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ダイアモンドターンで至福の時間
みなさんこんにちは。天皇賞秋はリバティアイランドから勝負して外れた藤森です。
いったいどうしたんだい、リバティちゃん。
相手はダービーを好走している馬が良いと思って、ドウデュースとソールオリエンスにしたのですがタスティエーラを軽視していました。ごめんね、そうだよね、ダービー馬なのに舐められすぎだよね……。
リバティちゃんから買っているので全然だめなのですが、タスティエーラが2着にきたことで何かすごく美味しい穴馬券を取り逃した気分です。悲しいので競馬を引退します。
先日、久しぶりに大井競馬場に足を運んできました。今回の目的地は、なんと「ダイアモンドターン」という豪華な指定席。競馬好きなら一度は聞いたことがあるかもしれません。ダイアモンドターンは、まさにVIP感満載のレストランで、ビュッフェスタイルで食事やお酒を楽しみながら、目の前のレースを一望できるガラス張りの特等席です。馬券購入もすぐにできるという、競馬ファンには夢のような空間。これは、以前「ウマきゅん」というTCK公式YouTubeライブ番組に出演した際、回収率No.1決定戦で優勝し、その際の賞品としていただいたペアチケットがきっかけでした。
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実は、ダイアモンドターンに来るのはこれが2回目。前回訪れたのは何年も前のことだったので、すっかり新鮮な気持ちで、まるで初めてのように楽しんできました。今回一緒に行ったのは父親。父は競馬好きで、毎年大みそかに大井競馬に2人で行くのが恒例となっています。普通、ビュッフェスタイルと聞くと、時間制限があるイメージを持つかもしれませんが、ダイアモンドターンは違います。なんと、オープンから最終レースの払戻確定まで、最大で6時間以上も食べ放題・飲み放題!その上、出入り自由という贅沢さ。これは競馬だけではなく、食事や会話、景色まで存分に楽しめる特別な体験です。
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メニューも驚きの充実ぶり。冷菜、温菜、肉料理、デザートと、和・洋・中の料理がそろっており、決まった時間になると、焼き立てのピザや、ローストビーフが出てきます。最初は「ここにいるとパドックに行く時間がなくなるかも…」なんて思っていましたが、そんな心配は無用でした。むしろ、食べ過ぎたことで「ちょっと運動しようかな」と思い立ち、パドックまでの道のりがいい運動に。馬を見に行きながら馬券を買い、再びダイアモンドターンに戻ってレース観戦。これこそが競馬ファンにとっての至福の時間。
父も久しぶりの競馬場を満喫し、会話も弾み、共に笑い、勝負の結果に一喜一憂。競馬の魅力って、単なるギャンブルではなく、こうした「人と共有する時間」や「場所の雰囲気」が特別なんですよね。馬券のほうはちょい負け。ちょい負けだったら「勝ち」なんですよ!
皆さんもぜひ、機会があれば「ダイアモンドターン」で特別な時間を過ごしてみてください。競馬がもっと好きになること間違いなしです!
さて、今週はいよいよ競馬デビューです!
狙っているのはみやこSのオメガギネス。
まあここは楽に通過するでしょう。とりあえず馬券を当てて転がしたいところです!
ふじもりてつや
1987年生まれ。将棋棋士 五段。「迷ったら攻める」「攻めっ気120%」の棋風で知られる。映画 「3月のライオン」 前編・後編では俳優陣への将棋指導・監修を担当するなど、将棋の普及に尽力しており、自身のYouTube『将棋放浪記』は、チャンネル登録者数16.7万人を誇る。著書多数。
YouTubeチャンネル:将棋放浪記