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新規ホール開拓の3日間で感じたこと

 ここ3日程、パチスロを打てる店を新規開拓しようと神奈川県のホールを色々と見回ってきました。今日はそこで感じたことを備忘録的に書いてみようかと思います。

●強い日が強い日ではなくなっている可能性
 3日間とも「〇の付く日は○○」という特定日がはっきりしているホールに行ったのですが、意外とお客さんが少ないイメージを受けました。その客付きに比例しているかのようにホール内の活気は悪く、設定も入っていないように見えました。
昔の強い日が全く強くないという可能性は今年の年初から見え隠れしていて、その顕著な例が「マルハングループの東日本が元旦にスマスロ北斗を全6にした」というニュース。マルハンと言えば業界最大手グループで、強い日が「7の付く日」というのはパチンコパチスロを打つ人なら一度は耳にしたことがあるでしょう。元旦にそんなサプライズを仕掛けるなんてすごい! ということでこのニュースは一気にSNSを席巻したのですが、今思い返すとこれは結構なヒントだったのでは? と思うわけです。従来であれば1月1日よりも1月7日に仕掛けてもいいところを1月1日。元旦というインパクトに隠れてしまいがちですが、実は「常連に還元したい」という意思の現れだったのではないかと。
 今はネットで調べれば強い(と言われている)日なんて誰にでも検索出来るわけです。そんなところを狙ってくる人は常連客じゃない可能性が高い。だからもう抜きに回しているホールが多いのではないか? と、この3日で感じたのです。

●ホールを新規開拓する際のポイント
仮にこの読みがハズれていたとすると特定日に多くの人が集まるわけですが、そうすると、自分がいつも言っている「ホールの設定配分と心中することになる」になります。そこで高設定をツモれる確率と、高設定をツモった時にしっかり収束させること。この2つを掛け合わせると何回試行回数をこなせばいいのかわかりません。やはり高設定狙いというのはハイリスクハイリターンの立ち回りなのです。
 ではホールを新規開拓する時はどうすればいいのか。それは「設定確定演出が見えるまで我慢」する。これに尽きると思います。
 パチスロで一番負けるパターンは「高設定が入っていないホールで朝から高設定狙いをすること」。これをまず第一に防がなくてはなりません。強い日だからといって無策で攻めに行くのは竹やりで戦車に突っ込むようなもの。まずは高設定狙い以外の天井やゾーン狙いで攻めてみて、そこで高設定確定演出が出た。もしくは他人の台で出たのを確認した後に、朝から攻めてみる。これくらいディフェンシブでいいと思います。天井やゾーン狙いが出来る環境となると特定日じゃないことが多く、通常営業がほとんどだと思いますが、通常営業に入っている方が断然価値が高い(自分以外の人がここに高設定を使っているということを知らない可能性が高いという意味で)ということも覚えておきましょう。

確定画面を見てからで充分です!

昨今、どこのホールに行っても訳のわからないイベントや取材が乱立していて4号機時代のガセイベを彷彿とする環境、スマスロメインになって大量出玉が多く派手になって周りの挙動に惑わされがちになりますが、くれぐれも大振りせずにコンパクトに狙いを絞っていくことをオススメします。

【今週の推定設定6】
中京5R 10シャルクハフト(ルメートルJ)
前走はスタート後に1馬身手前くらいで落馬が発生しその影響でやや外を回らされた。直前までずっと最後方からのレースになり、さらにペースもかなりスローになったとあれば情状酌量の余地はある。末脚は常に安定して繰り出せるのであとはルメートルJの手腕に期待。前走と同じ単勝45倍もらえれば設定6でしょう。

赤坂テンパイ
パチスロライター。勝負にこだわった店選び、立ち回りを披露する“ガチ系”。勝ち負けをズバッと言い切るトークが持ち味。「狭く深く」が信条で一度ハマったギャンブルはとことんやりつくす。著書に『赤テン 巻一』『勝負師の一打~赤坂テンパイの流儀~』(原案・取材協力)。24年9月28日より『ウマい馬券』に参加。
X(旧ツイッター) @genkiakasaka


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