週末重賞展望|秋華賞・府中牝馬S
【府中牝馬S】
◆注目馬
ライラック
昨年府中牝馬Sを評価。終いまで脚色良く、ルージュエヴァイユ・フィアスプライドらG1好走馬相手に互角の走り優秀。続くエリザベス女王杯でも上位と遜色ないパフォーマンスを見せており、G1で好勝負できるくらいの素質がある馬。春は全く走らなかったが、輸送で馬体減らす馬の始動戦に阪神競馬場を選んだことが尾を引いた印象。ヴィクトリアマイルに関しても直線全く反応が無く、鞍上もまともに追っていないことから力負けではない。昨年・一昨年同様、十分な休養を取って関東圏から始動できるなら今回は巻き返しあっても。
【秋華賞】
◆注目馬
ランスオブクイーン
オークス5着の内容評価。前半5F57.7秒のハイペースを大外18番枠から2番手集団につけて先行、直線入口先頭に立たされる不利な立ち回りになったがクイーンズウォークとハナ差。文句なしに重賞級の走りだった。1勝クラスは危なげなく完勝(2.11.3)。馬場・ペースが違うとはいえ今夏新潟芝2200mで行われたピースワンデュック戦(2.11.9)、ヘデントール戦(2.12.4)と比較しても上位の時計優秀。前走の夕月特別は3着に敗れてしまったが、内有利の馬場で4頭分以上外を回し続けてタイム差無し3着なら勝ちに等しい内容。勝ち馬は次走3勝クラスで勝ち負けの走りだったし評価できる。血統・生産等のプロフィールが地味なタイプで実績ほど売れないだろうし妙味がありそう。
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