CRプログラムへの長い長い道のり...
こんにちは!Nです。
本日は私がなぜCRプログラムを応募したか、そして参加に至るまでの長い道のりをお話ししたいと思います。
CRプログラムについてはこちら↓
幼少期からディズニー英才教育を受けて育つ
千葉県で生まれ、0歳児から年パス保有の母に連れられ毎週インパし、暇さえあればディズニー映画を観る。地方へ引っ越し後も家族で毎年ディズニーに旅行へ行くような、まさにディズニーの英才教育を受けて育った私。
そんな私が幼少期好きだった映画は「ポカホンタス」「ムーラン」そして「メリーポピンズ」…普通、小さい女の子ってアリエルだったり、シンデレラのようなプリンセスを好きになるイメージですよね。一風変わった女の子でした。
人見知りしない+キャラクター大好き+小さい子供という奇跡の能力を持っていた私は、キャラグリでいつも無双していたそうです。メリーポピンズのペンギンたちに両手を繋いでもらって散歩する写真やポカホンタスとジョンスミスのペアグリの写真は、幼いながらも当時の私の宝物でしたね…物心がついた頃から、ディズニーがとても楽しくて夢の国だという意識は他の同世代と比べると強い方だったかなと思います。
ディズニーで働くという夢
毎年恒例だった家族旅行@ディズニーも、私が高校生に入り自然となくなっていきました。大学2年生の時に少し留学に行っており、帰国したタイミングで久しぶりに家族水入らずでディズニー旅行に行きました。
まさかこの旅行が人生の転機になるとは思いもせず…
その時に観たワンマンズドリームに感動と衝撃を受けました。今でもあの時の光景は鮮明に覚えています。何度も見たことのあるショーのはずなのに、全てが新鮮でとても舞台の上にいる人、そしてその会場にいる人全てがキラキラして見えて気付けば涙が零れていました。
その瞬間「ああ、これがディズニーか」と、今まで何も考えていなかった私のディズニーを見る目がガラリと変わって、ただ楽しいだけじゃなく人の心を動かして感動も与えられるエンターテイメントなんてすごい!と思うようになりました。
いつしかそんな気持ちが「私も働いてみたい」に代わったのが大きなきっかけとなります。「人に夢や感動を与えられる場所の一部になりたい」、それが私のCRプログラムの1番の志望動機でした。
CRプログラムとの出会い
そこからは、ぼんやりとディズニーで働くことを目標に大学生活を過ごしました。が…在学中に留学を経験、そして海外旅行が趣味だった私。また元々英語を得意としていたこともあり「海外で働いて住みたいな」という気持ちも芽生え、いつからかその気持ちがディズニーで働きたい気持ちを上回るようになります。
当時の私には海外で働く=ワーホリという選択肢しかなく、就活もせず能天気に大学卒業後もアルバイト先へそのまま契約社員として就職しました。「お金が貯まり次第、どこか海外に行けばいいや」という、今思えばバカ丸出しの浅はかな考え…….
そんな私を見かねた友人が代わりに見つけたCRプログラム。当時はen転職やマイナビ等の求人サイトに載っていました。これが私がCRプログラムの存在を知ったきっかけとなります。運命ですよね、友人に感謝。
「海外で働く」+「ディズニーで働く」+「しかも場所はワーホリでは行けないアメリカ」という当時の自分にとって完全に良いとこどりのCRプログラム。そして実は私、留学していた際に孤児院の子供たちへ日本の遊びを紹介するボランティア活動をしていました。まさかこのプログラムは自分のためにあるのでは…?と思うほどの好条件。そんな魅力的なプログラム、参加しないわけにはいかない!
し・か・し!
その時点でエントリー締め切りまであと1週間しかない状況で、あれこれ悩んでいる暇はありませんでした。応募するかしないか、の二択。後悔するならやって後悔!と思い、急いで履歴書と自己推薦状の内容を考えました…そして締め切りの4日前に書類応募完了…バタバタでしたね。よく受かったなと思います。
今考えても当時の私、行動力すごい。
これが2019年のお話です。もう5年も前ですね…
長い長いお預け状態…
さて、なぜ私が5年前の話をしているかというと…
過去の記事でさらっとお話しましたが、私は本来2019年選考の2020年渡米でした。
2020年といえば、そう。あの年です。渡米直前にビザの発給が止まり、渡米延期という形になりました(当時はコロナがいつ収束するかわかりませんでしたね…)この時点でいつ渡米できるかがわからない、声がかかればすぐ渡米になるため待機していてほしいとのことでした。が、惜しくもそこから約半年後にCRプログラムの再開の目途が立たないとの連絡が来ました。
その際に、①CRプログラムの再開を待つ②今回の渡米は辞退し、今後の渡米に再応募する③今回の渡米を辞退し、今後も応募しない の三択で返事をする必要がありました。実質の中止ですね。ただ私はここで諦めるわけにはいかず、①を選択し待っていました。
そこからはというと、何度も米国三越からは定期的にウォルトディズニーワールドの近況などのニュースレターが届いていました。近況を教えてもらえるのは嬉しい反面、本来なら今渡米しているのに…と思うと悲しい気持ちでいっぱいでした。ついに2021年3月にそのニュースレターも終了。「ああ、もう私の夢はここで終わりなんだ…」と思い、いつ招集がかかっても渡米できるようにしていましたが諦めて転職をしました。予定通り渡米していれば、契約期間を終えて帰国しているであろう日には胸がキュっとなりました😢
そして少しCRプログラムの存在を忘れたころの2022年4月、まだ再開の目途がたたない状況であること、そしてまだ参加を希望しているかというアンケートが届きます。
改めて考えなおしても「いつになるかわからないけど行きたい気持ちはあるな」と思い、参加を希望する旨を回答しました。
そして運命を変えることとなる忘れもしない2022年8月、ついに!再開の連絡が来ました。
当時入社1年にして出世の道を歩んでいた私にとっては、年齢やキャリアが心配で真剣に悩みました。今ここで行かないと絶対に後悔する、もし行って失敗してもまだ20代だしなんとかなるだろうと思い参加を決めました。
このCRプログラムを応募した2019年から参加する2023年まで丸四年間、ほんっとーーーーーーーに長かった。現時点で社会人生活の全てを捧げたといっても過言ではないし、四年待って渡米はたったの一年…と思ってしまう部分ももちろんありました。でもこれだけは声を大にして言えます。
当時の自分、その決断をしてくれて本当にありがとう!
参加を迷っている方へ
今CRプログラムの参加を迷っている方へも、絶対に参加する価値があるよと背中を押してあげたいです。しんどいことももちろん沢山ありますが、それ以上の経験値や楽しい思い出が出来ます。ゲストに元気をもらう日もあります。きっと私の走馬灯には5割くらいCR生としての思い出が出てくるのでは…?と思うくらいかけがえのない毎日を過ごすことが出来ました。
キャリアも大事ですが、正直人生どうにでもなります。(キャリアを諦め退職した会社へ帰国後再雇用してもらった人がここにいます!)もし本当に参加したい気持ちがあるなら、その気持ちを大事にしてください。
Life is not a spectator sport.
これは映画「ノートルダムの鐘」で塔の上からパリの街を羨ましそうに見下ろすカジモドへガーゴイルのラヴァーンが言った言葉です。「人生は観戦スポーツじゃないんだよ」この言葉は私の一番の座右の銘です。
観ているだけじゃ何も始まらない、行動しなきゃ!という気持ちにさせてくれる言葉です。
次回はこちらの記事の続き、もしくはウォルトディズニーワールドのキャストの生活を詳しく紹介したいと思っております✨
See ya real soon!! 🐭✨