育休1週間目の経過報告――育児は仕事よりも断然有意義で楽しい

子供が産まれ、育休を取って一週間が経ちました。

今のところ、凄く楽しいです。こんなに楽しい日々は初めてかもしれない! というくらい楽しい。

そういう訳で、「二人で育休を取ると、どんな暮らしになるの?」ということを書いていきます。


■育児関連

まず、新生児の育児って何するの? というところから。

・授乳(約3時間おき)

 赤子が泣いたらミルクをあげます。
 新生児はおよそ3時間おき(1~4時間くらい)に泣くのですが、0か月目はまだ昼夜の概念がないため、夜も休みなく欲しがります。

 なのでまとまった睡眠をとることはできません。

 最初はしんどいな~と思いましたが、まあ昼に働いている訳じゃないので(早朝出勤や残業がある訳ではないので)今のところ意外と平気です。

 また、家に大人が二人いるので、例えば夜は粉ミルクにすることで、奥さんが夜に眠れる みたいなことが出来ています。

※「母乳と粉ミルクの差異」「必要なミルクの量」などについては色々あるのですが、信頼できる情報源を当たってください。


・おむつ替え+泣き止ませ(ランダム発生)

 おむつは1日10回くらい。
 頻度は多いですが、作業自体は別に難しくないので、焦らずこなしていこう(攻略サイトか?)。
 とはいえ、「おむつを替えている最中に漏らす」みたいなイベントもあるので油断は禁物。

 「意味もなく泣く」のは完全ランダム発生。
 これは生後3〜4週目以降、視覚等の発達により周囲の状況が理解出来る様になり、
「え、ここどこ!? この人たち誰!? 怖い!!」
 となって泣く現象らしいです。

 対処方法は赤子の個体差が激しく、好きな曲(音)、好きな揺らし方、抱っこの仕方などを模索するしかありません。もしくはある程度、放置するか……。

 うちの子も泣き止まない時はずっと泣いてますが、僕も次の日仕事がある訳ではない(早朝出勤とかではない)ので、今のところそれほどストレスを感じずにあやせています。

※元々早朝出勤とか無い仕事だったら良いのですが……。


・沐浴

 桶を使って入浴させる(体を洗ってあげる)行為。

 風呂嫌いの子だと暴れてしまって大変らしいのですが、うちの子は結構入浴を気に入っているようで大人しくしているので助かってます。

 ただ、ボディソープを洗い流すときなどに腕が四本欲しいので、これも育休取っておいて良かったな~と思いますね。

※まあ夕方に帰れる仕事だったら苦労しないんですが……。

 あと入浴中に漏らされると結構大変。大変すぎて笑っちゃいます。



・心配事の調査

 初めての育児なので不安なことも多く、
 例えば「ミルクを吐き戻すのは大丈夫?」「呼吸が苦しそう」「おなら多くない?」「肌がカサカサしてない?」みたいな現象について、いちいちハラハラして調べています。

 大抵はネットを見ると「放置でOK」みたいなことが書いてあるのですが、どうなのかなあとモヤモヤする日々。
 これも、一人で悩んでいたら結構な精神的負担になると思います。

 ただ先日、一か月検診で「問題なし」とのことだったので安心しました。不安なことは、親の安心のためにも、病院や相談電話サービスなどで確認してしまったほうが楽かもしれません。

※まあ仕事が多忙でなく、夜に夫婦で相談出来る環境というのが一番良いのですが……。


■生活の変化

・睡眠時間を確保できるようになった


上述のとおり約3時間おきに授乳があるものの、
仕事がない(遅くまで残業することがない、起床時間を調整できる)ため、むしろ睡眠時間を確保できるようになりました。

朝も気持ちよく起きれているし、朝食も美味しく食べられています。

※元の仕事環境がヤバかっただけのような気もしますが……。



・自炊するようになった

元々あまり料理しないのですが(面倒なので)、授乳中なので多少は栄養面に気を付けた方が良いなあと思い、自炊するようにしています。

これが結構楽しいですね。

上述の通り、二人育休なら時間は結構あるので、ミートソースを作ってみたり、初めてイカを捌いてみたり、色々試して楽しい時間を過ごしています。

次は、自分で色々試して最高のカレーのレシピを自分で考案したいですね。
完成したらご報告します。

※自炊する時間も無かった元の仕事環境がおかしかっただけのような気もしますが……。


・温度、湿度などに気を遣うようになった。

 今まであまり気を遣っていなかったのですが、子供の体調のために気に敷く管理することに。

 すると自分の体調にも良い影響が出ていて、
 例えば子供を迎えるにあたって加湿器を導入したのですが、結果僕の鼻づまりもスッキリしました。加湿器ってスゴイ。だから皆買ってたんですね。


・「遊びの相手」はまだ出来ない。

 新生児はまだあまり周囲が見えていないので、「おもちゃで遊ぶ」みたいなことが(良くも悪くも)出来ません。

 また、寝返りが打てないので、勝手にどこかに行ってしまうこともありません。

 この辺は、もう少し成長したら更に大変になる部分だし、楽しみな部分でもあります。

※復帰後も遊び時間が確保できる仕事量だったら良いのですが……。


・資格試験の勉強をする時間が増えた


毎日ほんの少しずつやっているのですが、育休前よりも時間が取れるようになりました。

特に、赤子をあやしている時など、赤子を抱きながら片手スマホで勉強するのが効率的で宜しいです。

というか、育休後の忙しさを考えると、今年受かっておきたいんですよね。どうかな……。

※復帰後も試験勉強できるくらいの残業時間だったら良いのですが……


・趣味の小説を書く時間が増えた


これも同上ですね。
仕事をしていると精神的に疲れてしまって「小説なんか書けるかよ……」という気持ちになる日が多かったのですが、
心・時間に余裕があるからか、今は少しづつコツコツと書くことが出来ています。

書いたものをどこで発表するかとか、そういうのはまだあんまり決まっていませんが……まあ書いてる今が楽しいので良しとします。

※そんな精神が摩耗する仕事ってどうなんだよと思いますが……


・毎日少しづつエンタメを消費している。

最近は奥さんと一緒に、昨年のアニメ『オッドタクシー』を一日一話見ています。面白い……。

当然、見ている途中で子供がグズって中断、ということも毎日のようにあるのですが、それこそ仕事をしていない(明日の起床時間が決まっている訳ではない)ので、中断しても焦ったりすることもなく対応できています。


※そんな睡眠不足で仕事してる方がどうかと思いますが……


■まとめ ――仕事がなければ人生は楽しい


まとめると、

「一人で新生児の相手をするのは肉体的にも精神的にもキツいが、
二人でやるならそれなりに余裕がある」

というのが個人的感想です。

特に、ミルクをあげたりおむつを替える行為は、目の前の子供の役に立っているので、とても有意義な行為に感じられました。仕事よりもずっとずっと有意義に思えます。

※元の仕事がやりがい無さすぎるアレな仕事ってだけのような気もしますが……


また、奥さんも一緒に育休をとってくれているお陰で、時間をかけて自炊をしたり、少しづつ勉強したり、エンタメを摂取できていて、非常に楽しい日々を送っています。

今まで、「自分は暗い性格だから、何をしても楽しく過ごせないんじゃないか」と思っていましたが、
実際には性格の問題というより、単に仕事が辛かっただけという気もします……。


なんか「育休レポート」というよりも「休職レポート」っていう感じになっちゃったな……。


まあいいや。

皆様も、労働には十分お気を付けください。

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