【制作事例】幕別町スマイルパーク「ナウマン象の模型」
こんにちは!北海道帯広市のオリジナルオブジェ・ベンチ制作屋さんFRPウチヤマです。
今回は、弊社の制作事例の中から「ナウマン象の模型」についてご紹介します!
このオブジェについて
ナウマン象の模型は、幕別ライオンズクラブ様からのご依頼で、幕別町のスマイルパークに設置していただいています。
幕別ライオンズクラブ様の創立50周年を記念し、製作することが決定。
1999年に忠類ナウマン記念館前に設置されたオブジェの複製として、ご依頼をいただきました!
季節によっては、ナウマン像が衣装を着せてもらっているようで、様々なかわいらしい姿を見る事が出来ます!
SNSでの口コミ投稿
お越しいただいた皆様より、続々と素敵なお写真の投稿がされています!
実は、写真の通り、現在ナウマン象は2体設置されており、親子の姿を楽しむことができます!
当初は親のナウマン象のみでしたが、設置から1年後に匿名の町民の方より子象を寄贈したい、とのお声をいただき、製作させていただきました。
冬には、寒さを乗り越えられるようにと、ブランケットとマフラーが巻きつけてあり、町の愛情深さが伝わるオブジェとなっています。
制作過程のご紹介
では、このナウマン象たちがどのようにして製作されたのか、少しだけご紹介していきます!
1.絵コンテ・設計図の作成
まずは、絵コンテ・設計図の作成です……が、今回は複製模型であるため、以前に㈱西尾製作所様が製作されたFRP雌型をお借りして製作を開始しました!
欠品していた、牙一本と、形を変更した尻尾をスチロールで新たに製作することから始めます。
2.製作開始
こちらが、お借りしたナウマン象のFRP雌型です!
こちらを組み合わせ、職人の手で再現していき……
組み立てが完了しました!
毛並みまで再現されたナウマン象は、今にも動き出しそうな迫力があります…!
細部まで確認し、いよいよ牙・尻尾の製作がスタートです。
どちらも美しい曲線が肝となり、職人の腕の見せ所です…!
大きく鋭い牙と、チャーミングな尻尾を取り付け、型が完成。
本物のナウマン象に近づくよう、全体の色味も調整しながら、丁寧に丁寧に作業を進めます。
そして、完成したのがこちらです!
目や爪、牙の先まで、綺麗に色を付け、光沢感のある立派なナウマン象が誕生しました!
子どものナウマン象も、可愛らしい瞳を特徴として、お母さんと同じように丹精込めて製作されました♪
長年、町民にも観光客の方にも愛され続けるナウマン象に、ぜひ会いに行ってみてください!
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制作のご相談・お問い合わせは、FRPウチヤマのWebサイトからお願いいたします!