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55.あなたは大丈夫?意識すべきくすぐりマナー3選


どうも。くすぐりフェチのフロスです。


過去のブログも読んでる人なら、お分かりかも知れないのですが、私はイベントにたくさん顔を出すようにしています。

嬉しい事にイベントレポを読んだ方から「俺も行きたいな」「私もここなら行けるかも」と言ってもらえる事があります。


それ故に「イベントに参加してみたい!」と思っている人ほど見てほしい内容なのです!


とあるぐら女性からTwitterでDMを頂きました。

その内容はイベントで実際に起こったぐら女性のお悩みでした。


お悩みの言葉をストレートに言うなら「やられて嫌だった事」です。


私はそのDMを読んだ時、私に伝える事すらも不安が募っていたのではないかと思います。そんな中で送ってくださった勇気あるメッセージに感謝しております。


やられた側は嫌だった事をその場で相手に伝えたくても、イベントの雰囲気を壊したくないと考える。

仮にやった側に伝えても、簡単にあしらわれてしまう。そうなるとやられた側は「言っても無駄だから……」と我慢するしかなく、伝えられない…

それって不公平ですよね。相手がいるから満足させてもらえてるのに、遊んだ相手の片方しか満足していないのですから。


ぐりは主導的でぐらは受動的なので、構造上ぐりが批判を受けやすいのは分かります。(ぐりは自分のやりたいように出来るからね)

でも、そんな事とっくに分かってるはずなんだから、相手の気持ちに寄り添う事を忘れるんじゃないよ!って話です。


そんなこともあり、そのぐら女性はブログでくすぐりの教科書を作成している私に正直に悩みをお話してくださいました。


当然ですが私はその経験がないから、ぐら女性目線で語ることは出来ませんでしたが、リアルな体験談を聞いて「なるほど」となる内容でした。


でもね。勘違いしないで頂きたいのはやってしまった人が悪い訳ではないんですよ。

何が悪いってそんな大事な事を教えてくれる人がいないのが悪いと私は考えています。だって本当に嫌われる事を、わざわざ相手にしたいなんて思う人いないでしょ。


そう。だから教えていない私が悪いのです!

さっきまで「フロスてめぇ何自分の事棚に上げてんだよ!」って言いたくて、もう喉まできてたでしょ?笑

お相手もオブラートに包んで優しく教えて下さいましたが、全て私の事だったんですよね……本当にすみませんでした!!!(自意識過剰)


前置きとフェチツイが長い私ですが、今回はぐら女性が感じる嫌な事を理解する事で、今後のイベントをみんなが楽しめるイベントになるようフェチ同士で協力できれば嬉しく思います!

今回はいつも通りに書くことに飽きてしまい、小説風に書いてみたので私の突発的なノリにお付き合いください笑


○登場人物紹介○

【グリス】
ぐら女性をくすぐる事が好きな男。
くすぐる事が好きすぎて、くすぐられる事の気持ちが理解できない。

【フロス】
くすぐりの教科書を作成しているくすぐりの先生。
くすぐりに対する情熱の炎が燃え尽きる事を知らない男。


■①コミュニケーションのないくすぐり■


グリス「お、Twitterを新しく始めたばかりのぐら女性を見つけたぞ!これはDM送って挨拶しないと…」

グリス「初めまして!くすぐってもいいですか?」

数分後……

グリスのDM画面「今後、この方にダイレクトメッセージを送ることが出来ません。詳細はこちら。」

グリス「うおおおおおおおおぉぉぉぉ!!!!!」


フロス「おいおい、何してんだ!そんなんじゃ、ぐら女性はOKしたくても出来ないだろうが!」

グリス「誰だお前!分かった事言うんじゃねえよ!」

フロス「じゃあ聞くぞ。ぐら女性がグリス君にDMで突然「初めまして!くすぐってください!」って言われたらなんて返す?」


グリス「そりゃ「お願いします!」でしょ」

フロス「10点。面白くもなければ本気も感じない。雀の涙ほどだが点数つけた理由は″敬語を使った″所だけだな」

グリス「はぁ!?じゃあどうやって返すのが正解なんだよ!」


フロス「万人に当てはまる正解ってのは存在しないのだよ。だけど相手によっての正解はある。まずはそれを理解した方が良い。あと答えはないから、ほとんどの人が好印象を持ってくれる事を意識した方が良い。例えば明るく面白く丁寧に敬語なんかは当てはまる。それを意識して返す事だよ」

グリス「なんやこいつ…でも相手のプロフィールにくすぐられるのが好きって書いてあるじゃねえか!」

フロス「それは本当だ。だが誰でも良いって訳じゃない。初めましての人が「マッサージされるの好きです」って公言してて、見ず知らずの素人に「初めまして!マッサージしてあげるよ!」と言われても嫌でしょ?今私はそれを見ているのだよ」

グリス「くっ……確かに俺が悪かったかも知れねぇな…」

フロス「実はイベントでも同じような事は起こっているんだ。グリス君が悪い訳じゃないよ」


グリス「えっ?」


フロス「このようなマナーを教えてくれる人がいなかったのが問題なんだ。グリス君だって教えたら悪かったと思えたじゃないか。」

グリス「フロスさん…」

フロス「教えたんだからこれからは気を付けるんだぞ。くすぐりはお互いの満足が大切だからな」

グリス「はいっ!!フロス先生!!!」

グリス君の1人前ぐり物語はここから始まるのであった。

・同意を得ても、突然「くすぐってもいいですか?」はコミュニケーション不足で相手の事が分からず不安にしてしまい、相手はくすぐられたいと思えない。NG行為です。

・最初のコミュニケーションは万人に良い印象を与える事を考えて話す。話してみて相手の事が分かってきたら、その人に合わせたコミュニケーションをしよう。

・程よくコミュニケーションが取れてから同意を得よう。

・コミュニケーションを取ろうとして近くに無言でいられると相手からしたら恐怖でしかないので、近付いたなら速やかに声をかけよう(意外に大事)


■②同意は正確に確認しよう■


グリス「くすぐりやSMの話しって普段話さないから楽しいね。めちゃくちゃ話せて良かった(残された言葉はもう分かっているんだ…)」

グリス「(ドクン…ドクン…)くすぐっても良いですか?」

ぐら女性「…いいですよ」

グリス「(うおおおおお!!)じゃあ脇腹から失礼して…」

ぐら女性「ふふふっ。あーそこダメ…」

グリス「へぇーここ弱いんだ(うおおおおおぉぉぉ!!なんて可愛いんだ!!いつまでも終わらなければ良いのに!!)」

ぐら女性「ダメ…やだ…あはは!くすぐったい!」

グリス「(やべぇ…!何だこの感覚は……!俺の指で相手が悶えている!!これはもう、俺にも止められねぇ……!!)」

ぐら女性「きゃぁ!!そこは触らないで…!!」

グリス「あーここも弱いんだね(素直じゃねぇな。他のぐりはごまかせても、俺はごまかせないぜ?)」

ぐら女性「本当にそこはダメだって!!」

グリス「良い顔してるよ(嫌がってる感じもたまらねぇなぁ!!このままゆっくり下に手を…)」

フロス「バカ野郎!分かってないのはグリス君の方だぞ!」


グリス「!?フロスさん?」

フロス「嫌な事を続けたら、せっかく築いた関係も台無しだ!一旦中止だ中止!!」

グリス「何言ってるんですか!これからって時じゃないんですか!」

フロス「何で手を止めて確認しなかった!くすぐりは、やられたら笑ってしまうから本当に嫌でも嫌がってるように見えないんだよ!だから、くすぐりを一旦やめて確認する必要があるんだ!」

グリス「そうだったんだ…でも、そんな事を言われても手を止めない人だっているじゃないですか!」

フロス「それはね、お互い初めましての人ではないはずだよ。既に信頼関係が築けているんだ。コミュニケーションの中で同意を既に得ていたり、関係性で許されている事もある」

グリス「なるほど…俺が見てないだけで既に関係性を築けていたんだね…」

フロス「まるで私の若い頃を見ているようだよ。グリス君はぐりだから、くすぐりながら叫びまくっていた心の声もよく分かる。だが、それ故に周りが見えなくなってしまったようだな。」

グリス「心の声も読まれていたのかよ…何だか急に冷めたわ……本当に嫌な事をしてしまい申し訳ない……」

フロス「はっはっは。感情的になったら言うこと聞かないと思ってるかも知れないが、実は人って冷静に判断出来る生き物だよ」

フロス「例えばさっきまで怒鳴っていた人が、急に怒りの矛先と関係ないお客様の電話に出たときって何事も無かったように喋れるだろ?」

グリス「確かに…!」

フロス「あんなに興奮していたグリス君だって私が来たら大人しくなったのもそうだ。本当は人間って感情をコントロール出来る生き物なんだよ。つまり感情が言うこと聞かないは言い訳だよ」

グリス「くっ…情けない」

フロス「グリス君は失敗で終わらせない人だと信じてるよ。失敗は成功の道しるべになるんだ」

グリス「…はいっ!フロス大先生!!」


・プレイ中に他の人が勝手に入り込むのは止めましょう。その場で同意を求められると断りづらいのも分かりますが断りましょう。

断れなくて嫌な思いをしたと言うのは、気持ちは分かりますが、個人的には断れなかった方にも責任があると考えてます。断る判断に関しては相手関係ありませんからね。

・同意を得ていないプレイは行わない。エロい部位をくすぐる、他のフェチな事をする等、確認はこまめにするくらいで良いと思ってます。その場で確認が嫌なら、事前に話し合っておきましょう。

・本当にやめてほしいかどうかの判断をする時は手を止めましょう。相手よりも自分が冷静になれるのが良いです。


■③容姿に気を配ろう■


グリス心の声「(イベントにはいろんな人がいるなぁ…あの人男から見てもカッコいいし、そりゃモテるよな…)」

フロス「ん?呼んだか?」


グリス「何も言ってないのに返事するなよ…しかもてめぇじゃねぇ!!ほら、あそこにいる背が高くて清潔感もある人。どんなセックスしたらあんな子が生まれるんだ…」

フロス「世の中は不公平だからな。でもだからこそ面白い。皆同じだったら世の中つまらないし、私は平等を好まない」


グリス「俺もイケメンに生まれ変わって、あんな風にちやほやされたいなぁ…」

フロス「グリス君は、あの人がイケメンだからちやほやされてると思っているようだけど、少し違うぞ」


グリス君「えっ?何か違うことあります?ぐら女性は皆イケメンにくすぐられたいでしょ」


フロス「確かに。イケメンに生まれた人が有利なのは間違いない。ただ、イケメンがイケメンなのは、外見や内面もカッコよくなろうと努力して、その結果を残してるからカッコいいんだ」

グリス「そうか。じゃあ俺も努力次第でイケメンになれるんだな!」


フロス「イケメンにはなれないけど、カッコよくはなれるぞ」

グリス「さらっと心に鋭利なものを刺すなよ…泣。教えてくれよ…フロス神!!」


清潔感を保とう。よれよれのTシャツや無精髭等は改めよう。洋服だけでなく、髪型、眉毛等を変えると見た目の印象は大きく変わる。第一印象でくすぐる、くすぐられる対象になるかはここで大きく左右される。

・外見も内面も大人っぽい雰囲気を出そう。子供っぽい印象だと頼りにならなく感じ、モテにくいぞ!



■終わりに■

いかがだったでしょうか?

くすぐり好きの男の私には、実際にあった怖い話…ではなくぐら女性から聞いたお悩みのお話でした。

イベントにたくさん参加してきた私ですが、まだまだマナーとして守らなければならない事が浸透出来ていないんだな実感しております。

だからと言ってイベントは楽しい事に変わりはないし、続けてほしいと思ってますので、皆で最低限のマナーを守りながら1人のフェチとして、楽しくくすぐりイベントが行える事を願っております。

私自身くすぐりフェチであり、仲間と一緒に界隈を盛り上げて、自分にできる事を考えていたら教科書という形にたどり着きました。

「こんな内容を記事にしてほしい!」「これってどうなの?」等あればコメント頂けると嬉しいです!

出来るだけ記事にしていきたいと思います!
最後まで閲覧いただきありがとうございました!!!

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