読み専オタクが同人誌を作るまで
また本を作りたくなった時に見返せるように、読み専だったオタクが文を書いて
小説同人誌を作るまでに至った記録を忘れないうちに書き記してみました
【本を作りたくなった経緯】
齢10歳でオタクに開花して以来、様々なジャンルにハマってきたが、私はほぼ読み専オタクだった
ほとんどのジャンルは公式と無料の二次創作を読むだけ
同人誌を買うのはすごくハマったジャンル
己の手で二次創作なんてそれこそ狂うレベルのハマり方をしたジャンル限定だった
それでも自分で書(描)くのがそんなに好きじゃない私は「1ジャンルにつき」1〜2作を書き上げるのが関の山だった
そんな私が今のジャンルでは1年足らずで5作(書き下ろし含めると6作)書き上げた事にその狂いぶりを察してほしい
半ばオタク自体を引退していた女の十数年ぶりのジャンルガチ恋(という表現で合っているか分からない)
ハマりたての頃は限界睡眠で常に推しカプの事しか考えられず本気で生活に支障をきたしていたが、心はキラキラと輝いていた
しばらくして「こういうシチュエーションが見たいのに無い!好きだけどちょっと違う!ええい私が書く!!」となり、ン年ぶりに創作を試みた
本当は絵で見たいけど作画コストが死ぬほど高い推しカプなのでとりあえず文字で書いてみることにしたが、これが存外楽しかった
読み手サイドでは知らなかった書き手の苦しみも大いに味わう事になったが、自分の萌えに人が興味を示してくれるのは素直に嬉しかった
もう書かねえぞ!!と毎回言いながらも5作目を投稿した後、ふと製本の二文字が浮かんだ
無料のWeb媒体は突然消えるリスクを孕んでいる
個人サイト時代の最大手サーバー、ジオ〇ティーズや〇ンフォシークの突然の閉鎖でずっとブクマしてたサイトが消えた衝撃は未だに覚えているついでにURL忘れて行方不明になってた自分の黒歴史個人サイトも消えた
ピ〇シブだって事業撤退でいつ消えるか分からない
なにより人の記憶は哀しいもので、当人ですらジャンルに狂っていた事実は覚えていてもその詳細は忘れてしまう
軽くハマっていた程度ならハマっていた事実すら忘れてしまう(ソースは数多の過去ジャンル)
拙いけどこんなに萌えて悶えて苦しんで出力したのに、埋もれて消えてしまうのは辛い
せっかくなら証を、消えない物理の本を作りたい! そうだ再録本作ろう!!
そう思ったのが永きに渡る戦いの始まりであった……
【情報集め】
https://albalunaweb.net/knowhow/3340.html
まず、小説本作りに関してはこのサイトがめちゃくちゃ網羅してます
最初に読んだ時は情報量に「うぉ……!」となりましたが、改めて見返すと細かい情報もしっかり書いてくれてます
そしてこれによると商業文庫本チックなのを作りたければ6万字〜10万字程度あれば足りるという
小説本ならA5かA6(文庫)が主流で、A5なら文字数を多く入れられるので印刷費を安く上げられる&印刷所の選択肢が多いらしい
しかし私は少しでも分厚く見せたい見栄からサイズはA6(文庫)を選択
本のフォントサイズは8〜9ptくらいがデフォらしい
自分で一からページ設定するのがダルかったので、有難いことにBOOTHで配布されていた下記のテンプレから「8.5pt 遊明朝」を選択
(後述するがあとでこのフォント選択を死ぬほど後悔することになる)
Word以外にも、よりプロっぽく作れるInDesignのテンプレートもBOOTHで配布されています
(IndesignとはAdobe社が出してる冊子作り用ソフト、ぶっちゃけ詳細は良く知らない)
私はワードで作成→AcrobatDCでPDF編集しましたが、コンスタントに絵を描いたり本出す人ならAdobe社に課金した方がいいと思います
もし次に本作る機会があるなら私は多分月額プランで課金する
本を作るには最低限「表紙、本文、奥付」が必要とのこと
私は小説の短編集だったので「本扉、目次、中扉」も追加(※扉を入れるなら本文の「奇数ページ」です)
あとは個人の趣味であとがきも挿入(やってみたかったんですよねコレ)
まだ見ぬ本に向けてワクワクと妄想を膨らませるの超楽しかったですね
【頒布(はんぷ)数・値段決め】
証を残したいだけなら自分だけの本でもよかったのですが、自分以外の誰かの手元に残ってくれたら嬉しいなぁという欲が出て頒布することに
判断基準は調べるとSNSフォロワー数の10分の1とか色々あるようですが、その基準だと私の場合は1冊も作れないので
とりあえず捌けなくても心折れない程度の冊数を用意することにしました
気持ちが先走って現物もないのにショップは非公開で早々と作成
先人に倣ってタイトル、本のサイズ、値段、ページ数、本の概要、話のあらすじを記入
書店委託やbooth倉庫委託も検討しましたが、小ロットなので自宅発送を選択
私は今回は「送料込で1000円以内にしたいなぁ」とぼんやり思っていたので、相場を守るべきかかなり迷いましたが今回は我を通しました
本来は下記によれば文庫本200Pで1000~1500円程度が相場のようです
【印刷所・装丁等】
最初はワード入稿可、ワードテンプレありで初心者に優しそうなしまや印刷を検討していたのですが
これを見て圧倒的値段の魅力で「ちょ古っ都製本工房」に決定!
ただ「HPがやや分かりづらい & 本文データの『全結合(イラストも文章もPDF化)』が必要 & メール連絡が『入金・入稿確認しました』→『出荷しました』のみ」と正直慣れてる人向けと思いますが、ここはカラーイラストも巻頭(巻末)だけの挿入ならぐんとお安いです(カラー・モノクロ混在印刷 お得ver.)文章だけなら言わずもがな
1部から刷れるのもいい、小説本向きの印刷所です
そして装丁決めですが、これは沼です
印刷所によっては箔押しだの小口印刷だのめちゃくちゃオプションつけられるので好きな人にはたまらんと思います
しかし凝った装丁にはお金だけじゃなくて知識もいるので、私にはちょ古っ都製本工房さんのシンプルな選択肢で十分過ぎました
それに選択肢が多すぎると無限に悩む! まあ強いて言うならスピン(しおり)はつけたかったかな?
そんな感じで最終的に私が選択した装丁は以下の通りです
◆表紙用紙:スノーホワイト(180kg)【ペルーラ】/PP加工(マットPP)
◆本文用紙:書籍用紙72.5kg(淡クリームキンマリ)
※巻頭に遊び紙(色上質最厚口)、両面カラーページ(たぶん上質紙?)
どこかで本文用紙は薄い方がめくりやすいと書かれていてなるほど……!と目からウロコが落ちました
小説本なら上質紙より書籍用紙(淡クリームキンマリ)のほうがそれっぽいですね
そんな感じで情報を集めて、いよいよ製本作業に踏み切ったのですが
私は「完全初心者のソロ同人誌製作」というものをナメていた
「再録本なら本文データはあるから、ここに書き下ろし追加してちょっと手直しして、まぁ一ヶ月もあれば余裕でしょ!」
この後完成まで三ヶ月近くを要することになるとは、当時は知るべくもなかった……
【挿絵の依頼】
必須じゃないけどやっぱり挿絵が欲しい!! たとえ己に画力がなくても!!
最初は仕事絵も請けてくれそうな同担絵描きさんにお金を払って描いて頂くことも一瞬考えたのですが
いきなりそういう話を持ちかけてブロックされてもやだなぁと思ったのと
マジで絵の事何にも分かってないので、ここは完全にビジネスライクに行けるところがいいと下記サイトで探しました
無いスキルは金で補う、大人だから
ただ個人からの依頼、かつ二次創作OKとなるとかなり絞られる印象を受けました
依頼時に「断ち切り(塗り足し)は何ミリですか」と初心者には意味不明な事を聞かれますが、大体の印刷所の断ち切りは3ミリです
体感ですがイラストを依頼するなら内容はシンプルな方がお互いに楽です(例:「このキャラがピースしてる絵」)
当たり前ですが要望を逐一伝える必要があるので、無駄に凝った設定で依頼をすると拘りを伝えるのに苦労します、依頼相手が存じ上げないジャンルだと尚更ですね……
同人誌の挿絵を頼む場合、イラスト1枚につき最低1諭吉は見た方がいいです
絵は齧る程度ですが、ペン入れや塗りまでされた「ちゃんとした絵」を期限内に仕上げるというのはかなり労力が要る事なので私は高いと思いませんでした
強いこだわりがあるなら「人脈を作って同士に描いてもらう」か「己で描く」のがいいです!
ちなみに私はどっちもできません! はい終了!!!!
【表紙作成挫折、からの依頼】
白状すると最初はカバー付き同人誌を作る予定でしたが
・「カバー」と「下表紙」の2つのデータを作成しなければならない
・カバーも作るとカバーなしより印刷代が跳ね上がる
(※ブックカバー単体でも作れる印刷所もあるが自分で巻かねばいけないという不器用にとっての鬼畜仕様)
上記の理由でカバー無し作成と相成りました
凝った装丁にはお金だけじゃなくて知識も必要(大事な事なので二回言いました)
表紙自体は今はこういうので無料で作れます
私はもうちょっと凝ったデザインがよかったので、当初は素材配布で有名なてんぱるさんのデータを購入して自分で文字入れしようとしました
文字入れで表紙データのPSDファイル(Photoshopの形式)を開くため無料で入手出来るメディバンペイントをPCにインストール(スマホ版も入れましたがイマイチ勝手が分からず)
しかし古のしぃペインターくらいしか弄った事の無い私、ここで上手い文字入れが出来ず挫折
正直根気強くやれば出来そうな気がしましたがそんな時間と気力が取れない私は早々に諦め、挿絵同様に金の力を借りることにしました
フリー素材を使った簡易なものから、デザイナーが一から制作してくれるものまで
ピンキリなので、表紙制作の値段は割とばらつきがある印象です
あと絵が描ける人なら自分の絵を使ったナイスな表紙を作ってもらうことも出来るようです
ここでも「背幅は何ミリですか」と初心者には意味不明な事を聞かれますが
↓このへんで文字数からざっくり背幅を割り出して答えました
感想としては、表紙委託して正解でした!
やっぱり表紙は本の顔なので、デザインがいいと所有欲が満たされてテンションが上がります……!
【本文いろいろ】
・中身の加筆+文章の体裁
今はスマホオンリーでも本が作れるそうですが
個人的にはデスクトップPCのでっけぇ画面とでっけぇキーボードが一番編集がやりやすいので、クラウドサービスを活用しました
googleクラウドを使って本文書きなおしはスマホでポチポチ、体裁修正はスキマ時間にPCでやってました
個人的な話ですが、私は家族との共同部屋(基本誰かいる)にPCがあるという隠れオタには地獄のような環境下なので
同人誌作成のために家族にサイレントで2日ほど有給を取りました 笑い話です
閑話休題、とにかく書いた当時は文章ルールとかな〜〜〜〜んも分からず好きなまま書いてたので
体裁に関しては、まずは下のサイトに無の境地で全文をぶち込んだあと、細部をチマチマと内容含めて手修正していっていました
最初から文章ルールを理解して書いていたらこの作業は必要なかったのに〜!! と過去の自分をシバきたくなったのを覚えてます
内容に関しては、恥を忍んで人に見せたところ「会話文ばかりで地の文が少ない」「誰が何をしたかの説明が少なくて状況が分かりづらい」「擬音が多い」と指摘を頂いたので(実際はかなりソフトな言い方です)、本では多少意識をして直したつもりです
ただ、正直修正前のが好きだった……って体験は自身もたまにするのであえてWeb版はそのまま残してます ぶっちゃけ差し替えたいですが!
ちなみに過去作全ての加筆修正は普通に新作1本作るよりしんどかったです(個人の感想)
以下、本文編集の際にぶち当たった壁です
・「游明朝表示バグ」
何度やっても各種記号(「」とか)が超ズレる!!
フォントを汎用性のあるMSゴシックとかにすれば済む話らしいのですが
どうしても游明朝を使いたかったので鬼検索した結果、Win8.1からWin10にアップロードすれば治るとのこと
しかし実行(これがまた時間がかかる)するも相次ぐインストール失敗
「私……製本作業してたはずなんだが……?」と虚無になりましたが三回目で↑を試した結果なんとか成功、記号ズレは解決
10年前のPCでしたが無駄にゲーミングなハイスペ仕様だったため何とかアップロードに耐えてくれました、ありがとう10年前の私
・「―(ダッシュ)表示」
ダッシュが繋がらない問題については ①通常の「――」(ダブルダッシュ)を2倍角の「―」(ダッシュ1字)にまとめて変換 を使用しました
ちょっと表示位置がズレていたのですが、↓を設定したら解決しました
・「複数感嘆符表示」
地味に一番頭を悩ませたやつ
感嘆符を多用しまくりの拙作、扱いをどうするか地味に悩みましたが
本では表示を「!」か「!!」か「!?」か「?」に統一することに
最初は全角で縦中横設定「!!」してたのですが半角縦中横「!!」、もしくは単独の感嘆符「!」に修正
ただわりと変換漏れがあり、単独感嘆符を縦中横設定のままにしていたり、半角感嘆符に縦中横が適用されていなかったりして表示が変になってしまったのはかなり後悔点です……すみません……
・本文データ作成
全部書くとキリがないので概要はこれを見てくれ(丸投げ)
ワードをPDFに変換って拡張子変えて保存以外なんかあんの?と思ってましたが
「ファイル変換での変換」と「印刷形式での変換」があり、下記にもありますが後者の方がレイアウト再現性が高いそうです
印刷形式で有名なフリーソフトはコレですね
結論から言うとこのへんは一番表示再現性の高い純正ソフト(Adobe Acrobat DC)の無料体験版で何とかしました(身も蓋もない)
サードパーティのフリーソフトで出る不具合対処にマジ疲れたので……
[Adobe PDFとして保存]のボタンクリックだけでレイアウト崩れてないPDF出力されてるのサイコー!!
挿絵データのPSDファイルもPhotoshopで開いてサイズそのままでPDF保存!(フリーソフトだと何故か毎回A4サイズになっていた)
PDFデータのリサイズもサイズ指定からの印刷変換で1発!(フリーソフトだと何故か変換が上手くいかなかった)
イラストデータとの結合も難なくクリア!
その他細かいイイネは色々あるけど……とにかく有料ソフトはマジ最高!!
【目次、扉、奥付作成】
本文が整ったらその他ページの作成です
目次や奥付自体も今は無料で色々できます
しかし(中略)これも金の力を借りようか迷ったものの流石にブルジョアが過ぎる、ちょっとは自分で頑張れと脳内で待ったがかかり
BOOTHの奥付素材テンプレを購入して先述のメディバンペイントで編集する微課金に抑えました、えらい
目次と奥付と本扉はメディバンで文字入れ編集→PDF化して本文と結合、中扉は画像化してWordに入れ込む力技でなんとかしたのですが
本当はもうちょっとスマートなやり方があるかもしれないです
【試し刷り】
そして遂にとりあえず体裁が整った本のデータを勢いで入稿し、一冊試し刷りをしてみました
すぐに欲しい気持ちを抑えきれず翌営業日コースで注文・即入稿・即振込 → 3日後には現物が到着
初めて実物を手に取った時の感動はヤバかったです、印刷所さんありがとう……
そして試し刷りマジ大事
読み返して本扉の抜けを確認&また本文に修正をかけたくなりさらに二週間が経過
何も無ければまたずるずると公開予定を引き伸ばしていたと思いますが、私は表紙を依頼した時に「今月に頒布を予定してます」と先方に宣言していたので
絶対に今月中に領布開始しなくては……!という謎の使命感に駆られて(ぶっちゃけ先方はさほど気にしないと思うのですが)編集を終わらせ再入稿することが出来ました
多分外注してなかったら私の本が日の目を見ることはなかったと思います
そして薄い本にイベント合わせが多い理由も同時に理解した、明確な締切の効果は絶大
あと入稿時に表紙データと本文データをPDF化したのですが、そのデータを自身のクラウドにもアップロードしておくことによって
己の本をスマホで電子書籍のように読めるようになったのは思わぬ副産物でした オフラインでもスマホで読める!すごい!
本買ってくれた人に電子データもDL出来るようにしようかな? と少し考えましたが
二次創作の電子販売はなんか色々な面でややこしそうな感じなので
個人的にはDL販売アリ派なんですが今回は見送りました
【本刷り・頒布開始】
そんなこんなで清水の舞台から飛び降りる気持ちでエイヤッ〜! とBOOTHショップ公開&サンプル投下!
このへんの準備は勢いが全て!!
「人気投稿者でもないのに、イベントでもない時期に本を頒布って自分はとんでもない事をしているのでは??」
と途中で何度も我に返り消えそうになりましたが
「本はいつ誰が出したっていいはずだ! 出しちまったもんは仕方ないし後はやるしかねぇ!」と念仏のように唱えて心を落ち着かせていました
なので「購入されました」のメールが来た時の喜びはヤバかったです
買い手の思ってる1000000000000倍くらい買ってくれると売り手は嬉しいものだと学びました
自家通販発送
領布開始にあたって用意したものです、モノは全て100均で調達しました
◆クッション封筒
◆OPP袋
◆ひとことメッセージカード
◇BOOTH発送時コメント(コピペ用・スマホのメモ帳に)
梱包のお手本は下記の通り
クッション封筒は封筒+プチプチと比べたら割高なのですが、巻くのが手間だし少部数頒布なのでまぁいいか〜!と割り切りました
あと小説本で薄くないから別にいいかな?と厚紙は省略
メッセージカードは必須ではないのですが、私は通販の時に付いてたら嬉しかったのでつけました
送付にはお互いに匿名で送れる「あんしんBOOTHパック」を利用しました
大きさによって料金が変わりますが、私が使ったネコポスの場合だと370円です(2022年7月現在)
※ネコポスの最大サイズは「縦 31.2cm × 横 22.8cm × 厚さ 3cm」ですが最小サイズもあります!「縦23cm × 横11.5cm」です!
(最小サイズ以下だと本来受け付けてもらえないのですが、普通に届けてもらえてました)
知らずに最小サイズ以下で送っていましたが、3回目で親切な受付のお姉さんから教えてもらいました
注文が来たら荷物を用意する→BOOTHアプリから二次元バーコードを発行、機械にピッとする→出てきた送り状を荷物貼って送る→発送通知をする
工程はこれだけです、the simple.
ファミマは自分で貼り付けですが、ヤマトは入口でキョドってると親切な受付のお姉さんが色々手伝ってくれます
ちなみに注文が大量にある場合は予め二次元バーコードを家で全て印刷しておくと
送り状発行をまとめて行えてスムーズなのだそうです(元記事失念)
基本的に私は営業所持ち込み(大体19時くらいまで当日発送)で送付してました
【終わりに】
最悪一冊も売れない事も想定して出した我が本ですが、思った以上に手に取って頂けました
このへんの思いを全て書くとキモさ溢れる長文が出来てしまうので省略しますが
一言でいうと本を出して良かったです
己で同人誌を出してみて思う事は、なんというか同人活動の解像度?が上がりました
専業作家でもない限り普段の生活と並行しながら空いてる時間で作成されてるわけで、物理本が出るのは奇跡なんですね
そんな感謝の心を持ちながら今度は推しの同人誌を座して待とうと思います! どっとはらい!