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レパードSは延長馬の頭数と今年からのステップに注目
馬券ファンは目の前の全てのレースに賭けたいものであるという前提のもと、「全レース購入して回収率100%超えを達成する」ために開発された予想理論『レース質マトリックス』。
その考案者である立川優馬さんが、レース質(=どのようなレースになるか)をもとに、回収率を底上げする方法を伝授してくれます。
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立川優馬の最新刊『回収率を5%ずつ底上げしていくレース質マトリックス馬券教本 実践編』は好評発売中。イラストやデータ等を交えて、回収率を底上げするための様々な技術を収録しているので、ご興味がある方はぜひ手に取ってご覧いただければ幸いです。
今回のポイント
〇レパードSは、世代限定ダート戦がもつ「差し有利」と、コースがもつ「先行有利」のせめぎあい
〇出走馬に延長馬が多いと「差し有利」に、少ないと「先行有利」に傾きやすい
〇今年からのダート路線に整備の影響で、レパードSでは延長馬減少+短縮馬増加となるため、「先行有利」が強くなる
先週の札幌芝は、前週に比べて意外と時計が掛かるようになっていたのとともに、雨の影響が想定よりも大きく、クイーンSも珍しく渋った馬場でレースが行われました。それでも最内枠からボンドガールが2着に好走しましたが、もう少し晴れた高速馬場で見たかったのが本音。もし今週末が乾いた馬場ならまた中距離はラチ沿い有利にはなりそうですが、お天気と相談ですね。
さて、今週はエルムSとレパードSのダート重賞が2つ。エルムSは53回のコラムのとおり、外枠差し有利で問題ないので今回はレパードSに焦点を当ててみましょう。
●世代限定ダート戦のもつレース質がどの程度影響するかは延長馬の数で決まる
レパードSは3歳限定の新潟ダート1800m重賞になります。レース質マトリックスにおいては、比較的分かりやすく、再現性の高いレースと言えます。
世代限定ダート戦のもつレース質は、「外枠(内枠)・差し・短縮・ハイペース」。元来ダートは先行有利であるのに加え、2、3歳限定のダート戦では特にテンに位置を取れる馬が有利になるため、世代限定のダート条件戦及び重賞には先行馬がそろいやすく、ハイペースになりやすい傾向があります。
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