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『FRONT RUNNER』内だからこそ話す資金計画の“本音

みねたの補講とは、単行本『競馬場と前走位置取りだけで恒常的に勝つ方法』をテキストに、より深く語りたい部分、重要なので強調したい部分などを取り上げて解説していくコラム。

先週の補講でも触れましたが、『亀谷競馬サロン』の無料コラムは幅広い層のファンが読むので、『FRONT RUNNER』との差別化も意識して、ライトユーザーに向けた記事を書くこと意識しています。
何か例示する際にも『FRONT RUNNER』コンテンツに関するものを全面に押し出すことはできません。

今回は、先週の『亀谷競馬サロン』で書いた「今年こそ守りたい、馬券の資金計画 特別編」の補足を少し。

私が口を酸っぱくして「資金計画」について説くのは、「当たった時に限って買っていない」という事態を避けて欲しいからです。
そのわかりやすい例が【天狐の高期待値馬】。こちらは原稿執筆時点で1262頭出走して以下のような成績を収めています。

S高期待値馬 65頭 117.8%
A高期待値馬 237頭 114.3%
B高期待値馬 576頭 101%
C高期待値馬 384頭 170.9%

このように、どれを買ってもプラスという数字で、仮に1万円ずつベタ買いしたら200万円以上のプラスになっています。
ただ、もし仮に、個人の判断で「この高期待値馬は買えない」として、1月6日中山4Rのホウオウフロイトを買い目から外していたら?途端にプラスマイナスゼロの水準になってしまいます。

同じ高期待値馬でも、S高期待値馬の勝率は約16%あるのに対しC高期待値馬の勝率は1.8%ほど。ざっくりと前者は6回に1回、後者は50回に1回ほどの確率ということになります。
10倍ハマりに耐えられると考えたら、資金分割の目安は前者が1/60、後者が1/500ですね。つまり競馬資金が50万円だとしたら、前者には8300円、後者には1000円賭けられるという計算です。

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