「逃げハサミ」+「条件好転馬」②
みねたの補講とは、6月21日に上梓した単行本『競馬場と前走位置取りだけで恒常的に勝つ方法』をテキストに、より深く語りたい部分、重要なので強調したい部分などを取り上げて解説していくコラム。
前回に引き続き、「逃げハサミ」+「条件好転馬」について。
前回のコラム内で「条件好転馬」は「不利チェックの発展形」だと書きました。
「前残り決着を差してきた馬が強い」など、バイアスに反しての好走は能力の証であり、次走以降でその馬を狙う作戦は有効でしょう。
ただ、こういった不利チェック、もっといえば、バイアスに反しての好走馬狙いという概念そのものが、かなり一般化してきています。レッドオーシャン化ですね。
明らかな不利はもちろんのこと、ちょっとした不利でも、それがファンの間で共有されている嫌いがあり、オッズに織り込まれ済みという局面も目につきます。
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