はい、どうも~の話
好きなことに向き合うのが苦手だ。
好きなことにのめり込むのが苦手だ。
好きなことを好きだと言うのが苦手だ。
親のせいにするなと自分でもわかってはいるが、環境ってもんは小さい人間にとってはそれが全ての世界で、真実で、常識だった。
私は中学受験、高校受験、大学受験を経験した。
しかし中高の合格発表には自分の番号はなかった。
まぁだからこんなに受験してるわけなんだけども。
親は、というか、母親は特に、勉強に厳しかった。
頑張りなんてものはどうでもよく、結果にだけ口を出す結論主義な母親だった。
父親は恐らく、自分の好きなことをすればいいと思ってくれてるんだろうけど、かかあ天下である我が家はそんな言葉をかけてくれる人はいなかった。
常に、勉強だった。
時間の使い方が下手な自分は皆がすぐできることに倍以上の時間がかかった。
「好きなことを我慢して勉強に費やせば報われる」
本気で思ってやっていた。
それでもやっぱり報われないものは報われないのである。
この「好きなことを我慢した代わりに」精神が、今もずっと頭にある。
大学3年になって気づく。
そんなもの、めちゃくちゃいらん。
好きなことに貪欲になった方が良い。
好きなことを我慢する精神は、好きなことに力を注ぎこめなくなり、蓋をし、その蓋を開けるときは大体詰め込むためで、気づいたら好きなことボックスがパンパンだった。
開けても、どれが今のやりたいことなのかわからない。
「これを我慢すれば」「この時間を勉強につぎ込めば」
本当にそうなんかね。
私は、大学生って時間をめちゃくちゃ無駄にした。マジで。
お笑いサークルを1回でものぞきたいし手話もやってみたかったしまた劇場に行きたいしライブも行きたいし...
あれ、今やりたいこといっぱいあるぞ。
気付かなかった。
よっしゃやってまえ~とも思うが、今は新たな敵がいる。
就活だ。
この世界には皆同じ時間が与えられているはずなのにどうしたってそいつを上手く使いこなせない奴がいる。
時間の使い方教えてくれ。
このnoteも実は2年前から始めようと思いながらやっと行動したもの。
この3年間で変えようと思っても、なかなか変えられないもんだな。
困ったな。
それでも時間は刻刻と過ぎていってしまうので、自分も置いて行かれないように、ちょっと小走りで行かないといけない。待ってぇ。
好きなことに貪欲になれるって、かっこいいよな。
結局やらない後悔よりやった後悔。
これに尽きる。
やって困ったら、そのとき考えればいい。
きっとやったことは無駄にならないし、どういう状況で困ったのかもまた学び。
自分の"やりたい"は、満たすためにある。
就活終わったら、楽しいこと、今度こそいっぱいしよ。
4年生だもんな。
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卒業研究だ。
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