週末重賞展望|有馬記念・阪神カップ
【阪神カップ】
◆注目馬
ウイングレイテスト
昨年スワンSでは同舞台で重賞制覇。当時負かした馬はルガル・ウインマーベル・グレナディアガーズなど超強力でポテンシャルの高さを証明する走りだった。スプリンターズSこそ不利な大外枠からハイペースを追いかけて大敗したが、函館スプリントSでは59kg背負ってサトノレーヴと接戦するなど能力はまだまだ上位にいるはず。人気薄になると思うが、能力・実績共に大きく劣る印象はない。
【有馬記念】
◆注目馬
ダノンデサイル
1990年以降、不良馬場を除く日本ダービーにおいて"2着に0.3秒差以上"つけて勝利した馬は表の9頭。早期引退の2頭を除けば、全頭が後にG1を2勝以上した超名馬。ダノンデサイルは今年の日本ダービーで2着ジャスティンミラノに0.4秒差をつけて完勝し、この条件に該当。また、今年の日本ダービーは前半5F62.2秒の超スローペース。「着差が開きづらいスローペースでこの走りはかなり優秀なのでは?」と思い調べてみると、前半5F62秒以上(超スロー)の日本ダービーでこれほど2着馬に差をつける走りをした馬は不在で、高いポテンシャルを示した内容と言える。負かした相手も優秀で、3着シンエンペラーはジャパンCでドウデュースにクビ差、9着シックスペンスはG1好走馬多数のHレベル毎日王冠勝ち馬、その他皐月賞・菊花賞の上位馬など。前走菊花賞こそ不利のオンパレードで競馬にならなかったが、無難に走れば世代最上位であることは間違いない。ここは斤量恩恵もあるし、その他有力馬比較でポジションを取れる利点もあるし、上位争いに絡んでくる1頭と見ている。
・・・・・・・・・・・・
▼Twitterでも毎週重賞情報ツイートしています!
▼Instagram
https://instagram.com/udon_keiba_?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA