が付いています。落葉しないので、冬芽というか単なる生長点にある新芽というか、正確な表現は分かりません💦
そいう言えば、このクランベリーは品種が不明です。ホームセンターで購入する果樹はけっこう品種が不明なものが多いです。ネットで見てみると代表的な品種はバーグマンと言うらしいです。わが家のもそうなのでしょうか🤔

紅葉と新芽の共演


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