
大敗の原因を探る
写真を見てもらうと分かるように、10月は20万円弱パチスロで負けてしまいました。ピークでは30万円を超える負けにまで膨らんでいたため戻したといえば戻した。パチスロ1回で使う投資額の大きさを考えるとこんなもんかと。とも考えられますが、今年月間では2度目のマイナス、しかもワースト(前回は7月の-2万円)なのでしっかり原因を把握しておこうと、備忘録的な感じで今日は分析していこうと思います。

●勝った機種
からくりサーカス…322000円(高設定狙い7・ゾーン狙い3)
もうかれこれ1年近く自分のメイン機種で、これで勝ってるからまだパチスロを打てているという感覚はあります。ただ、今月は高設定をそれなりにツモっているのに結果は出ず、ゾーンや天井狙いで座った時に噴くというちょっとあべこべな感じは否めませんでした。もっとシビアに考えるならちょっと設定4が多すぎるというのはあるかもしれません。いつもなら設定6だったところが設定4に落ちているということは、それだけで時間効率が落ちますし、そもそもホールの体力が落ちていることも考慮せざるを得ません。
ホールの体力が落ちている要因は「高い機械代と短い寿命で自転車操業になっている」こと。これに尽きます。ここ1年位は特にその傾向が顕著で中小規模のホールはかなり厳しい印象を受けます。近々ではモンキーターンの戦力外、満を持して登場したリゼロ2がコケたことでさらに悪くなってきています。ちょっとホール状況を甘く見積もり過ぎたかもしれません。
ストリートファイター5…10000円(高設定狙い10…ただし設定はほぼ1)
特に言うことなし。もう設置はほとんどありません。
●負けた機種
沖ドキGOLD…-5000円
黄門ちゃま天…-8000円
ファミスタ…-10000円
銭形…-26000円
ディスクアップ2…-30000円
鬼武者3…-39000円
トロピカーナ…-39000円
ヴァルヴレイヴ…-50000円
チバリヨ2…-63000円
沖ドキブラック…-79000円
南国育ち…-171000円
この中で高設定狙いで負けたのはヴァルヴレイヴだけ。しかも設定4以上が出て、ホール状況的には全台設定6まであるような状況なので負けてもやむなしと言ったところ。ファミスタとディスクアップ2の技術介入系も一応機械割100%を超えているマシンですからこれまたしょうがない。これを除くと…負けの主な要因は沖スロの不調ですね。チバリヨ2に関しては立ち回りにも自信がありますが、如何せん波が荒すぎるのでこれくらいは負けても仕方ないといった感じ。設定6が入ってないとやはり大勝ちは難しいですね。沖ドキブラックに関してはまだ立ち回りがフワっとしているところがあるのは自分でも感じていて、立ち回りを固めるために少しづづ手を出しているのですが、リスクに対してリターンが小さすぎるような気がしています。南国育ちに関しては悪い台は打ってないと思うのですが、モード(通常B以上)だけで押すとやはり設定が入ってない状況だと安定しない。これは打ち始めのゲーム数をちょっと遅くする等の対応が必要かと。
あと総合的に見て試行回数が少ないのも原因の一つかなとも考えています。もし立ち回りが間違ってないのであれば、あとは収束させるまで打てるかどうかという勝負になりますからね。これだけ試行回数が積めるパチスロでさえ月単位で負けることはザラにありますから、試行回数が積みにくい競馬はもっと大変。最低でも年単位で考えるべきでしょうね。
「年間〇〇レース参加、的中率○○%、回収率○○%」
という目標をしっかり立てたうえで、年単位でこなせる人が真の強者だと思います。もう11月ですけど!
【今週の推定設定6】
土曜京都8R 13オコタンペ(佐々木J)
寒椿賞でラムジェットと0.6差。次走の条件戦でエートラックスと0.5差で能力は充分。現在1人気のモズナイスバディーに1.5差をつけて走った経験もあり、正直意味がわからないオッズの様相。鞍上も強化されて一発回答があっても驚かない。単勝10倍つけば設定6でしょう。
赤坂テンパイ
パチスロライター。勝負にこだわった店選び、立ち回りを披露する“ガチ系”。勝ち負けをズバッと言い切るトークが持ち味。「狭く深く」が信条で一度ハマったギャンブルはとことんやりつくす。著書に『赤テン 巻一』『勝負師の一打~赤坂テンパイの流儀~』(原案・取材協力)。24年9月28日より『ウマい馬券』に参加。
X(旧ツイッター) @genkiakasaka