京都芝Bコース最終週で差し馬の台頭をねらい撃つ
馬券ファンは目の前の全てのレースに賭けたいものであるという前提のもと、「全レース購入して回収率100%超えを達成する」ために開発された予想理論『レース質マトリックス』。
その考案者である立川優馬さんが、レース質(=どのようなレースになるか)をもとに、回収率を底上げする方法を伝授してくれます。
立川優馬の最新刊『回収率を5%ずつ底上げしていくレース質マトリックス馬券教本 実践編』は好評発売中。イラストやデータ等を交えて、回収率を底上げするための様々な技術を収録しているので、ご興味がある方はぜひ手に取ってご覧いただければ幸いです。
●今回のポイント
先週の注目レースに挙げた桜花賞では、推奨馬に挙げた桜花賞好走組が2、3着でしたが、桜花賞大敗組のチェルヴィニアが勝利したので、あまり褒められた内容ではなかったですね。桜花賞は間隔が空いてのものだったので、2戦目+ルメール騎手の騎乗技術のすばらしさを改めて感じました。
さて、今週はダービーを迎えますが、実はダービーについてはnetkeibaのコラムに詳しく書いてしまったので、あえて別のところにスポットを当ててみましょう。
ちなみに今週末からnetkeibaのウマい馬券に参加させていただくことになりました。週末にはダービーLIVE配信にも出演します。みねたさんのすばらしい実績には遠く及ばない身ですが、頑張りますのでご興味のある方はご覧ください。
●変則開催による馬場造成やコースローテの違いを確認しよう
昨年までは京都競馬場の改修工事に伴って、重賞の施行コースやコースローテなどが大きく変わっていました。ようやく通常開催に戻ったのもつかの間、今年は阪神競馬場の改修工事のため、京都開催がロングラン開催となることが決まっています。この春の京都も宝塚記念が施行される6月23日(日)まで、京都でレースが行われます。
このことに伴っていくつか例年と違う点が出てきています。まずは、京都芝の馬場造成がロングラン開催に耐えられるように硬くなったことで、例年以上の高速馬場になっている点です。先週の日曜の京都芝クッション値は10.8と非常に高く、雨の影響が出るまでは数週にわたって超高速馬場でレースが行われていました。その結果、高速決着でラチ沿いを通す馬が恵まれたり、先行馬が止まらなくても高速上がりで差し切られたりするシーンが見受けられました。
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