あまのじゃく精神をバネにして
あまのじゃくとは、わざと人に逆らう言動をする人、ひねくれ者。辞書を引くと最初に出てくる説明文はそうなっていますが、本来は悪い鬼のことでモノマネがうまく他人の心を探るのが得意なんですって!
これまで主役をやることよりも、モブでいることが多い人生でした。舞台で主演やヒロインを演じたことはありますが、映画やドラマではセリフが2つ以上あったらラッキー!そんな現場ばかり。それでも出られることが嬉しくて、家族や友達に報告して自分でオンエアを観てホクホクした気持ちになる♪その繰り返しでした。でも現場はそんな楽しい気持ちばかりではいられません。
基本的にスタッフの皆様は丁寧で分け隔てなく接してくれる人がほとんどです。売れている俳優さんと私のようなモブへの対応も変えることなく対応してくれます。ただ中には、あからさまに態度を変えてくるタイプがいまして(笑)。
映画の撮影でそれこそセリフが1〜2つくらいの役でした。朝から衣装に着替えて、メイクしてもらって数秒撮影したら終わり。それでも自分の中では「映画だ!撮影だ!」と気合が入っていました。
そんな中、メイクをしてもらっていた時のことです。髪が短かったのもあってアレンジしてもらうこともなく、ヘアアイロンでちょっと寝癖を直す程度だったのですが、メイクさんがアシスタントさんに「その子はささっとやるだけでいいよ。表面だけやっとけばバレないから。メイクも適当にやっといて」と言い残して去っていきました。
いや分かるよ!もっと時間を割くべき場所があることも、そんなにメイクする必要がないことも分かる。だけど聞こえるところで言う必要なくない??
この人が凄いメイクさんなのか有名な方なのか私は知らないし、たとえ凄い方だったとしても、私はこの人とまたお仕事したいとは思わないからね!!私の心の中のあまのじゃくが呟きました。
でもそこで腐ってしまうと私も同じ人間になってしまう。だから私はひねくれる度に、いつかその人たちが手のひらを返したくなる存在になるぞと心に誓い、あまのじゃく精神をバネにするのでした。
さて、先週は私に一番ふさわしい”天の川賞”がありました。これは的中させてドヤ顔をしたいところ!
まずはその前日の福島8Rで渾身の一鞍勝負をしたところ、「危険な上位人気馬」のヤマニンエンディマが1着。「どこが危険やねん!」とツッコミたくなりましたが、天の川賞取れば全てチャラだから!
そしていよいよ9日日曜日。「危険な上位人気馬」がいた中京8Rで、ルーカスミノルを軸にした読みは良かったのに、3着は12番人気のクラップサンダー…買えるかー!!(笑)
私のレースとも言える”天の川賞”はハッスルダンクが圧倒的人気でしたが、お姫様になりたい私の本命は2番人気のカフェプリンセス。しかしまさかのアシタガアルサに差されて私の明日は無くなりました。。。
プロキオンステークスと七夕賞に関してはボロボロ…。でもね、私が買ったレースで、ほとんど1番人気が来てないんですよ。「危険な上位人気馬」も先週に続き、とても精度が高いということが証明されました(1-3-6-12。土日で22頭走って1勝だけ…って、ヤマニンエンディマだけじゃないか!笑)。私はうまく活かし切れませんでしたが、皆様の予想と七夕のお願い事は、現実になっていますように。